六度目の越冬 庭のツグミ

野鳥の世界 ツグミ

ここ数年、冬になると、あーちゃん宅の庭に姿を現すツグミがいたのですが、この冬は、とんと姿を見かけませんでした。今回は、もう春も間近という時期になって、ようやく庭に姿を現したツグミのツーちゃんのお話です。

この冬も、はるばるシベリアから、あーちゃん宅の庭にやって来るかな?と、首を長~くして、ツーちゃんの登場を待っていたのですが・・・一向に姿を現しませんでした。過去に大雪が降った時は、必ずといっていいほど、ツーちゃんが庭にやって来ていたのですが、今年の1月・2月の積雪時にも、姿を見かけませんでした。とうとう命運尽きた・・・?

3月に入り、日中は暖かい日が増えてきました。ある日の早朝、庭を眺めると、ツグミがいるではありませんか!「えっ、ツーちゃん?」と思ったのですが、カメラの用意が間に合わず。

翌朝、キジバトとにらみ合いをしているツグミを発見!

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2018年3月 埼玉県自宅の庭 キジバト(前)とツグミ(後)

この後、ツグミは、キジバトに追い払われてしまったのですが、その翌日も、ツグミは庭に姿を現しました。

ツグミ63
翌日も、庭にツグミが!

このツグミは、本当にツーちゃん?念のため、前の冬に撮った写真と比較してみると・・・顔と胸と背の模様がほぼ同じです。やはり、ツーちゃんです!無事で本当によかった!

ツグミ65
ツグミ(左:2018年3月、右:2017年2月)
顔と胸と背の模様がほぼ同じ

それ以降、ツーちゃんは、毎日、庭に姿を現すようになりました。

ツグミ66
庭に通い始めたツーちゃん

これで、ツーちゃんは、6度目の冬を、あーちゃん宅の周辺で迎えていたのでした。今回も、ツーちゃんの渡りを図にしてみました。

ツグミ67
6度目の渡り成功!ツーちゃん、すごい!

ところで、ツーちゃんは、何故に、今回の冬は、庭にやって来るのが遅かったのでしょうか?原因は、天敵のネコやモズがいた、他の庭で食べ物をGetしていた、などが考えられます。約2ヵ月前に見知らぬ野良ネコが、あーちゃん宅の庭を歩いているのを目撃したし、約1ヵ月半前にモズの襲来事件があったし、約1ヵ月前に近所の住宅の庭から飛び立ち、電線に止まるツグミがいて「ツーちゃん?」と思ったことがあったし。

ツーちゃんは、水をよく飲むし、水浴びもよくします。暖かくなってきたので、「あそこに水があったなー」と思い出し、あーちゃん宅の庭に通い始めたのかもしれません。

ツグミ68
水場にやって来たツーちゃん

ツグミ69
水場にチャポン!

早朝、ツーちゃんは、ナッツのかけらもついばんでいるようですが、すぐに完売してしまうため、ちゃんと食べられているかどうかは?です。少しでも、お腹の足しになっていればよいのですが。

ツグミ64
ライバルが多いけど、頑張って!

今回も、無事な姿を見せてくれてありがとう。もう少しで越冬も終わりなので、庭のライバルたちに負けずに頑張ってくださいね、ツグミのツーちゃん!チュ!

<余談>
今回ばかりは、てっきり、ツーちゃんは、どこかで命を落としてしまったと思い込んでいました。それが、3月に入って、庭でツグミの姿を見かけた時は、本当に驚いたし、同時に、ほっとしました。

ようやく姿を見せてくれたツーちゃんですが、4月中旬頃には、繁殖地のシベリアに向けて旅立ってしまいます。今回は、例年になく、観察させてもらう期間が非常に短いので、お別れとなるまでの約1ヵ月間、元気な姿を、もう少し見せてもらいたいです!

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<ツグミを脅かすもの>
繁殖地、越冬地の環境破壊:生息地がなくなります。
密猟:食用として捕獲されているという問題があるようです。

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ジャンル : 趣味・実用

モグモグタイム ベニマシコ

野鳥の世界 ベニマシコ

冬季、「フィッ、フィッ」という鳴き声を頼りに探すのが楽しみな鳥さんがいます。それは・・・かわいらしいベニマシコ!今回は、ベニマシコたちの食事タイムのお話です。

毎年、冬になるとベニマシコたちを見かける公園があります。この冬はどうかな~?と思い、行ってみると・・・早速、「フィッ、フィッ」の鳴き声が聴こえてきました。見上げると、木の上に数羽のベニマシコが!

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2018年2月 埼玉県とある公園 ベニマシコ

ベニマシコたちは、木の上や枯草の茂みなどを行ったり来たりしながら、長時間、姿を見せてくれました。

ベニマシコ29
ここにもベニマシコがいます

拡大すると、

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ベニマシコ(オス)

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ベニマシコ(メス)

ベニマシコのくちばしは、とても小さいので、食事をしている姿は、一生懸命な感じがします。しばし、ベニマシコたちのモグモグシーンをお楽しみください!

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木の上でモグモグ(オス)

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木の上でモグモグ(メス)

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枯草の上でモグモグ(オス)

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枯草の上でモグモグ(メス)

ベニマシコ36
枯れ枝の上でモグモグ(オス)

ベニマシコ37
雪の上でモグモグ(メス)

と、長らく、食事シーンを披露してくれたベニマシコたちでした。ベニマシコは警戒心の強い鳥さんなので、普段は、あまり姿を見せてはもらえないのですが、この公園のベニマシコたちは例外です。いつも、ほとんど逃げることもなく、観察させてもらえるので、これは非常に稀なケースだと思います。

春になると、繁殖地を目指して旅立つベニマシコたち。また次の冬も、元気にモグモグシーンを見せてくださいね!チュ!

<余談>
6年以上前までは、冬になると、自宅近くでも、何度かベニマシコを観察することができたのですが、ここ数年は、めっきり姿を見かけなくなったため、とても残念に思っていました。

一方、行けば必ずベニマシコに会える!というのが、上記の公園なのですが、この冬は非常に寒く、何度か雪も降ったため、大丈夫かな?と気になっていました。実際に行ってみると、元気そうな姿を見せてくれたので、本当に安心しました。このような貴重な越冬場所が、これ以上減らないことを願うばかりです

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<ベニマシコを脅かすもの>
灌木地、農耕地、藪の消失:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。

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救世主あらわる! 庭のエナガ

野鳥の世界 エナガ

農薬を使用しない!と決めてから、庭木につく虫と(手で)格闘する日々が、もう何年も続いていました。ところが、今度ばかりは、もうどうにもならない!と思われるほど、大量の虫が発生してしまい、どうしたものかと頭を悩ませていました。そんな中、自然界って、案外うまくできているなぁと感心させられた出来事があったので、今回はその紹介です。

自宅の玄関脇にミモザの木があります。その木に大量の白い虫が発生してしまいました。イセリアカイガラムシです。

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イセリアカイガラムシ

膨大な量のイセリアカイガラムシを手で駆除していたのですが、その増殖スピードの早いことといったら、あっという間に木全体が虫にのっとられてしまった感じでした。これはもう、木が枯れてしまうのは時間の問題と、半ば、あきらめかけていました。

そんなある日、ミモザの木に、白っぽい小さな野鳥が次々と飛んで来ました。なんと、なんと、エナガの群れです!約10羽ほどいて、イセリアカイガラムシを食べ始めたではありませんか!「おお~!救世主あらわる!」

エナガとの距離は、わずか2メートルほど。エナガたちは、よくぞ、こんな住宅街にまで食べ物を探しにやって来てくれました。

その後、エナガたちは日に何度も虫を食べに庭へやって来ました。何とか写真を撮れないものか?とチャレンジをしていたのですが、なかなか撮れず。そうこうしているうちに、エナガたちは繁殖のためペアとなり、2羽ずつやって来るようになりました。

ようやく、2Fから窓越しにエナガをパシャリ。

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2018年2月 埼玉県自宅の庭 エナガ

拡大すると

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ここにいます!

そして、ある日、決定的なチャンスが訪れました。イセリアカイガラムシの写真を撮ろうと、カメラを持って木の近くにいたところ、タイミングよくエナガがやって来ました!今回も、約2メートルと超至近距離での観察です。

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近い!

枝にぶら下がり、虫を探しています。

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身軽なエナガ

あちらこちらと移動しながら、虫を食べています。

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素早く動きながら虫をGet!

毎日毎日、エナガが虫を食べてくれたおかげで、今では、よ~く探さないと、虫を見つけられないほどです。おかげで、この木は、もう大丈夫でしょう。

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救世主のエナガ!

虫が大量発生していても、農薬を使わずに、本当によかったです。エナガは食料の乏しい時期に栄養補給ができ、あーちゃんは眼前でエナガを観察でき、ミモザの木は枯れずにすんだ!と、いいことずくめでした。

ある時は森の妖精、またある時は救世主と、不思議な魅力を持ったエナガたち。小さな小さな体で大ピンチを救ってくれて本当にありがとう!心から感謝してま~す、チュ!

<余談>
ミモザの木にやって来るエナガたちは、本当に不思議な野鳥たちです。あーちゃんとの距離が1メートルほどでも、こちらが凝視していてバッチシ目が合っても逃げないのです。彼らはえさ台の餌を食べているわけではないので、あーちゃんとは初対面に等しいです。にも、かかわらず、逃げないのです。
お腹が空いていて食べるのに夢中で、人がいても、まぁいっか!という感じなんでしょうかねー。野鳥って本当に奥が深いです。

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<エナガを脅かすもの>
森林破壊:森の妖精ですので森がなくなると生息できません。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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