近所にお立ち寄り サシバ(絶滅危惧種)

野鳥の世界 サシバ

夏季、日本で子育てを終えたサシバたちは、秋になると南の越冬地を目指して旅を開始します。当然、その中には、今年生まれの幼鳥たちも混じっています。今回は、南下初チャレンジのサシバの幼鳥を近所で見かけたので、その紹介です。

とある日の夕方、いつもの散歩コースを歩いていると、右手の樹木に大きな野鳥が止まっているのを発見。

サシバ29
2017年9月 埼玉県 この野鳥は・・・?

急いで確認してみると・・・何と、サシバの幼鳥です!

サシバ30
サシバ(幼鳥)

近所にサシバが出没するとは、驚きです。旅の途中で、この場所に立ち寄ったのですねぇ。ようこそ、いらっしゃいました!

サシバの幼鳥は、のどに黒い縦線(腮線)があり、白くて大きい眉斑が目立ちます。

サシバ31
のどに黒い縦線

サシバ32
眉斑は太い

しばらくの間、サシバは左右をキョロキョロと見渡していました。

サシバ33
左を向いて

サシバ34
前を向いて

サシバ35
右を向いて

もう夕方なので、寝床でも探しているのでしょうか。
約10分ほど観察させてもらった後、サシバは林の方へと姿を消しました。

サシバ36
この直後に飛び立ったサシバ

この数日後、台風が襲来したのですが、このサシバの幼鳥は、きっと元気に旅を続けているはず。無事、越冬地にたどり着き、来年、成鳥になった姿で、また、この場所に立ち寄ってくださいね、サシバの幼鳥さん!チュ!

<余談>
数年前、近所で、サシバらしき野鳥が飛翔する姿を発見し、急いで写真を撮ろうとカメラを構えた矢先、「何を撮っているんですかー」と、おじちゃんに話しかけられ、何の野鳥か識別できなかったことがありました(泣)

それ以来、もしかすると、サシバが立ち寄っているのかも?疑惑が、ずっとついて回っていたのですが、今回、サシバの幼鳥を発見できたことにより、おそらく、毎年、近所にはサシバが立ち寄っていた!という確信が持てました。サシバは絶滅危惧種に指定されているため、観察できる機会は非常に少ないので、これは本当に嬉しい発見でした。今後も、長~く見守っていけたら!と思います。

サシバの関連記事:
「夏の田園も大好きさ! サシバ(絶滅危惧種)」はこちら
「カラスとの壮絶バトル サシバ(絶滅危惧種)」はこちら
「青空がお似合い サシバ(絶滅危惧種)」はこちら

<サシバを脅かすもの>
農耕地・水田の減少:狩り場が減少しているようです。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。

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シンガポール探鳥旅行記 2017年1月 第7話

野鳥の世界 シンガポール探鳥旅行記 2017年1月

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)での探鳥の続きです。

シンガポール30
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの風景

シンガポール31
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの風景

ウォーターリリーポンド(Water Lilly Pond)付近にも、たくさんの野鳥がいました。まずは、メグロヒヨドリの登場です。

メグロヒヨドリ2
メグロヒヨドリ

木の実と格闘するメグロヒヨドリがいて、全く逃げようとしません。

メグロヒヨドリ3
メグロヒヨドリ

小さなキツツキを発見。マレーコゲラです。

マレーコゲラ1
マレーコゲラ

日本でもおなじみのカワセミが。

カワセミ33
カワセミ(メス)

木陰で休憩中のリュウキュウガモがいます。この時は、全く動かず。

リュウキュウガモ1
リュウキュウガモ

後で、同じ場所をチェックしてみると、リュウキュウガモは水際へ移動していました。

リュウキュウガモ2
リュウキュウガモ

日本の南西諸島にも生息しているシロハラクイナも姿を見せてくれました。
シロハラクイナ22
シロハラクイナ(若鳥)

レストランには、ジャワハッカやスズメが。観光客の食べこぼしを狙っています。

ジャワハッカ6
ジャワハッカ

スズメ114
スズメ

遊歩道脇を小さなチョウショウバトがトコトコと歩いています。

チョウショウバト2
チョウショウバト

シンガポール滞在中、その鳴き声の大きさに驚かされた鳥がここにも。オニカッコウです。

オニカッコウ4
オニカッコウ(オス)

オニカッコウ5
オニカッコウ(オス)

きれいな色合いのコアオバトもいました。

コアオバト3
コアオバト

夕方、アオショウビンの鳴き声が聴こえてきました。声のする辺りを探してみたのですが見当たりません。しばらくすると、鳴き声が止んだので、どこかへ飛び去ってしまったようです。

シンガポール32
アオショウビンの鳴き声が響いていたエリア

そろそろ時間切れなので、出口に向かうことに。タカサゴクロサギがいた水辺付近で、青色の物体がサッと動くのが見えました。何?と思い探してみると・・・アオショウビンです!この場所へ移動していたのですね。最後の最後に、アオショウビンとご対面!

アオショウビン8
アオショウビン

アオショウビンの詳細記事「アオショウビン in シンガポール」はこちら

これにてシンガポールでの探鳥終了です。日本では見ることのできない野鳥や、渡り途中や越冬中の野鳥など、非常に多くの鳥さんが姿を見せてくれました。観察させてくれたシンガポールの野鳥たち、ありがとう!チュ!

<余談>
飛行機の行きも帰りも深夜便で、行きは後ろの座席の人が寝ぼけて私のシートを何度も蹴とばすので、機内では、ほとんど眠れませんでした。滞在中は、猛烈に暑い中、朝早くから日が暮れるまで、フルに動きました。どこにそんな体力があった?と思うほど、ハードな旅だったのですが、こんな無理な旅もいずれ出来なくなるので、今のうちに行っておいて本当によかったです!

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シンガポール探鳥旅行記 2017年1月 第6話

野鳥の世界 シンガポール探鳥旅行記 2017年1月

シンガポールでの最後の探鳥場所は、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)です。広大な植物園施設で、観光客が非常に多い場所でした。こんなに人がいても野鳥がいるのかなーと思っていたら、驚くほどたくさんの野鳥が姿を見せてくれました。

■ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)

シンガポール25
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの風景

まずは、キングフィッシャーレイク付近での探鳥です。

シンガポール27
キングフィッシャーレイク(Kingfisher Lake)の風景

両側に植物がたくさん生えている遊歩道では、多くの野鳥が飛び交っていました。

シンガポール28
野鳥の多いエリア

花の蜜を吸うキバラタイヨウチョウやチャノドコバシタイヨウチョウが姿を現しました。

キバラタイヨウチョウ4
キバラタイヨウチョウ(オス)

キバラタイヨウチョウ5
キバラタイヨウチョウ(メス)

チャノドコバシタイヨウチョウ1
チャノドコバシタイヨウチョウ

チャノドコバシタイヨウチョウ
チャノドコバシタイヨウチョウ

日本では夏鳥のコサメビタキを発見!シンガポールは、コサメビタキの越冬地の一つです。

コサメビタキ7
コサメビタキ

木の上の方に、極小サイズの野鳥がいます。セアカハナドリです。体長は10cmにも満たないのでは?と思うほど、小さいです。

セアカハナドリ2
セアカハナドリ

セアカハナドリ3
セアカハナドリ

尾羽をブワァ~と広げたり、閉じたりを繰り返している野鳥を発見。ムナオビオウギヒタキです。

ムナオビオウギヒタキ1
ムナオビオウギヒタキ

キングフィッシャーレイクの西にある水辺に行ってみると、ソロリソロリと歩いている野鳥が。タカサゴクロサギです。

タカサゴクロサギ1
タカサゴクロサギ

そして、すぐ横にある竹林で何かが動きました。何だろう?と観察していると・・・ヨシゴイです!わずか数メートルの至近距離ですが、ヨシゴイは逃げません。ヨシゴイは日本では主に夏鳥で、シンガポールでは留鳥です。

ヨシゴイ1
ヨシゴイ(メス)

海岸沿いの道を歩いていると、大勢の人だかりが。砂の上でゴロンゴロンと暴れている生き物がいます。何?と思い、見てみると・・・ビロードカワウソです!
シンガポールでは、以前、カワウソは姿を消してしまったのですが、水辺の環境が改善されたため、戻ってきたそうです。

ビロードカワウソ1
砂浴び真っ最中のビロードカワウソ

園内では、小さな生き物もヒョッコリと姿を見せてくれました。トカゲです。このサイズなら、まだかわいいです。

シンガポール29
トカゲ

他には、カノコバト、シキチョウ(オス)を見かけました。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでの探鳥は、まだまだ続きます!
シンガポール探鳥旅行記 2017年1月 第7話へ続く(最終回)

<余談>
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイには、最終日の昼と夕方の計2回、訪れました。人工的な施設なので、どうかなー?と思いながら探鳥してみると、野鳥は多いし、人に慣れているせいか、あまり逃げないので観察しやすいし、思いがけず楽しめました。なので、昼の探鳥が終わって、いったんホテルに戻り、チェックアウトした後、飛行機出発時間ぎりぎりまで、もう一度、探鳥することにしました。
実際に行ってみないと、その場所の良し悪しは分からないものですね。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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