フサフサ頭の潜水上手 カンムリカイツブリ

野鳥の世界 カンムリカイツブリ

夏羽は、頭にフサフサとした羽がある、カンムリカイツブリという鳥さんがいます。水鳥の仲間の野鳥で、カイツブリの中では最も大きいです。日本では、冬季に九州以北に飛来する冬鳥ですが、青森県などでは夏季に繁殖もするそうです。

今回は、このカンムリカイツブリのお話です。

カンムリカイツブリは、警戒心が強いと言われており、小さな水場にはいないそうです。冬、大きな湖に群れでいるカンムリカイツブリを見かけるのですが、岸辺からは随分と離れているため、観察できたとしても豆粒ほどの大きさでした。

カンムリカイツブリは、潜水が得意です。たまたま1羽だけ群れから離れて、少しだけ岸辺に寄ってきたカンムリカイツブリがいたとしても、すぐに潜って「イナイイナイ」状態となり、遠く離れた場所に「バァ~!」とばかりに姿を現すので、なかなか写真を撮らせてもらう機会がありませんでした。

春も近づいたある日の午後、とある湖に行ってみました。その場所は、常連さんとして、カワウカルガモオオバンなどの水鳥がいるのですが、その日は、珍しいお客さんがいました。あの、カンムリカイツブリです!しかも、岸辺の狭い所にいて、1羽だけでスイスイと泳いでいるのです!
「こんなに岸辺に近づいているとは、珍しい!」と、ここでようやく写真を撮らせてもらうことができました。

カンムリカイツブリ3
2010年3月 埼玉県とある湖 岸辺をスイスイと泳ぐカンムリカイツブリ(夏羽へ換羽中)

カンムリカイツブリ2
ピンクのクチバシがキュートなカンムリカイツブリ 「美味しい餌があるかなー」

カンムリカイツブリ1
夏羽には、冠羽があるので「カンムリカイツブリ」という名前がついています。

さて、この時出会ったカンムリカイツブリは1羽だけだったので、この後、どうしたでしょうか?仲間と合流して海外の繁殖地へ向けて飛び去った?それとも、勇敢にも1羽だけで旅に出た?その後の武勇伝を、ぜひお聞きしたいものです。

フサフサ頭(夏羽)で潜水上手なカンムリカイツブリさん、次の冬、刈り込み頭(冬羽)の姿でまたお会いしましょう!チュ!

<余談>
冬季に日本に飛来するカンムリカイツブリの数は増えているそうですが、青森県で夏季に繁殖するカンムリカイツブリの数は減ってきており、絶滅のおそれがあるそうです。開発による生息場所の減少が原因だそうです。せっかく、日本で繁殖に適した場所があったというのに、とても残念なことです。
開発を続ける限り、野鳥たちにとっては、どんどん住みづらい世の中になってしまいます。隣人(隣鳥)の生きる権利を、もっと尊重してあげたいですね。

<カンムリカイツブリを脅かすもの>
大きな湖沼・河川・海岸の減少:生息場所がなくなります。
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あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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