注目度抜群! アカガシラサギ

野鳥の世界 アカガシラサギ

夏羽は、頭から胸部分の色が赤褐色となる大変美しい、アカガシラサギという鳥さんがいます。日本では、主に南西諸島に少数が飛来し、越冬するそうですが、他にも日本各地で越冬、繁殖の記録があるそうです。

今回は、この大変珍しいアカガシラサギに、西表島で出会った際のお話です。

西表島へ到着した翌日から梅雨入りとなり、雨の降る中、左手は海、右手は山が続く道路を車で走っていました。西表島の道路には、シロハラクイナやセマルハコガメといった動物たちが、ノコノコ歩いているので、運転には細心の注意を払って進んでいる中、山側の道路脇から見慣れぬ鳥が飛び立ちました。
「頭部分が赤っぽく、体は白。この鳥は・・・アカガシラサギ!何とも珍しい鳥がいるもんだ!」と感動しつつも、いきなり飛び立たれては、写真を撮ることはできませんでした。

短い滞在期間中、もう一度会えたら!と願っていたところ、翌日の夕方、再会を果たすことができました。ある集落付近にマングローブ林があり、そこに行ってみると、目の前にアカガシラサギがスーっと舞い降りてきました。「あっ!アカガシラサギ!!!今度こそは、何としてでも写真を撮らせてもらいたい!」と思い、そろりそろりと近づきながら、数枚撮らせてもらいました。

アカガシラサギ3
2010年5月 沖縄県西表島北部の集落付近 アカガシラサギ(夏羽)

ところが、アカガシラサギは、思った以上に警戒心が強く、まだかなりの距離があるにもかかわらず、さらに遠くに移動してしまいました・・・。「もっと近くで、あの美しい姿を見せてもらいたかった!」と思ったのですが、仕方がありません。遠くから、スタスタ歩く姿や、採餌している姿を観察させてもらいました。

アカガシラサギ4
餌を探してスタスタと歩きまわる、アカガシラサギ(夏羽)

アカガシラサギ5
アカガシラサギ(夏羽)の後姿 背中はグレー。

この集落付近のマングローブ林には、小さなカニやハゼがたくさんおり、餌が豊富なようで、夕方になるとたくさんの野鳥が餌を探しに集まってくる場所のようでした。チュウサギ(数羽)、キアシシギ(数羽)、クロサギ、カンムリワシ、オサハシブトガラス(群れ)などがおり、賑やかな夕食会といった感じでした。その中でも、アカガシラサギがひときわ目立っており、この素晴らしい光景をいつまでも観察していたい気分でした。

アカガシラサギ1
野鳥たちの中でも、ひときわ目立つ、アカガシラサギ(夏羽)

注目度抜群のアカガシラサギさん、長時間、美しい姿を見せてくれてありがとう!またおい会いしましょう!チュ!

<余談>
アカガシラサギのような珍しい野鳥に出会うと、「まだまだ未知の野鳥が多いなー、世界は広いなー」とつくづく思います。「一生の間で、あと、どのくらいの野鳥と出会うことができるのかなー」と思うと、時間は有限なので、有意義に使わないといけませんね!

香港で出会ったアカガシラサギの記事「美しいアカガシラサギがいっぱい! in 香港」はこちら

<アカガシラサギを脅かすもの>
河川・湿原・干潟・水田の減少:生息場所がなくなります。
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あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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