存在感抜群! オオヨシキリ

野鳥の世界 オオヨシキリ

春になると、オスは、アシ(ヨシ)原などで「ギョギョシ、ギョギョシ」と威勢のよい声でさえずるオオヨシキリという鳥さんがいます。日本には、夏鳥として東南アジアから飛来する野鳥です。

今回は、このオオヨシキリのお話です。

渡良瀬遊水地には、広大なアシ原が広がっており、春になると、あちらこちらから、オオヨシキリの「ギョギョシ、ギョギョシ」の大合唱が聴こえてきます。しかし、アシ原の中でさえずるオオヨシキリの姿は、チラリとしか観ることができません。

オオヨシキリ1
2010年5月 渡良瀬遊水地 オオヨシキリ(オス)
アシ原では、なかなか姿を見せてはもらえません。

運よく、木の枝に止まって、さえずるオオヨシキリがいて、観察させてもらうことができました。

オオヨシキリ3
オオヨシキリ(オス)

オオヨシキリ2
オオヨシキリ(オス)

オオヨシキリは、アシ原の中だと姿は目立たないのですが、さえずりが独特なので、存在感は抜群です。あちらで「ギョギョシ」、こちらで「ギョギョシ」と本当に賑やかです。メスが飛来するより前に、縄張りを確保する必要があるため、オオヨシキリは必至にさえずっているのですが、決して美声とは言えない、このたくさんの「ギョギョシ」の中から、自分にぴったりのオスを見つけるポイントを、ぜひメスにお聞きしたいものです。

人間の耳には、何とも騒々しく思えるこのさえずりも、「あっちのギョギョシより、こっちのギョギョシの方が素敵だわ!」となるのでしょうか?

オオヨシキリ4
「こっちのギョギョシはどう?」オオヨシキリ(オス)

オオヨシキリ5
「僕のギョギョシはいかが?」オオヨシキリ(オス)

存在感抜群のオオヨシキリさん、広大なアシ(ヨシ)原が減少している中ではありますが、頑張って子育てしてくださいね、チュ!

<余談>
アシ(ヨシ)原にいる虫を食べ、アシ(ヨシ)原に巣を構えるオオヨシキリは、アシ(ヨシ)原がないと繁殖できない野鳥です。日本では、オオヨシキリの生息環境に適した、広大なアシ(ヨシ)原が減少傾向にあり、オオヨシキリの生息数が減ってきている、と言われています。
小さなアシ(ヨシ)原があればいい、というのではなく、オオヨシキリの住みやすい環境を残してあげることがとても重要ですね。

<オオヨシキリを脅かすもの>
河原・湿地・アシ(ヨシ)原の減少:生息場所がなくなります。
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

コメント

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No title

オオヨシキリさんですね!
あの独特の鳴き声を聞くと
夏の水辺を思い出し なんとも懐かしい気分になります
いつ聞いてもなぜか懐かしい
長野の田舎で子供の頃 
祖父母と遊んだ場所でよく鳴いていたのでしょう
私もオオヨシキリさんの雄にくどかれていたのかな?(笑)

ポンさんへ

こんばんわ!
オオヨシキリのオス達のアプローチには、メスもタジタジでしょうね、きっと!
ボンさんの住まれていた長野の田舎は、とってもよい所だったのですね。ビルの乱立する都心には、未だに慣れず、通勤のたびに意気消沈してしまいます(笑)。野鳥たちの声がたくさん聴こえる田舎は大好きで、週末が近づくにつれ、「次は、どこに行こうかな―?」とソワソワし始めます。将来は、田舎どっぷり生活が夢ですね!
プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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