舞い上がり上手 ヒバリ

野鳥の世界 ヒバリ

春になると、オスはさえずりながら、上空高く舞い上がる、ヒバリという鳥さんがいます。冬は、開けた草原などにひっそりと生息しているため、見かける機会が少ないのですが、埼玉では周年観察できる野鳥です。しかし、草原や農耕地の減少により、ヒバリの生息数は減少傾向にあるそうです。

今回は、春の使者、ヒバリのお話です。

冬に、特定の場所で見かけるヒバリは、いつも2羽で一緒に行動していました。つがいでしょうか?

ヒバリ1
2010年2月 埼玉県とある里山付近 2羽で行動するヒバリ

ヒバリ2
もう1羽のヒバリ

ヒバリを正面から観ると、なかなか面白い顔で、何の鳥?と思ってしまいます。

ヒバリ3
ヒバリの正面

ヒバリには、冠羽があり、驚いた時などに、この冠羽が立ちます。

それにしても、ヒバリは、よくできた保護色なので、動かない限り、どこにいるか分かりません。ヒバリは、地上で営巣するため、絶対に目立ってはいけないのです。

ヒバリ4
周囲にうまく馴染む、ヒバリ

春になると、上空から、賑やかなヒバリ(オス)のさえずりが聴こえてきます。ヒバリ(オス)は、さえずるのも、上空へ舞い上がるのも、とにかく一生懸命に見えます。

ヒバリ5
2010年5月 渡良瀬遊水地 さえずりながら、上空へ舞い上がるヒバリ(オス)

多くの野鳥は、木の上などで、さえずって縄張り宣言をするのですが、ヒバリの縄張り宣言は、上空で!です。すごい体力ですね!

上空へ舞い上がる時も、地面に降りる時も、ほぼ真っすぐなので、なんだかヘリコプターの動きに似ています。スーッと上り、ストンと落ちる感じです。昔、このヒバリの上昇と下降の飛翔をよく観ていたのに、いつの間にか、目にする機会が減っていました。そのため、たまにヒバリの飛翔を観れると、とても嬉しく思います。「ここには、まだヒバリがいるんだ!」と。

舞い上がり上手のヒバリさん、住みづらいご時世ですが、今後も負けずに生き抜いてくださいね!チュ!

<余談>
子供の頃、春になると、上空で賑やかにさえずるヒバリの声を、ごく普通に聴くことができました。現在では、ある特定の場所でしか、このヒバリのさえずりの声を聴くことができません。

冬によく見かける2羽のヒバリの生息場所周辺には、カラスが非常に多く生息しています。もし、無事に地上で営巣できたとしても、このカラスたちの目をあざむき、子育てを続けられるかどうか?は非常に疑問に思います。数年前、ヒバリはもう少し多く生息していましたが、前回の冬に確認できたのは、たったの2羽でした。営巣がことごとく失敗しているとしたら、ヒバリの生息数は、どんどん減少傾向に・・・。
ヒバリたちの住みやすい環境を残さない限り、生息数は減る一方です。

<ヒバリを脅かすもの>
草原・河原・農耕地の減少:生息場所がなくなります。
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あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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