ナンヨウショウビン in シンガポール
■野鳥の世界 ナンヨウショウビン
美しい青緑の羽色を持つナンヨウショウビンという鳥さんがいます。カワセミの仲間の野鳥で、日本では迷鳥として先島諸島に現れることがあるそうです。今回は、シンガポールで出会った、ナンヨウショウビンのお話です。
寒波到来の日本とは真逆の気候のシンガポールへ行くことになり、せっかくなので、南国の野鳥たちを観察させてもらうことにしました。向かった先は、渡り鳥たちの重要な休憩地点にもなっているスンゲイブロウ湿地保護区(Sungei Buloh Wetland Reserve)です。
マングローブ林と湿地が広がっていて、到着早々、おっかなびっくりの生き物に遭遇!
遊歩道に沿って進んでいくと、まず日本では見かけない立て看板が!
そして、こんな生き物が水場から、ヌゥ~と、顔を出しています。
見慣れぬ生き物たちに圧倒されつつ、このスンゲイブロウ湿地保護区で、ぜひとも観察したいと思っていたのが、ナンヨウショウビンです。前日、植物園で、ナンヨウショウビンの姿を見かけたものの、写真を撮らせてもらうことができなかったので、ここでは絶対に撮らせてもらう!と決めていました。
けれども、そううまくはいきません。ナンヨウショウビンは鳴き声が大きく、存在はすぐに分かるのですが、あっという間に逃げ去るのです。
ナンヨウショウビンの体長は約24cm、カエルや昆虫類などを捕食します。さすが、マングローブ林だけあって、食べ物が豊富にあるのでしょう。「キィキィキィ」の鳴き声や、飛んでいる姿を確認できた数は10羽以上。けれども、まだ1枚も撮らせてもらえません・・・。
とうとう遊歩道を1周し終え、熱さと湿気で体力も限界の中、最後の望みをかけて、入り口付近の林へ行ってみることに。すると、青い鳥が飛び去る姿が見えました。飛んで行った方向を探してみると・・・ものすご~く遠いのですが、木々の間からナンヨウショウビンの姿が見えました!手前の枝が邪魔で、ピントが合わないのですが、何とか写真を撮らせてもらいました。
こちらを向いてくれました!急いでパシャリ
そして、ピントが合った唯一の写真。
結局、シンガポール滞在中、ナンヨウショウビンの写真を撮らせてもらえたのは、この時だけでした。このナンヨウショウビンには、本当に感謝感謝です、ありがとう!チュ!
<余談>
予想以上の暑さと湿気に体がついてこず、意識がモウロウとする中、野鳥を観察していたせいか、とんでもないうっかりミスをしてしまいました。
なんと、スンゲイブロウ湿地保護区内の野鳥観察小屋に、貴重品の入ったバッグを置き忘れてしまったのです!!!
中には、クレジットカードの入った財布や携帯電話が。
カメラと双眼鏡は、しっかりと手に持ち、バッグを持たずに進むこと約10分。なんか、ちょっと変?と思い、荷物を確認したら、バッグがない!ことに気づきました。ここは海外、日本ではありません。野鳥観察小屋を出るとき、入れ違いに、誰か入って行くのを見たし、ヤバイ!!!
猛ダッシュで野鳥観察小屋に戻ると・・・ありました!バッグは無事でした、ほっ!
これは奇跡に近いです。本当にラッキーでした。
ということで、海外での荷物の置き忘れには、本当に本当に注意が必要ですね。
以後、シンガポール滞在中、私がバッグをちゃんと持っているかどうか?を、たーさんが何十回も確認するはめに。まっ、結果オーライということで!
美しい青緑の羽色を持つナンヨウショウビンという鳥さんがいます。カワセミの仲間の野鳥で、日本では迷鳥として先島諸島に現れることがあるそうです。今回は、シンガポールで出会った、ナンヨウショウビンのお話です。
寒波到来の日本とは真逆の気候のシンガポールへ行くことになり、せっかくなので、南国の野鳥たちを観察させてもらうことにしました。向かった先は、渡り鳥たちの重要な休憩地点にもなっているスンゲイブロウ湿地保護区(Sungei Buloh Wetland Reserve)です。
マングローブ林と湿地が広がっていて、到着早々、おっかなびっくりの生き物に遭遇!
遊歩道に沿って進んでいくと、まず日本では見かけない立て看板が!
そして、こんな生き物が水場から、ヌゥ~と、顔を出しています。
見慣れぬ生き物たちに圧倒されつつ、このスンゲイブロウ湿地保護区で、ぜひとも観察したいと思っていたのが、ナンヨウショウビンです。前日、植物園で、ナンヨウショウビンの姿を見かけたものの、写真を撮らせてもらうことができなかったので、ここでは絶対に撮らせてもらう!と決めていました。
けれども、そううまくはいきません。ナンヨウショウビンは鳴き声が大きく、存在はすぐに分かるのですが、あっという間に逃げ去るのです。
ナンヨウショウビンの体長は約24cm、カエルや昆虫類などを捕食します。さすが、マングローブ林だけあって、食べ物が豊富にあるのでしょう。「キィキィキィ」の鳴き声や、飛んでいる姿を確認できた数は10羽以上。けれども、まだ1枚も撮らせてもらえません・・・。
とうとう遊歩道を1周し終え、熱さと湿気で体力も限界の中、最後の望みをかけて、入り口付近の林へ行ってみることに。すると、青い鳥が飛び去る姿が見えました。飛んで行った方向を探してみると・・・ものすご~く遠いのですが、木々の間からナンヨウショウビンの姿が見えました!手前の枝が邪魔で、ピントが合わないのですが、何とか写真を撮らせてもらいました。
こちらを向いてくれました!急いでパシャリ
そして、ピントが合った唯一の写真。
結局、シンガポール滞在中、ナンヨウショウビンの写真を撮らせてもらえたのは、この時だけでした。このナンヨウショウビンには、本当に感謝感謝です、ありがとう!チュ!

<余談>
予想以上の暑さと湿気に体がついてこず、意識がモウロウとする中、野鳥を観察していたせいか、とんでもないうっかりミスをしてしまいました。
なんと、スンゲイブロウ湿地保護区内の野鳥観察小屋に、貴重品の入ったバッグを置き忘れてしまったのです!!!
中には、クレジットカードの入った財布や携帯電話が。
カメラと双眼鏡は、しっかりと手に持ち、バッグを持たずに進むこと約10分。なんか、ちょっと変?と思い、荷物を確認したら、バッグがない!ことに気づきました。ここは海外、日本ではありません。野鳥観察小屋を出るとき、入れ違いに、誰か入って行くのを見たし、ヤバイ!!!
猛ダッシュで野鳥観察小屋に戻ると・・・ありました!バッグは無事でした、ほっ!
これは奇跡に近いです。本当にラッキーでした。
ということで、海外での荷物の置き忘れには、本当に本当に注意が必要ですね。
以後、シンガポール滞在中、私がバッグをちゃんと持っているかどうか?を、たーさんが何十回も確認するはめに。まっ、結果オーライということで!
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