世代交代の神社の番人 アオバズク

野鳥の世界 アオバズク

夏季、子育てのため、毎年同じ場所に飛来して営巣していたアオバズク。この夏、異変が起きました。今回は、神社の番人として君臨したニューフェイスの紹介です。

昨年を除き、過去5年間、同じアオバズクが飛来していた神社があります。昨年は、いつもの営巣場所をムクドリに乗っ取られ、境内の別の大木で子育てをおこなっていたようで、アオバズクの姿を確認することはできず。

「今年はどうかな~?」と思い、神社へ行ってみると・・・アオバズクが長年使っていた巣穴からムクドリがひょっこり。ということは、またしても、一等地の営巣場所をムクドリが利用しています・・・。アオバズクはいずこへ?

それから数週間後、再び神社を訪れてみると・・・いました!アオバズクです!

アオバズク40
2016年6月 埼玉県とある神社 アオバズク(オス)

アオバズクは、いつもの営巣場所の近くにいます。巣穴を出入りするムクドリの姿は見当たらないので、どうやらムクドリの子育てが終わり、アオバズクが巣穴を利用できる状態になっていたようです。

アオバズクのメスは、すでに抱卵中のようで、このオスは、同じ場所に居座り、見張りをしていました。かなり眠そうで、目を開けることは稀です。

アオバズク41
見張り中のアオバズク(オス)

このアオバズクをよ~く観てみると、何か違和感が。いつも観察していたアオバズクと違う気がします。念のため、過去5年間飛来していたアオバズクの写真と比べてみると・・・全くの別鳥でした。

アオバズク42
左:過去5年間飛来したアオバズク、右:今年飛来したアオバズク

頭の形、顔の羽毛、くちばしの形、鼻孔など、かなり違っています。以前飛来していたアオバズクの方が断然イケメンです。今年飛来したアオバズクは・・・なんだか、おじいちゃんみたいです。

昨年飛来したアオバズクは、どちらだったのか分かりませんが、イケメンアオバズクは命を落としてしまった可能性が高いです。そして、このおじいちゃんアオバズクが、新しい神社の番人となったわけですね。

アオバズク43
新しい神社の番人 アオバズク(オス)

世代交代したからには、毎年、同じ場所に戻ってきて子育てをして欲しいです。頑張れ、ニューフェイスのアオバズク!チュ!

<余談>
アオバズクの住宅難は、本当に深刻だとつくづく考えさせられました。神社の境内には、洞のある樹木が何本かあるのですが、大部分をムクドリが利用していて、長年アオバズクが使っていた洞までも、ムクドリに占領される始末・・・。
ムクドリは、家屋の雨戸の隙間など人工物でも営巣できるので、ムクドリにはそちらを利用してもらい、数少ない適度な大きさの洞はアオバズクに譲って欲しいな~、と勝手ながら思わずにはいられませんでした。

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<アオバズクを脅かすもの>
森林破壊・大木の伐採:樹洞のある大木がないと営巣できないようです。
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Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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