ヒナの保護 ムクドリ 第3話
■野鳥の世界 ムクドリ
「ヒナの保護 ムクドリ 第2話」の続きです。
■3日目
天候はくもり時々晴れ、その後、大雨。最高気温は27℃と蒸し暑い。
午前3時頃、テラスからガサガサと音がするので、確認してみると・・・ムーちゃんがテラスの床にいました。どうやら、眠っている間に落下してしまったようです。これも、自然界ならアウト!です。足がまだ弱いのか分かりませんが、落下しないよう、竿と竿の間に2本の止まり木を設置することにしました。
外が明るくなる4時過ぎに、水替え、餌やりを開始。ミールワーム(50匹)、ミミズ(40匹)を与えます。ミミズは探しづらいのか、ミールワームを集中的に食べています。
午前中、日が差すと、テラス内の温度が急上昇して暑くなったため、段ボールで日よけを作ることに。見た目は今いちですが、何とか完成。
そして、テラスと隣接する部屋の窓を網戸にして、冷房をオンにし、扇風機で涼しい風を送り込み、テラス内の温度が26℃を超えないよう注意することにしました。水・餌と一緒に温度・湿度計を設置。
テラスに近づくと、ムーちゃんが怖がるため、少し離れた場所から窓越しに、双眼鏡で温度・湿度計のメモリをチェックします。
13時頃、再び、ミールワーム(50匹)、ミミズ(40匹)を与えます。
わずか3日目にして、ムーちゃんは、だいぶ、ムクドリらしくなってきたような気がします。
3日目に与えた餌の量:ミールワームを100匹、ミミズを80匹
■4~7日目
天候は、まだ安定せず、大雨が降ったり止んだり。最高気温は20℃~30℃の間。
ムーちゃんは、元気になるにつれ、人(あーちゃん)をものすごく怖がるように。前日、段ボールの日よけを設置する際、小さな入れ物にムーちゃんを移動したのですが、ムーちゃんを捕まえるときに、「キャア~~~!!!」という、この世の終わりのような声を出していました。それ以降、ムーちゃんは、より一層、人が怖いようです。自然界に戻すことを考えると、人に慣れるより、怖がってくれた方がいいので、これはよし!とします。
餌は、早朝1回、午後1回とし、ミールワームとミミズを与えます。くちばしを開いたまま、ミールワームを探すムーちゃんの姿を頻繁に見かけたのですが、自然界でも、こうやって探している?
トレイの土を少し減らすと、ミミズを探しやすくなったようで、ミミズもよく食べるようになりました。
天候は、めまぐるしく変わり、連日、大雨警報が出されています。
晴れていても、突然、嵐に変わるので、天候が安定するまでは、ムーちゃんを自然界に返すことはできません。
4日目に与えた餌の量:ミールワームを100匹(前日与えたミミズが残っていたので、ミミズは与えず)
5~7日目に与えた餌の量:各日ともミールワームを150匹、ミミズを80匹
ようやく、明日以降、しばらくは天候が安定するとの情報が。いよいよ、明日をムーちゃん旅立ちの日とすることに。さて、ムーちゃんは、無事、自然界に戻ることができるでしょうか?
「ヒナの保護 ムクドリ 第4話」へ続く
<余談>
梅雨入りと同時に、埼玉では記録的な大雨続きで、数日間で例年の1~2カ月分の雨が降ったそうです。この大雨の影響で、ムーちゃんのように迷子になってしまったヒナがたくさんいたかもしれません。
ムーちゃんは、自力で餌を食べることができる、水浴びができる、羽づくろいができる、人のことを怖い存在と認識している等、親鳥から必要な事を学んでいたため、安心しました。あとは、無事、仲間と合流できれば、生き延びることができるはず!
「ヒナの保護 ムクドリ 第2話」の続きです。
■3日目
天候はくもり時々晴れ、その後、大雨。最高気温は27℃と蒸し暑い。
午前3時頃、テラスからガサガサと音がするので、確認してみると・・・ムーちゃんがテラスの床にいました。どうやら、眠っている間に落下してしまったようです。これも、自然界ならアウト!です。足がまだ弱いのか分かりませんが、落下しないよう、竿と竿の間に2本の止まり木を設置することにしました。
外が明るくなる4時過ぎに、水替え、餌やりを開始。ミールワーム(50匹)、ミミズ(40匹)を与えます。ミミズは探しづらいのか、ミールワームを集中的に食べています。
午前中、日が差すと、テラス内の温度が急上昇して暑くなったため、段ボールで日よけを作ることに。見た目は今いちですが、何とか完成。
そして、テラスと隣接する部屋の窓を網戸にして、冷房をオンにし、扇風機で涼しい風を送り込み、テラス内の温度が26℃を超えないよう注意することにしました。水・餌と一緒に温度・湿度計を設置。
テラスに近づくと、ムーちゃんが怖がるため、少し離れた場所から窓越しに、双眼鏡で温度・湿度計のメモリをチェックします。
13時頃、再び、ミールワーム(50匹)、ミミズ(40匹)を与えます。
わずか3日目にして、ムーちゃんは、だいぶ、ムクドリらしくなってきたような気がします。
3日目に与えた餌の量:ミールワームを100匹、ミミズを80匹
■4~7日目
天候は、まだ安定せず、大雨が降ったり止んだり。最高気温は20℃~30℃の間。
ムーちゃんは、元気になるにつれ、人(あーちゃん)をものすごく怖がるように。前日、段ボールの日よけを設置する際、小さな入れ物にムーちゃんを移動したのですが、ムーちゃんを捕まえるときに、「キャア~~~!!!」という、この世の終わりのような声を出していました。それ以降、ムーちゃんは、より一層、人が怖いようです。自然界に戻すことを考えると、人に慣れるより、怖がってくれた方がいいので、これはよし!とします。
餌は、早朝1回、午後1回とし、ミールワームとミミズを与えます。くちばしを開いたまま、ミールワームを探すムーちゃんの姿を頻繁に見かけたのですが、自然界でも、こうやって探している?
トレイの土を少し減らすと、ミミズを探しやすくなったようで、ミミズもよく食べるようになりました。
天候は、めまぐるしく変わり、連日、大雨警報が出されています。
晴れていても、突然、嵐に変わるので、天候が安定するまでは、ムーちゃんを自然界に返すことはできません。
4日目に与えた餌の量:ミールワームを100匹(前日与えたミミズが残っていたので、ミミズは与えず)
5~7日目に与えた餌の量:各日ともミールワームを150匹、ミミズを80匹
ようやく、明日以降、しばらくは天候が安定するとの情報が。いよいよ、明日をムーちゃん旅立ちの日とすることに。さて、ムーちゃんは、無事、自然界に戻ることができるでしょうか?
「ヒナの保護 ムクドリ 第4話」へ続く
<余談>
梅雨入りと同時に、埼玉では記録的な大雨続きで、数日間で例年の1~2カ月分の雨が降ったそうです。この大雨の影響で、ムーちゃんのように迷子になってしまったヒナがたくさんいたかもしれません。
ムーちゃんは、自力で餌を食べることができる、水浴びができる、羽づくろいができる、人のことを怖い存在と認識している等、親鳥から必要な事を学んでいたため、安心しました。あとは、無事、仲間と合流できれば、生き延びることができるはず!
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