密着取材コチドリ 産卵編

野鳥の世界 コチドリ

夏季に小石のある河原などで営巣するコチドリ。昨今、営巣に適した環境が減ったせいか、思いがけない場所で懸命に子育てをしているコチドリたちの姿を目撃する機会がありました。今回は、延べ10羽以上のコチドリたちの協力の下、約2カ月にわたって観察させてもらった内容を3回に分けて紹介していきます。

冬季にイカルチドリが数十羽越冬している小さな河原があり、きっと夏季には多くのチドリ類が営巣しているはず、と予想していたのですが・・・実際に確かめてみると、たった1羽のイカルチドリと一組のコチドリのつがいしか見当たりませんでした。小さすぎる河原は、チドリ類の営巣には適していないようです。

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2014年5月 埼玉県とある小さな河原 コチドリのつがい(前:オス、後:メス)

このコチドリのメスは、産卵間近のようで、腹部が大きく膨れています。

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腹部が大きいコチドリのメス

こんなに大きなお腹でも、このメスは飛ぶことができ、食べ物を探していました。産卵間近でも、普段と変わりない生活をしているようでした。

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お腹が大きくても、飛ぶことができる!

次は、護岸コンクリートで営巣するコチドリを発見。「護岸コンクリートには小石がなく、卵が目立って丸見えとなるので営巣はできないはず」と思っていたのですが、そんなことはお構いなく、コチドリたちは、「卵丸見え」状態で営巣していました。

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2014年5月 埼玉県とある湖の護岸1 コチドリの卵

卵を温めるため、コチドリのメスが戻ってきました。

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卵を温めるコチドリのメス

メスが食事に行く時は、オスが交代して卵を温めます。

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メスと交代し、卵を温めようとするコチドリのオス

来る日も来る日も、このコチドリのつがいは交代で卵を温め続けるのですが、当初4個あった卵は2個になり、その内の1個は温めずに放置され始めます。

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放置された卵(右)

このコチドリのつがいについては、約1カ月にわたり、様子を見守ってきたのですが、ヒナが孵った様子はありませんでした。残念ながら、繁殖失敗です。

このコチドリ夫妻と同様、非常にがっかりしたあーちゃんでしたが、それからしばらくして目にした光景は、ヒナが走り回っている姿でした!何と、繁殖失敗夫婦の近くで別のコチドリのカップルが営巣しており、無事にヒナが誕生していたのです!

「密着取材コチドリ ヒナの誕生編」に続く
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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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