動きが変? ホオジロガモ

野鳥の世界 ホオジロガモ

オスは大きな頭と頬の白斑が目立つ、ホオジロガモという鳥さんがいます。カモの仲間の野鳥で、日本では冬季に観察することができます。

今回は、このホオジロガモのお話です。

冬季、東北地方以北へ渡来するホオジロガモは多いようですが、埼玉では見かける頻度は少ないです。

とある冬の日の午前中、ホオジロガモ4羽の群れを発見。

ホオジロガモ1
2013年12月 埼玉県とある湖 ホオジロガモの群れ

ぱっと見、オス1羽とメス3羽の群れに見えますが、どうでしょうか。

ホオジロガモのオスはコントラストがはっきりしているので目立ちます。頬に白い斑がくっきり!この頬白(ホオジロ)が、名前の由来となっています。

ホオジロガモ2
頬に白斑のあるホオジロガモ(オス)

ホオジロガモのオスの頭はとても大きく、山形に盛り上がっていて「おにぎり」みたいです。

ホオジロガモ3
ホオジロガモのオスは頭でっかち!

ホオジロガモのメスは、くちばしの先が黄色いです。

ホオジロガモ4
くちばしの先が黄色いホオジロガモ(メス)

そして、メスの色味に似ていますが、くちばしの先が黒いホオジロガモがいます。こちらは・・・おかまちゃん!ではなく、エクリプス羽のオスです。

ホオジロガモ5
くちばしの先が黒いホオジロガモ(オス)[エクリプス羽]

エクリプス羽のオスが2羽いたため、この群れは、オス3羽、メス1羽と判明しました。

ホオジロガモ6
メス(左)、オス(右3羽)

ホオジロガモの体長はオスが約47cm、メスが約40cmです。オスとメスとが並ぶと、オスの方がやや大きく見えます。

ホオジロガモ7
オス(右)とメス(左)のツーショット。オスの目つきが・・・悪!

ホオジロガモは、頻繁に潜水し、貝類・甲殻類・魚類・水草などを食べます。食事中は、みんなで次々と一斉に潜っていました。

ホオジロガモ8
頻繁に潜水するホオジロガモ

このホオジロガモたちは、変な仕草を何度か見せてくれました。体を横に向けたまま、足でお腹をかいたり、

ホオジロガモ9
体を横に向けたまま、足でお腹をかくホオジロガモ(オス)[エクリプス羽]

羽と足をぐい~と伸ばし、水面を飛んでいるみたいな恰好をしたりしていました。

ホオジロガモ10
水面飛んでいるみたいなホオジロガモ(オス)[エクリプス羽]

なんでこんなポーズをとるのか分かりませんが、ホオジロガモは動きが面白いですね。

通常、ホオジロガモは数十羽の群れで内湾などの静かな海域で過ごすことが多いようですが、1羽~3羽だけの場合もあるし、内陸の湖沼にも入ることもあるそうです。
この時出会った4羽のホオジロガモは約1カ月後も同じ場所で見かけたため、内陸のこの湖で越冬決行中のようです。

冬本番の厳しい寒さが続いていますが、無事越冬してくださいね、変な動き?をするホオジロガモさんたち!チュ!

<余談>
探鳥が終わり、「さぁ、帰ろう」と思っている時、このホオジロガモの群れに出会いました。ホオジロガモは頻繁に潜水するため、4羽一緒のところを撮影するのが難しく、知らない間にかなりの時間を費やしていました。

1羽が潜ると、他のホオジロガモたちも潜り始めます。しばらくしてから、ホオジロガモたちは浮上するのですが、元いた場所ではないため、どこに現れるかは分かりません。「あっ、あそこに顔を出している!」と急いでカメラを向けても、またすぐに潜水してしまいます。最後は根比べのような状態でした。動作が活発な潜水ガモを撮影するのは、なかなか難しいですね。

<ホオジロガモを脅かすもの>
港湾・湖沼・河川の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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コメント

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徳之島で、ホオジロガモ

はじめまして、徳之島で鳥を眺めている、ぶんざゑもんと申します。

本日島で撮影した写真に、なんとホオジロガモが写っており・・・私は初見で自信がなく、こちらの記事でも南方への渡りが少ないとありホッといたしました。まことに不躾ながらリンクさせていただいております。

恥ずかしながら、キンクロハジロとコガモのハイブリッドだろ~な~と思っておりました。(涙)

よろしくお願いいたします。

ぶんざゑもんさんへ

はじめまして!
コメント、ありがとうございます。

へぇ~、徳之島にホオジロガモが渡来したのですね。
随分と南へ行ってしまったということは、この冬は寒いのかもしれませんね。
庭の木の実を食べにくる野鳥の動きも、通常より1カ月ぐらい早くなっているように思います。
まだ11月なのに、木の実は残りわずかです。
前の冬はドカ雪に悩まされましたので、この冬は異常気象にならなけらばよいのですが。

珍しい情報をありがとうございました!
プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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