寝床はどこ? ムナグロ

野鳥の世界 ムナグロ

南西諸島には、旅の途中で立ち寄ったり、越冬を目的に渡来するムナグロがたくさんいます。今回は、そんなムナグロたちがどこで寝ているのか?についてのお話です。

秋の南西諸島には、ムナグロたちがすでに大勢渡来しており、草地や農耕地、水田などでその姿を観察することができます。

ムナグロ26
2013年9月 沖縄本島中部 ムナグロ(冬羽に換羽中)

夕方、畑で群れているムナグロを発見!下の写真には10羽のムナグロがいます。

ムナグロ27
とある農耕地 ムナグロ10羽の夕方の様子

時間は午後6時頃。ムナグロたちは寝る準備に入っています。

ムナグロ28
「おやすみ~」

ここで疑問が。こんな開けた場所でムナグロたちは本当に眠るのでしょうか?夜間、敵に襲われたらひとたまりもないはず・・・。というのも、この農耕地からさほど離れていない公園で、ジャワマングース2匹を見かけたので、ムナグロたちが大丈夫か心配です。

ジャワマングース1
2013年9月 沖縄本島中部 公園にジャワマングースが!

翌朝、ムナグロたちの様子を確認すべく、昨日と同じ農耕地に行ってみました。

午前7時40分頃、目的地に到着。ムナグロは・・・いました!どうやら無事だったようです。前日撮った写真と角度が違いますが、下の写真には8羽のムナグロがいます。

ムナグロ30
とある農耕地 ムナグロ8羽の朝の様子

まだ眠っているムナグロも。結構お寝坊さんのようです。

ムナグロ31
「おはよう~、まだ眠いけど・・・」

ムナグロたちの元気な様子にほっとひと安心。その日の夕方、再び農耕地へ行ってみると・・・ムナグロたちは同じ畑で眠る準備をしていました。

ムナグロ32
「今日もここで寝ようっと!」

短期間の観察ですが、このムナグロの群れは、同じ畑を寝床として利用しているのが分かりました。はた目から見ると、あまり安全ではないように思えるのですが、開けた場所で集団で眠るということで、身を守っているのかもしれません。

夜間の敵の襲来にはくれぐれも気をつけてくださいね、ムナグロさんたち!チュ!

<余談>
当初、ハブなどを退治する目的で沖縄本島に人為的に持ち込まれたジャワマングースですが、ハブではなく家禽や野鳥などを捕食しながら数を増やしていったようです。

沖縄本島北部には希少種のヤンバルクイナなどが生息するため、北部エリアではジャワマングースの駆除活動に力を入れていますが、それ以外の地域はどうでしょうか?
中部エリアで短時間に2匹のジャワマングースと遭遇したことにより、ジャワマングースは予想以上にその数が多いのかも?と危機感を覚えました。

沖縄本島に立ち寄ったり、越冬地として利用している多くの渡り鳥たちも、もしかするとジャワマングースの被害に遭っているのかもしれません・・・。

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<ムナグロを脅かすもの>
水田・農耕地・草地・干潟の減少::生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
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