小さな虫!じゃないよ ヒバリシギ

野鳥の世界 ヒバリシギ

ヒバリによく似た小さくて可愛い、ヒバリシギという鳥さんがいます。シギの仲間の野鳥で、日本では春と秋の渡りの時期に観察することができるようで、南西諸島では越冬する場合もあるようです。

今回は、このヒバリシギのお話です。

ヒバリシギは小さくて背の羽毛がヒバリに似ていてることから、雲雀鷸(ヒバリシギ)と名付けられたようです。けれども、実際は体長約17cmのヒバリよりもヒバリシギはさらに小さく、スズメとほぼ同サイズの約14cmしかありません。

そのため、ヒバリシギが田んぼにいると、「何か虫のように小さなものがチョコチョコ動いているなー」といった感じがします。

ヒバリシギ1
2013年9月 沖縄本島中部 とある水田 虫?のように小さいヒバリシギ

ヒバリシギによく似た野鳥もいるため、ヒバリシギ単体の羽色だけを観ると、誰だか分かりづらいです。そのため、まずはヒバリシギらしき野鳥のサイズがどのくらいか?をチェックしてみます。今回は、たまたま近くにいた体長約16cmのコチドリを基準にして、それより大きいか小さいか?を確認してみます。

コチドリとの比較その1。
この野鳥はコチドリより大きいです。この野鳥の羽色はヒバリシギに似ていますが、サイズから判断すると・・・ウズラシギです。

ウズラシギ1
コチドリ(左)、ウズラシギ(右)

コチドリとの比較その2。
この野鳥はコチドリとほぼ同じか、やや小さめに見えます。サイズから判断すると・・・こちらはヒバリシギ!です。

ヒバリシギ2
コチドリ(左)、ヒバリシギ(右)

ヒバリシギは数羽いて、それぞれ色味が少しずつ違っています。
羽色に橙色が混じっているヒバリシギは、幼鳥のようです。

ヒバリシギ3
ヒバリシギ(幼鳥)

このヒバリシギは夏羽から冬羽に換羽中です。

ヒバリシギ4
ヒバリシギ(冬羽に換羽中)

こちらは、ほぼ冬羽のヒバリシギです。

ヒバリシギ5
ヒバリシギ(ほぼ冬羽)

ヒバリシギは貝類や甲殻類、昆虫などを捕食します。みんな忙しそうに食べ物を探していました。

ヒバリシギ6
食事中!のヒバリシギ(幼鳥)

ヒバリシギ7
食事中!のヒバリシギ(ほぼ冬羽)

ヒバリシギ8
思いっきり食事中!のヒバリシギ(幼鳥)

ヒバリシギの繁殖地はシベリア中部からカムチャッカ半島、越冬地は東南アジアやオーストラリアですが、南西諸島でも越冬する場合があるので、このヒバリシギたちは、この後どうするのか気になります。この地で越冬するのか、それともさらに南下するのか・・・?

とても小さな体ですが、頑張って冬を乗り越えてくださいね、ヒバリシギさん!チュ!

<余談>
真冬に越冬地ではない場所で渡り鳥数羽の群れを見かけたことがあり、「なんでここにいるの?」と大変驚かされたことがあります。渡りをする野鳥たちにとって、「ここで越冬することに決~めた!」または「もっと南に行かないと!」となる判断基準は何でしょう?体力的な問題?それとも気分的なもの?
んー、野鳥の世界は、まだまだ謎が多いです。

<ヒバリシギを脅かすもの>
水田・湿地・河川の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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