どちらの群れがお好き? アメリカコハクチョウ

野鳥の世界 アメリカコハクチョウ

クチバシの色が黒い、アメリカコハクチョウという鳥さんがいます。冬季、通常はアメリカ北部に生息しているそうですが、日本では少数が越冬することもあるようです。

今回は、このアメリカコハクチョウのお話です。

湖でオオハクチョウの群れを観察している最中、数羽のハクチョウが飛んで来ました。たまたま、このハクチョウを双眼鏡で観察していると、あることに気がつきました。クチバシが異様に黒い!

アメリカコハクチョウ1
2012年12月 群馬県多々良沼 クチバシが黒いハクチョウ

うろ覚えの記憶を頼りに「アメリカコハクチョウでは?」と予測を立て、とり急ぎ、写真を撮らせてもらうことに。(後で調べたところ、やはりアメリカコハクチョウでした)

アメリカコハクチョウの後ろに写っているオオハクチョウのクチバシとは、明らかに色味が違っています。

アメリカコハクチョウ2
アメリカコハクチョウ(前)、オオハクチョウ(後)

アメリカコハクチョウも家族単位で行動しており、親鳥2羽、幼鳥3羽のファミリーでした。

アメリカコハクチョウ3
アメリカコハクチョウの成鳥(後:左右2羽)、幼鳥(前:グレー3羽)

アメリカコハクチョウの家族がオオハクチョウの群れに加わると・・・アメリカコハクチョウはどのような行動をとるのでしょうか?

仲間が飛来してくるたびに羽をバサバサさせて鳴きながら大歓迎?するオオハクチョウ。アメリカコハクチョウはというと、オオハクチョウと同じく大歓迎?の行動をとっていました。多少の違いはどうでもよく、ハクチョウという括りでみんな仲間とみなすのですね。

アメリカコハクチョウ4
「ようこそ、ようこそ!」 と歓迎中?

しばしの間、オオハクチョウと群れていたアメリカコハクチョウ。今度は、田んぼエリアでコハクチョウ数羽と群れていました。

アメリカコハクチョウ5
アメリカコハクチョウ(後)、コハクチョウ(前:1羽)

アメリカコハクチョウとコハクチョウはとてもよく似ていて、クチバシの色味以外はそっくりです。

アメリカコハクチョウ6
アメリカコハクチョウ(左)、コハクチョウ(右)

アメリカコハクチョウはオオハクチョウ・コハクチョウのどちらの群れともうまくやっていけるのでしょう。とてもフレンドリーなアメリカコハクチョウにビックリ!

アメリカコハクチョウ7
「ハクチョウの群れに紛れているので、お見知りおきを!」 アメリカコハクチョウ一家

アメリカコハクチョウたちは、寒風の中、なかなかユーモラスな姿を披露してくれました。
次は、いつ、どこで会えるでしょうか?アメリカコハクチョウさん、お元気で!チュ!

<余談>
ハクチョウといっても、よ~く観るとオオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウがいて、他には餌付けされているコブハクチョウもいました。風の強い寒い日でしたが、一度に4種類のハクチョウを観察できたことは、とても贅沢で得した気分でした。

それにしても少数のアメリカコハクチョウは、何故日本で越冬するのでしょうか。渡りのルートを間違えた?または、居心地がいいので同じ個体が毎年渡来している?真相は・・・アメリカコハクチョウに聞いてみたいです。

<アメリカコハクチョウを脅かすもの>
湖沼・河川・水田の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、中継地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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