駄々っ子を探せ! コハクチョウ

野鳥の世界 コハクチョウ

ツンドラ地帯から約4,000kmもの旅をして、日本へ越冬しにやって来るコハクチョウたち。今回は、たまたま見かけたコハクチョウファミリーの姿を紹介します。

とある湖を散策中、遠くに白っぽい袋のようなものが数点置いてあるのが見えました。「あれま、こんな所にゴミ?」なんて、思いながら少しずつ近づいて行くと・・・ゴミではない!あれは、ハクチョウでは?

けれども、この湖でハクチョウを観たことがなかったし、飛来したという話も聞いたことがなかったので、とても信じられませんでした。

ハクチョウらしき物体との距離を詰めていき、再度確認してみると・・・やはり、ハクチョウです。クチバシの黄色部分の模様からコハクチョウと断定。

コハクチョウ13
2012年12月 埼玉県とある湖 コハクチョウ

コハクチョウは家族で行動を共にするので、この一家は親鳥2羽、幼鳥3羽のファミリーです!

白色が親鳥、グレーが幼鳥です。

コハクチョウ14
コハクチョウの親鳥

コハクチョウ15
コハクチョウの幼鳥

本来、この湖は渡りのルートではないにもかかわらず、ここにいるってことは、「もう、疲れたよー。休もうよー」と言った駄々っ子がいるはず。あーちゃん的に、これぞ「駄々っ子」という有力候補を紹介します。

大声で騒ぎ、兄弟にちょっかいを出している幼鳥を発見。

コハクチョウ16
駄々っ子候補(左) 「起きてよ!」

今度は、親鳥にちょっかいを出し始めました。

コハクチョウ17
駄々っ子候補(左) 「起きてよ!」

あまりにしつこいため、とうとう、親鳥に怒られてしまいました。

コハクチョウ18
「いい加減にしなさい!」(親鳥:左)

この湖は仮の休憩場所なので、すぐに旅立ってしまうかもしれません。ですので、今のうちにしっかり眠っておかなければいけないのに、こうもみんなを起こしまくっているとは、困った子です。「僕、暇だから遊ぼうよー」って感じですかね。これは、もう間違いなく、「駄々っ子」張本人でしょう。

でも、コハクチョウファミリーに会えたのは駄々っ子のおかげ?

コハクチョウ19
「そろそろ出発かな」

コハクチョウ20
「もっと、のんびり遊んでいたいなー」

この翌日、コハクチョウたちはどうしているだろうか?と様子を観に行ったところ、もう彼らの姿はありませんでした。やはり、短い滞在でした。

無事、越冬地までたどり着き、またいつか、この湖に立ち寄ってくださいね、コハクチョウさんたち!チュ!

<余談>
普段見慣れぬ白っぽい大きな野鳥がいた時の人々の反応は、なかなか面白いです。
「あれは、アヒルかしら?」、「あれはサギ?」などと、言っていました。誰も、ハクチョウ、とは思わなかったようです。あーちゃん達でさえ、「ゴミ袋?」と思ったほどでしたから・・・。
「あれは、ハクチョウですよ」と説明すると、みなさん、とても喜んでいました。冬の使者の到来は、たとえ一時でも、嬉しいものですね。

コハクチョウの関連記事:
「幸せのおすそ分け コハクチョウ」はこちら
「ちょうだい! コハクチョウ」はこちら

<コハクチョウを脅かすもの>
繁殖地、中継地、越冬地の環境汚染:繁殖地、中継地、越冬地の環境が整っている必要があります。
水田の減少:越冬地では、稲を刈り取った後の二番穂も食べるそうですので、水田が減るとえさ場も減少することになるようです。
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あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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