3年目の神社の番人 アオバズク
■野鳥の世界 アオバズク
アオバズクは大変な住宅難に晒されているため、可能な限り、同じ場所で営巣するといわれています。アオバズク夫妻は、今年も無事、東南アジア方面から渡って来れたでしょうか?6月恒例のアオバズク観察に行って来ましたので、今回はその紹介です。
2年連続アオバズクが営巣していた神社に到着。さて、3年目の今年はどうでしょうか?葉が茂り、薄暗い木々を見上げてざっと探してみましたが、アオバズクの姿は見えません。
「あ~、今年は来ていないのかも・・・」とがっかりしながら、別の場所をウロウロしていると、「いた!いた!」とたーさんが言っています。「本当だろうか?」と半信半疑で再び探してみると・・・本当にいました!
胸の模様からすると、3年連続、同じオスのようです。
今年も無事に渡って来ていたのですね。同じ時期に同じ場所で出会えて本当に感激です!
アオバズクを観るたびに思うのですが、とても小さいです。キジバトより小さいので、目をそらすと、すぐに木々や葉に紛れて見失っていまいます。さて、アオバズクはどこでしょう?
ズームすると・・・いた!
アオバズクのメスは抱卵中のようで姿は見えず。このオスは巣穴の近くで、しっかと見張りをしています。
アオバズクの顔をドアップで見ると・・・眼光するどい顔。
ちょっと変な顔。
そして・・・鼻の孔が目立ちます。こんな形をしているのですね~。
鳥類の鼻孔って、くちばしと一体化しているので面白いなーとついつい見入ってしまいました。鳥類は視力は優れているけど、鼻が利かない鳥さんがほとんどなので、鼻の孔はおまけ程度についているだけ?
と、旧友?のアオバズクの顔を観ながら考えてしまいました!
出会ってから、今年で3年目。今後も、できるだけ長~く、神社の番人として君臨し続けてくださいね、アオバズクさん、チュ!
<余談>
この神社をよく散歩されているという老夫婦の方から、このようなお話をお聞きしました。
夜間も強い照明をあてて、アオバズクの写真を撮る人がいたり、ヒナが巣穴から出る頃には朝から晩まで居座る人がいたり、多い時は40~50人ほどのカメラマンが詰めかけていたりするそうです。
もし、今後、アオバズクがやって来なくなったら・・・それはとても寂しいことですので、最低限のマナーは必要ですね。観察は、そっと静かに、短時間で!
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「4年目の神社の番人 アオバズク」はこちら
「ヒナは祭り好き アオバズク」はこちら
「神社の番人はお疲れ気味 アオバズク」はこちら
「森のお友達 リュウキュウアオバズク」はこちら
「神社の番人 アオバズク」はこちら
<アオバズクを脅かすもの>
森林破壊・大木の伐採:樹洞のある大木がないと営巣できないようです。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
アオバズクは大変な住宅難に晒されているため、可能な限り、同じ場所で営巣するといわれています。アオバズク夫妻は、今年も無事、東南アジア方面から渡って来れたでしょうか?6月恒例のアオバズク観察に行って来ましたので、今回はその紹介です。
2年連続アオバズクが営巣していた神社に到着。さて、3年目の今年はどうでしょうか?葉が茂り、薄暗い木々を見上げてざっと探してみましたが、アオバズクの姿は見えません。
「あ~、今年は来ていないのかも・・・」とがっかりしながら、別の場所をウロウロしていると、「いた!いた!」とたーさんが言っています。「本当だろうか?」と半信半疑で再び探してみると・・・本当にいました!
胸の模様からすると、3年連続、同じオスのようです。
今年も無事に渡って来ていたのですね。同じ時期に同じ場所で出会えて本当に感激です!
アオバズクを観るたびに思うのですが、とても小さいです。キジバトより小さいので、目をそらすと、すぐに木々や葉に紛れて見失っていまいます。さて、アオバズクはどこでしょう?
ズームすると・・・いた!
アオバズクのメスは抱卵中のようで姿は見えず。このオスは巣穴の近くで、しっかと見張りをしています。
アオバズクの顔をドアップで見ると・・・眼光するどい顔。
ちょっと変な顔。
そして・・・鼻の孔が目立ちます。こんな形をしているのですね~。
鳥類の鼻孔って、くちばしと一体化しているので面白いなーとついつい見入ってしまいました。鳥類は視力は優れているけど、鼻が利かない鳥さんがほとんどなので、鼻の孔はおまけ程度についているだけ?
と、旧友?のアオバズクの顔を観ながら考えてしまいました!
出会ってから、今年で3年目。今後も、できるだけ長~く、神社の番人として君臨し続けてくださいね、アオバズクさん、チュ!

<余談>
この神社をよく散歩されているという老夫婦の方から、このようなお話をお聞きしました。
夜間も強い照明をあてて、アオバズクの写真を撮る人がいたり、ヒナが巣穴から出る頃には朝から晩まで居座る人がいたり、多い時は40~50人ほどのカメラマンが詰めかけていたりするそうです。
もし、今後、アオバズクがやって来なくなったら・・・それはとても寂しいことですので、最低限のマナーは必要ですね。観察は、そっと静かに、短時間で!
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