見事な変身 ゴイサギ

野鳥の世界 ゴイサギ

幼鳥と成鳥とでは別種?と思えるほど体色が変化する、ゴイサギという鳥さんがいます。サギの仲間の野鳥で、東北地方では夏季、南西諸島では冬季、北海道を除くそれ以外の地域では周年観察することができるようです。

今回は、このゴイサギのお話です。

ゴイサギは昆虫も捕食するそうですが、主に両生類や魚類などを食べるので、水辺付近で見かけることが多いです。体長は約57cmとわりと大きめの野鳥なので、目につきやすいです。

何故かゴイサギの幼鳥を見かける方が多いのですが、幼鳥は褐色に白斑があります。

ゴイサギ2
2011年1月 埼玉県とある公園 池のほとり ゴイサギ(幼鳥)

この白斑が星のように見えるということで、ゴイサギの幼鳥は「ホシゴイ」とも呼ばれます。南西諸島の貯水池のほとりで、ゴイサギの幼鳥を発見。

ゴイサギ3
2011年4月 沖縄県伊良部島 ゴイサギ(幼鳥)

ゴイサギ4
「ホシゴイ」と呼ばれるゴイサギの幼鳥

連日40度近くの猛暑日が続いていた夏のとある日、たまたま水辺に目をやると、小川のほとりに佇んでいる3羽の野鳥を見かけました。よ~く観るとアオサギが1羽、ゴイサギ(幼鳥)が2羽。こうも暑いと、野鳥たちの姿をあまり見かけないのですが、水辺の木陰で涼んでいたりするのですね。

ゴイサギ5
2011年8月 埼玉県秋ヶ瀬公園
ゴイサギの幼鳥(左2羽)、アオサギ(右)

このゴイサギ(幼鳥)とアオサギは、親子?と間違えるほど、とっても仲良しに見えました。アオサギは獰猛といわれますが、この時は一度たりともゴイサギ(幼鳥)を脅す素振りはありませんでした。気立ての優しいアオサギもいるのかも。

ゴイサギ6
ゴイサギの幼鳥(両端)、アオサギ(中央)

次は、寒い寒いとある冬の早朝、凍った池の上に白っぽい野鳥を発見。確認すると・・・ゴイサギの成鳥です。ゴイサギは夜行性なので、そろそろねぐらに帰る頃なのですが、置物のようにぼぉ~として全く動きませんでした。あまりの寒さに固まっている?

ゴイサギ7
2011年12月 埼玉県北本自然観察公園 ゴイサギ(冬羽)

ゴイサギの成鳥は目が赤いです。首が短く、面白い体型ですね。

ゴイサギ8
首が短い!

幼鳥と成鳥とでは、別の鳥?と思えるほど、見事な変身ぶりのゴイサギさん。いつか、ぼぉ~としている姿ばかりではなく、夜間の活動的な姿も見せてくださいね、チュ!

<余談>
幼鳥と成鳥とでは、体色が全く異なる野鳥たちの中で、ゴイサギは代表的な鳥さんだと思います。ホシゴイの存在を知らなければ、ほぼ間違いなく、別種と思ってしまうでしょう。
幼鳥時は、褐色の目立たない体色の方が生存率が高まるというのは理解できますが、白斑は何のためにあるのでしょうね。ただの褐色だけでも事足りる気がするのですが。それだけではつまらない、ということで白点を星のように散りばめてみた?ん~、自然界の色彩ルールは奥が深いです。

ゴイサギの関連記事「カメと対決? ゴイサギ」はこちら

<ゴイサギを脅かすもの>
河川・湖・池沼・水田の減少:生息場所がなくなります。
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Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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