ご近所さん ベニマシコ

野鳥の世界 ベニマシコ

今の街に住み始めて、はや十数年。空地や畑がどんどん住宅に変わり、野鳥たちの姿もめっきり減ってしまいました。そんな中、あーちゃん宅から徒歩でわずか20分ほどの場所に、赤い鳥を発見!今回は、越冬中のベニマシコに近所で出会った際のお話です。

2011年11月頃、湖のほとりをブラリと探鳥中に、「フィッ、フィッ」という鳴き声が聴こえてきました。「まっ、まさか!」と思い、声の主を探してみると・・・ベニマシコのオスを発見。

以前、この湖では大規模な工事がおこなわれており、その後、何年もかけて、少しずつ、野鳥たちが姿を現すようになってきていました。
けれども、ベニマシコをこの場所で見かけるのは初めてです。そこは、とっても小さなアシ原で、水位が増すと水没しそうなぐらい微妙な環境・・・。「とても越冬できると思えない。渡りの途中に立ち寄っただけ?」

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2011年11月 埼玉県とある湖 ベニマシコ(オス)

この時出会って以来、何度か鳴き声を聴いたけれど、姿は見えず。その後、大雨の影響で水位が上昇し、アシ原の一部が水没してしまいました。そして、それっきり、ベニマシコの気配を感じることはできず。「あ~、やはり、この場所での越冬は無理だったか・・・」と残念に思っていました。

2012年1月、同じ場所を通りかかった際、数名のバードウォッチャーがいることに気づき、「もしや?」と思い観察していると、あの「フィッ、フィッ」が聴こえてきました。「いる!彼は、まだここにいる!」

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2012年1月 埼玉県とある湖 ベニマシコ(オス)

前回の出会い以来、数ヶ月経過後もまだ居るってことは、どうやら、この地を越冬場所に決めていたようです。

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ご近所へようこそ!

ベニマシコのオスは、ちょうど食事中で、しばらく同じ場所で姿を見せてくれました。

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「モグモグ」

その後も、何度かこのベニマシコのオスを見かけましたが、他に仲間はいないようで、いつも独りでした。
「この小さなアシ原で、単独で越冬決行中?」とちょっと心配しつつも、この地を越冬地に選んでくれた、ということをとても嬉しく思いました。

まだ冬は長いですが、頑張って生き抜いて、来年もご近所に戻ってきてくださいね、ベニマシコさん、チュ!

<余談>
年末年始と山林、公園、干潟と様々な場所を探鳥しましたが、冬鳥たちのあまりの少なさに、ただただ驚くばかり・・・。野鳥の世界に何が起こっているのでしょうか?
渡りが大幅に遅れている?猛暑の影響による餌不足で前回の冬を生き残れなかった野鳥が多かった?大地震の影響?
様々な原因が複合的に絡み合っているのでしょうが、この現象は明らかにおかしい!と思います。次の冬こそは、たくさんの冬鳥たちで賑わってほしいです。

ベニマシコの関連記事:
「赤い鳥を探して ベニマシコ」はこちら
「ひそかにモグモグ ベニマシコ」はこちら
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<ベニマシコを脅かすもの>
灌木地、農耕地、藪の消失:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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