赤いベレー帽の芸術家 クマゲラ(絶滅危惧種)第3話

野鳥の世界 クマゲラ

「赤いベレー帽の芸術家 クマゲラ(絶滅危惧種)第2話」の続きです。

枯れ木の上の方に、キツツキの食痕がたくさんありました。クマゲラもこの部分を集中的に突っついて、中にいる虫を探しています。

クマゲラ11
「ここは掘りやすい!」

ホジホジと集中モードのクマゲラ。

クマゲラ12
「ホジホジ」

幹をガシッと掴んでいる足の大きいこと!クマゲラの大きな体を支えるには、それなりに大きな足が必要なのですね。

クマゲラ13
体が大きいと足も大きい!

幹をあちらこちらと動きまわり、食べ物を探しています。もう、この段階になると、あーちゃん達の存在は全く眼中にない様子でした。

クマゲラ14
何かを発見?

クマゲラ15
「やはりあそこしかないか!」

と、ウロウロした結果、樹皮がむき出しの幹のところへ戻ってきました。やはり、クマゲラは、この場所がお気に入りのようです。

クマゲラ16
「ここは大事な食事場所!」

結局、約30分もの間、食事シーンを観察させてもらえました。最後は、この木にやって来たキジバトに驚き、大声で叫びながら飛び去って行きました。

それにしても、クマゲラは本当に鳴き声が大きいですねー。「どうされたん?」と聞きたくなります。クマゲラの姿と鳴き声入りの動画です。(カメラのシャッター音が少し入っています。)


クマゲラの鳴き声その2(動画 33秒:音声有)

クマゲラのような野鳥は、観光案内などのパンフレットに載っているからといって会えるのは、本当に稀だと思います。結局、ブラッと行った場所で、クマゲラの方から目の前にやって来てくれた、という珍事が起こらない限り、なかなか出会うのが難しい鳥さんだなーとつくづく思いました。

営巣に必要な数百年クラスの大木が減ってしまい、生存が脅かされているクマゲラ。いつか、またその姿を見せてもらえるでしょうか。どうかお元気で、赤いベレー帽の芸術家(彫刻家)さん!チュ!

<余談>
沖縄本島北部には、固有種のキツツキ、ノグチゲラ(特別天然記念物)が生息しています。ノグチゲラも環境悪化の影響により、絶滅が危ぶまれており、推定生息数は100羽程度といわれています。

生息数が非常に少ないノグチゲラとクマゲラは、通常、ぱっと行って、ぱっと会えるような野鳥ではないのですが、過去にノグチゲラとは奇跡的な出会いがあり、今回のクマゲラもミラクルな出来事のおかげで出会うことができました。彼らのような野鳥に出会うと、「また再会できるだろうか?それとも・・・これが最後・・・?」と考えさせられます。

<クマゲラを脅かすもの>
広大な原生林・混交林・ブナ林の減少:生息場所がなくなります。
数百年クラスの大木の減少:営巣ができなくなります。
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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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