胆のすわった里山の主 キジ

野鳥の世界 キジ

2008年4月 埼玉県とある里山付近

春先になると、「ケッ、ケーン」と威勢のよい鳴き声が、あちらこちらの里山周辺から、聴こえてきます。この声の主は、日本の国鳥、キジ(オス)です。

今回は、桃太郎のお供としても馴染みの深い、キジのお話です。

キジの「つがい」との初めての出会いは、なかなか感動的なものでした。その日は、たーさん、まーさん・レオさん(犬)と、里山付近をブラブラと散歩していたのですが、野鳥との出会いはあまりなく、「今日はいないねぇー」と言いながら、そろそろ帰ろうかと話している時でした。

「もう一度、あちらの森へ行ってみるね」とあーちゃんは、一人で森の入口へ立って、鳥さんが誰かいないか頭上を見上げていました。が、やはり誰もおらず・・・。
「さぁ、帰ろう」と思い、たーさん、まーさん・レオさん(犬)がいるところへ戻ろうとして、そちらを見ると、たーさんがこの世の終わりかと思うようなすごい形相で、手をブンブン振りながら、「早く!早く!」と言っています。何か大事件らしいが、普通、鳥さんは、人が走ると逃げます。なので、「なに~?」と言いながら、のんびりと近づいていきました。

そして、たーさんが指を差している方向を、物陰からそっーと観てみると、なんとキジのペアが、「よいお日和でー」といった感じで、デートしていました。
しかも、かなり開けた草むらで!周囲約15m四方には、すぐに隠れる場所もありません。もしもの事があったら、と観ている方がハラハラしました。

が、当のキジのご本人達は、ゆっくり、ゆっくりとおくつろぎ中でした。その時間、約10分ほど。ようやく、オスが茂った藪の方へ歩いていき、メスを誘導しようとしましたが、メスはついていかず、地面をツンツンとついばみながら、のんびりとその場を歩いていました。メスがオスの後をついて、移動を始めたのは、それからさらに5分ほど経ってからでした。

ここは、オスが貫禄を見せ、メスが来るまでじっーと待っていました。決して、焦らず、で~んと構えて。嫁入りしてくれるかどうか?の大事な場面なので、鳥さんといえども、かっこ悪い姿など、見せたくなかったのでしょう。えらい!

この時は、まだカメラを持ち歩いていなかったので、この素敵な光景を撮影できず。
代わりに、2009年10月に埼玉県のとある市の茶畑付近で撮影した、別のキジのペアの写真を掲載します。

キジ1
キジ(オス)


キジ2
キジ(メス)


今年もカップル誕生!の時期がやってきました。
素敵なキジのペアに出会えるよう願いを込めて!チュ!

<余談>
オスの体は、日の光が当たると、緑色の部分がキラキラと輝いて、とてもきれいです。びっくり目も愛嬌がありますね。

キジ3
2010年2月 埼玉県とある里山付近で撮影


2008年4月に出会ったキジのオスが、冬によく採餌していた場所の一つが、2009年には住宅地に変わってしまいました・・・。この冬を無事、生き延びられたでしょうか?

キジの関連記事「畑でアピール キジ」はこちら

<キジを脅かすもの>
里山、茶畑、藪の減少:生息場所がなくなります。
狩猟:生息数が減ります。(国鳥をハンティング・・・?世界的にも例がない・・・)
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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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