これがホントの田ゲリ タゲリ

野鳥の世界 タゲリ

「田にいるケリ」ということからタゲリと名付けられたのですが、過去に出会ったタゲリは、畑や草むらといった、乾燥した場所に生息していました。本来は、水気のある場所を好む野鳥のため「何故?」と疑問に思っていたのですが、ようやく「田ゲリ」姿を披露してくれましたので、今回はその紹介です。

冬季、タゲリは日本で越冬するため、普段見かける姿は冬羽ですが、春になり、北方の繁殖地へ旅立つ直前の姿は、夏羽でした。夏羽は、喉部分が真っ黒です。

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2011年3月 沖縄県西表島北部の水田 タゲリ(夏羽)

冬羽と比べると・・・かなり黒いです。

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タゲリ(左:夏羽)、タゲリ(右:冬羽)

人間の目からすると、冬羽の方が顔がはっきり見えて色合いもきれいに思えるのですが、繁殖シーズン用に喉が黒くなる夏羽は、結婚相手にとっては、とっても魅力的に映るのでしょう。

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喉が黒いと、ちょっと迫力があるかも。

冬季、タゲリは群れでいることが多いようですが、このタゲリは1羽だけで、長時間、水田でゆっくりゆっくり採餌していました。

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これが本当の「田にいるケリ」でタゲリ!

横から観ると、やはりタゲリは美しいです。冠羽も延びて、結婚相手との出会いの準備は、バッチシのようです。

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「準備O.K!」

と、その前に、長~い旅が待っていますので、しっかり食べて栄養をつけて、繁殖地への旅路を乗り切ってください。また、いつか、どこかでお会いしましょう、タゲリさん!チュ!

<余談>
タゲリの生息に適した場所は、年々減ってきているそうです。冬季、水気のある水田はほとんどなく、仕方なしに乾燥した場所にいることが多くなっているのかもしれません。
世界的に厳しい環境に晒されているタゲリには、まだまだ試練が続きそうです。

タゲリの関連記事:
「安全な餌場はどこ? タゲリ」はこちら
「風にも負けず タゲリ」はこちら
「田園の貴公子 タゲリ」はこちら

<タゲリを脅かすもの>
繁殖地、中継地、越冬地の環境破壊:世界中で、えさ場(湿地・河原・水田)が減少しているようです。
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バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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