北から南まで自在に出没! アオサギ

野鳥の世界 アオサギ

日本で観察できるサギの中で、最も大きく、見かける頻度の高い、アオサギという鳥さんがいます。日本では、南西諸島で冬季、それ以外の地域で周年観察することができるようです。

今回は、このアオサギのお話です。

アオサギは、野鳥の中でも大型の部類に入り、全長約95cmもあります。そのため、遠くからでも目につくことが多いです。

川の中をゆっくり、ゆっくり歩き回るアオサギを見かけました。このアオサギは、あまり警戒心がないようで、のんびりとくつろいでいました。顔や羽に黒味がないので、この鳥さんは若鳥のようです。

アオサギ2
2010年8月 埼玉県 アオサギ(若鳥)

暑い日中は、野鳥たちも木陰で休んでいることが多く、姿を見かける機会がめっきり減ります。水の中といえど、やはりアオサギも直射日光は暑いようで、草の陰に隠れて休んでいました。この鳥さんも全身灰色なので、若鳥のようです。

アオサギ3
2010年9月 奥多摩 アオサギ
「こうも暑いと、日陰で休むのが一番!」(若鳥)

アオサギの冬羽は、色味が薄くなります。川の中で佇んでいるアオサギを見かけました。この鳥さんも、顔に黒味がないので、若鳥と思われます。

アオサギ4
2010年11月 埼玉県とある川 アオサギ(若鳥)

釣り人が釣った魚を狙う、アオサギがいました。かなり人に慣れている様子で、ソロリソロリと近づいて行きます。

アオサギ5
2010年12月 埼玉県とある湖 魚目当てに人に近寄るアオサギ

北海道と沖縄でも、アオサギを見かけました。北から南と、かなり広範囲の生息域です。

アオサギ6
2010年7月 北海道野付半島 湿原に生息するアオサギたち

アオサギ7
2011年3月 沖縄県西表島 マングローブに生息するアオサギたち

サギ類が首をぐい~と伸ばしてこちらを見ている時は、警戒中の合図です。ここで動いてしまうと、大抵逃げ去ってしまいます。

アオサギ9
2009年5月 沖縄県本島北部 首を伸ばして警戒中のアオサギ
「なんか、見慣れない顔がいるなー」

この後、やはり、アオサギは飛び去ってしまいました・・・ごめんよー。

野鳥は、体を軽くして飛ぶという選択をした代わりに、食べ物を胃の中に溜めておくことができません。そのため、起きている時間帯は、ひたすら食べ続けるという行動をとるのですが、これがアオサギぐらいのサイズになると、食べる量も相当多いことでしょう。アオサギは、魚類、両生類、小型哺乳類などを捕食するのですが、時には養殖魚を食べてしまうこともあるそうです・・・。

養殖魚を食べると害鳥扱いされてしまうので、ぜひとも自然界の天然ものを食べてくださいね、その方が栄養もあって体にもいいですよ、アオサギさん!チュ!

<余談>
我が家のまーさん・レオさんであっても、もし、道端に食べ物が落ちていたら迷わず食べてしまいます。常に空腹でもない飼い犬でさえ、そういう行動をとります。自然界の野鳥たちが農作物や養殖魚を食べてしまう理由は、「そこに食べ物があるから」ですね。

野鳥たちの性質をもっとよく理解し、彼らが本能的に恐れるものを創りだせば、自然と寄ってこなくなるのでは?と思います。
優秀と言われている人間の頭脳を正しく使えば、駆除以外の対策方法は見つかると思うなー。

アオサギの関連記事:
「気分は白鳥? 泳ぐアオサギ」はこちら
「主役は君だ! アオサギ」はこちら
「華麗なる氷上ウォーク アオサギ」はこちら

<アオサギを脅かすもの>
河川・湖沼・水田・湿地等の減少:生息場所がなくなります。
人による捕獲:害鳥として駆除されることがあるようです。
スポンサーサイト

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

コメント

非公開コメント

No title

アオサギは身近な鳥さんなのです
毎年夏我が家周辺の水田に水を張ると必ず訪れてくれます
優雅ですよね
でも飛び立つとその大きさにビックリします
脚も首も長いですもんね
獲物をひたすら待っている時のジッとし具合
まるで作り物のようで感心します^^)

ポンさんへ

ポンさん宅の周辺の水田は、きっと農薬を使っていないのでしょうね。
たくさんのサギが姿を現すということは、それだけ食べ物が豊富ってことですから。
我が家の周辺には、水田はほとんどありません。一面水田という場所もあるにはあるのですが、サギ類を1羽も見かけたことがないので、多分農薬がたっぷり使われているのだと思います。

そのため、アオサギは川や湖で見かけることが多いです。
上空を巨大な鳥が飛んでいる!と思ったら、大抵アオサギです。あれだけ大きいとインパクトがありますよね。
気も強いようで、カワウを追い払っている姿を目撃したこともあります。
大きくて強い、となると、やはり天敵と呼べるのは、人間だけかもしれませんね。




プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
驚きの鳥類の知能を紹介
全記事(数)表示

全ての記事を表示する

記事検索
野鳥名は、カタカナで検索!
歴代人気記事ランキングTOP20
RSSリンクの表示
応援エリア

ランキングに参加していますので、下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。


にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
QRコード
QR
外部リンク
・絶滅危惧種検索

 

・癒し系の鳥さんブログ

 

・野鳥関連ブログ

 

・緑地関連ブログ