タイムサービス クイナ
■野鳥の世界 クイナ
とっても警戒心が強く、なかなか姿を見せてはもらえない、クイナという鳥さんがいます。夏季は北海道や本州北部、冬季は本州中部以南で観察することができるようです。
今回は、このクイナのお話です。
縄張り意識が強いせいか、クイナのけたたましい鳴き声を幾度か聴き、アシ原でチラリと姿をみかけたことがあるものの、写真を撮らせてもらう機会は、そうそうありませんでした。
ある冬の午前中、休憩しようと、たまたま腰を降ろした際、草むらの木の根元で何かが動いているのに気がつきました。急いで、双眼鏡で確認すると、クイナ!です。用心深い彼らは、すぐに草むらに逃げ込んでしまうので、今回も「どうかな~?」と様子をうかがっていると、ソロリソロリと姿を現し始めました。急いで、パシャリ。
クイナは、雑食で、昆虫や小魚、植物の実などを食べるので、この時は小魚でも食べていたのかもしれません。くちばしがキラキラと水で光っていましたので。
少し距離はあるものの、クイナは、あーちゃん達の存在にとっくに気付いており、こちらの様子をうかがっているようでした。
クイナは、全長約30cmと少し大きめで、背は褐色、腹部は横斑のある保護色になっていますが、くちばしが赤いので、そこだけは目立ちます。
そして、草むらを目指して、ズンズンと進み始めました。
クイナらしく、尾羽をピンと立ててます。
その後、クイナは草むらの中に入り込み、姿を消してしまいました。この公園は、人が大勢歩いているので、この時出会ったクイナは、わりと慣れているように思うのですが、それでも、かなり早い退場でした。時間限定の「タイムサービス!」だったようです。
気配は感じても、なかなか姿を見せてくれないクイナさん、今後は時間延長してもらえると嬉しいです!チュ!
<余談>
珍しいヤンバルクイナ、シロハラクイナ、ヒクイナとの出会いの方がずっと早く、何故か最も身近に生息しているクイナは、もったいぶって?か、なかなか写真を撮らせてはもらえませんでした。いつでも会えると思っても、実は全くそんなことはないのですね。野鳥との出会いは、本当に運次第だなーとつくづく思います。
クイナの関連記事「かくれんぼ名人(名鳥)を探せ! クイナ」はこちら
<クイナを脅かすもの>
草地・アシ原・水田の減少:生息場所がなくなります。
とっても警戒心が強く、なかなか姿を見せてはもらえない、クイナという鳥さんがいます。夏季は北海道や本州北部、冬季は本州中部以南で観察することができるようです。
今回は、このクイナのお話です。
縄張り意識が強いせいか、クイナのけたたましい鳴き声を幾度か聴き、アシ原でチラリと姿をみかけたことがあるものの、写真を撮らせてもらう機会は、そうそうありませんでした。
ある冬の午前中、休憩しようと、たまたま腰を降ろした際、草むらの木の根元で何かが動いているのに気がつきました。急いで、双眼鏡で確認すると、クイナ!です。用心深い彼らは、すぐに草むらに逃げ込んでしまうので、今回も「どうかな~?」と様子をうかがっていると、ソロリソロリと姿を現し始めました。急いで、パシャリ。
クイナは、雑食で、昆虫や小魚、植物の実などを食べるので、この時は小魚でも食べていたのかもしれません。くちばしがキラキラと水で光っていましたので。
少し距離はあるものの、クイナは、あーちゃん達の存在にとっくに気付いており、こちらの様子をうかがっているようでした。
クイナは、全長約30cmと少し大きめで、背は褐色、腹部は横斑のある保護色になっていますが、くちばしが赤いので、そこだけは目立ちます。
そして、草むらを目指して、ズンズンと進み始めました。
クイナらしく、尾羽をピンと立ててます。
その後、クイナは草むらの中に入り込み、姿を消してしまいました。この公園は、人が大勢歩いているので、この時出会ったクイナは、わりと慣れているように思うのですが、それでも、かなり早い退場でした。時間限定の「タイムサービス!」だったようです。
気配は感じても、なかなか姿を見せてくれないクイナさん、今後は時間延長してもらえると嬉しいです!チュ!
<余談>
珍しいヤンバルクイナ、シロハラクイナ、ヒクイナとの出会いの方がずっと早く、何故か最も身近に生息しているクイナは、もったいぶって?か、なかなか写真を撮らせてはもらえませんでした。いつでも会えると思っても、実は全くそんなことはないのですね。野鳥との出会いは、本当に運次第だなーとつくづく思います。
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草地・アシ原・水田の減少:生息場所がなくなります。
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