短足の頑張り屋 キアシシギ

野鳥の世界 キアシシギ

短くて黄色い足がチャームポイントのキアシシギという鳥さんがいます。シギの仲間の野鳥で、日本では渡りの時期に頻繁に観察することができるようで、九州や南西諸島では越冬する場合もあるそうです。

今回は、このキアシシギのお話です。

キアシシギの飛来場所は、干潟や磯など。ということは、観察できるチャンスの多いキアシシギといえども、海のない埼玉では、なかなか出会う機会がない!ってことになります・・・。が、宮古諸島では、様々な場所で、たくさんのキアシシギが姿を見せてくれました。キアシシギは、体長約25cmと少し小さめなので、双眼鏡で覗かないと、判別できない大きさです。

キアシシギ1
2010年10月 沖縄県宮古島ウプカー・マングローブ付近の海岸
黄色い足のシギなので、キアシシギ(冬羽)

キアシシギは短足ですが、水深の浅いところでは、チャポンと入って、採餌できるようです。

キアシシギ2
「短足だけど・・・」

キアシシギ3
2010年10月 沖縄県伊良部島 キアシシギ(冬羽)
「浅いところは、大丈夫!」

マングローブでも、数羽のキアシシギを見かけました。あちらこちらと歩き回って、カニを探しています。

キアシシギ4
2010年10月 沖縄県宮古島島尻マングローブ キアシシギ(冬羽)

キアシシギ5
「ここにカニが、いるかなー?」

くちばしを砂に突き刺す時は、チュウシャクシギアカアシシギと同様、キアシシギも、目を閉じていました!やはり、砂や海水が目に入らないようにするため?でしょうか。

キアシシギ6
「ギュッと目を閉じるんだよ」

この時出会ったキアシシギたちは、そのまま越冬したのか、さらに南下したのかは分かりませんが、ここぞ!とばかりに、みなさん忙しそうでした。

春になると、北の繁殖地に向けて旅立つことになるので、それまでの間、栄養をつけるべく、短い足をフル回転させて頑張ってカニを見つけてくださいね、キアシシギさん!チュ!

<余談>
キアシシギの繁殖地はシベリア北東部やカムチャツカ半島など、越冬地は東南アジアやオーストラリアなど、と言われているため、かなりの距離を移動していることになります。
エネルギーの補給が欠かせないためか、ちょこまかと動き回ってひたすら食べ続けるキアシシギを見かける機会がとても多かったです。旅鳥たちが効率よく甲殻類を捕食するには、カニがた~くさん生息しているマングローブに行くのが一番手っとり早いようです。
多くの生命を育むマングローブは、野鳥たちにとっても、大切な場所なのですね。

キアシシギの関連記事「波にも負けず戦法 キアシシギ」はこちら

<キアシシギを脅かすもの>
砂浜・干潟・磯・水田などの減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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