シラサギ公園 チュウサギ(準絶滅危惧種)

野鳥の世界 チュウサギ

シラサギ類は、繁殖時にはサギ山というのを作りますが、渡りの際も、大勢で群れるようで、いつかその姿を観てみたい!と思っていました。今回は、2組のチュウサギ(準絶滅危惧種)の群れに出会った際のお話です。

チュウサギは埼玉では夏鳥ですので、秋になると、越冬地を目指して南下を開始します。冬季、九州や南西諸島で越冬するチュウサギが少数いて、数羽程度なら見かける機会はありましたが、群れに出会ったことはありませんでした。「どこで群れに会えるかな―」と思っていると、宮古諸島で出会いました!

宮古島でフェリー乗り場を目指し、車で北上している最中、左手の海岸に奇妙な光景を発見しました。遠くの木々に白い点々がたくさん付いているのです。「あれは、何?」と、車を停めて、確認することに。

遠くの緑に白い斑点がたくさん・・・。

チュウサギ7
2010年10月 沖縄県宮古島
あの白い物体は・・・?

ズームで確認してみると、シラサギのようです。小さすぎて、種類が分かりません。

チュウサギ8
シラサギの群れ?

シラサギたちのいる木々の裏手に行ってみることに。ちょうどお昼寝タイムのようで、ほとんどの鳥さんが羽に顔をうずめて眠っています。時々、起きて顔をあげる鳥さんがいるので、驚かさないよう、そぉーと近づいて、パシャリ。

チュウサギ9
お昼寝中のシラサギの群れ

起きている鳥さんの顔から判断すると、どうやらチュウサギ軍団のようです。それにしても、すごい数です。一斉に飛来してきたのでしょうか?野鳥の世界には、群れるのが好きな鳥さんが多いですねー。このチュウサギたちは、一瞬顔をあげても、すぐに眠ってしまう鳥さんばかりで、とにかくとてもお疲れの様子でした。

次にシラサギの群れに出会ったのは、宮古島の左手に位置する伊良部島です。車でブラブラと移動している最中、不思議な光景を目にしました。たくさんのシラサギが公園でくつろいでいるのです。人間は一人もおらず、シラサギ専用公園と化していました!

チュウサギ10
2010年10月 沖縄県伊良部島
公園にシラサギがたくさん・・・。

ズームで見ると・・・この群れもチュウサギ軍団でした。

チュウサギ11
公園内を歩き回るチュウサギ

チュウサギ12
「この公園は、シラサギ専用!」 えー、そうなん?

チュウサギオンリーの群れかと思いきや、くちばしの黒いコサギが紛れています・・・。

チュウサギ13
チュウサギの群れにコサギ(右から2番目)が。

コサギもシラサギの仲間なので、入園は許可されているようです。残念ながら、人間は立ち入り禁止のようなので、車中からひっそりと観察させてもらいました。

この時出会った2組のチュウサギの群れは、その後、どうしたでしょうか?多くのチュウサギたちは、さらに南へ向けて旅立ってしまったでしょう。中には、この公園で越冬することに決めたチュウサギもいたかもしれませんね。「わしは、もう年なのでシラサギ公園で冬を越すことに決めたのじゃ」などと言いながら・・・。

またいつか、シラサギ公園でお会いしましょう、チュウサギ軍団さん!次回は、入園を許可してもらえると嬉しいです!チュ!

<余談>
この夏、埼玉でチュウサギを見かけたのは、たったの一回だけだったので、宮古諸島でチュウサギの群れを目にした時は、とても贅沢なものを見せてもらっている気がしました。
今後、農薬を使用しない田畑(えさ場)がどんどん増えると、それに比例してチュウサギたちも増えてくれるはずなので、いつか、シラサギ公園が定員オーバーになるぐらい繁盛しているところを見てみたいものです!

チュウサギの関連記事「子供には負けないよ! チュウサギ(準絶滅危惧種)」

<チュウサギを脅かすもの>
田畑・草地・湿地の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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コメント

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No title

チュウサギさん 美しい鳥さんです
サギ類は我が家の周りにも沢山飛来してきてくれるのですが
チュウサギさんは なかなかお目にかかれません
そんなチュウサギさんがこんな団体さんで!
しかも木の実のように木にとまって お昼寝とは
じつに見ものでしたね^^)
目元の黄緑色がとってもきれいですよね

No title

こんばんは!
凄い数のチュウサギですね!
こちらの川ではコサギ・ダイサギの群れは見かけますが・・・
サギ類の独特な動きが面白くて好きです。

ポンさんへ

チュウサギは、出会う機会自体がとっても少ないので
会えると嬉しいですね。
しかも、群れとなると、なかなか観察させてもらうことができないので、
とても貴重な体験でした。
お昼寝姿は、本当に木の実みたいですね(笑)
またいつか、群れに出会ってみたいです!

atekichiさんへ

自宅近辺で、最もよく見かけるシラサギは、ダイサギですね。
コサギは、たまーに見かけます。
チュウサギとなると、本当になかなか出会う機会がありません。
それだけ、餌を確保できる場所が減っているってことですね。
無農薬の農耕地が増えれば、チュウサギの餌場が増えることになるので
きっと生息数も増えてくれるはずですね。
プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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