疲労困ぱい? コサギ

野鳥の世界 コサギ

チュウサギよりも、もっと小さいコサギという鳥さんがいます。シラサギの仲間の野鳥で、日本では本州以南で周年観察することができるようですが、冬季は温かい地域へ移動する場合もあるそうです。

今回は、このコサギのお話です。

コサギは、日本のシラサギ類の中で、最も小さく約60cmほどの大きさです。1羽だけでいる場合は、大きさがよく分からないので、くちばしが黒で、足の指部分が黄色かどうか?でコサギと分かります。

コサギ2
2010年10月 沖縄県宮古島ゴルフ場の池付近
くちばしが黒、足の指部分が黄色のコサギ(冬羽)

伊良部島で、何故かとても疲れきっているコサギに出会いました。羽はボサボサ、くちばしの色味もくすんでいるような・・・。このコサギは、越冬のため、海を越えて、はるばる宮古諸島へ渡ってきたのでしょうか?

コサギ3
2010年10月 沖縄県伊良部島 コサギ(冬羽)

車中から観察していたところ、このコサギは、歩道で立ち止まったまま、佇んでいました。コサギとの距離は、わずか2~3mほど。

コサギ4
ぼぉーと佇むコサギ。羽がボサボサ、ちょっと汚れている?

そして、何故か、こちらに向かってヨタヨタと歩き始めました。

コサギ5
歩道をヨタヨタと歩くコサギ

あーちゃん達をチラ見しながら、車の真横を通り過ぎて行きました。その距離、わずか1mほど・・・。

コサギ6
チラっとこちらを見るコサギ。バッチシ目が合いました。

このコサギは、飛ぶ元気も走る元気もないようで、哀愁を漂わせながら、トボトボと去っていきました。留鳥として周年生息しているのなら、あんなにヨレヨレになるほど疲れきることはないと思うので、やはり渡ってきたばかりだったのかなー。

今まで出会った中で、最もお疲れの様子だったコサギさん、ゆっくり休養して早く元気になってくださいね、チュ!

<余談>
1年中観察することができる野鳥は、留鳥と呼ばれていますが、その中でも渡りをする鳥さんがいます。南西諸島で見かける茶色のヒヨドリの中に、グレー色のヒヨドリがいれば、本土から渡ってきた!とすぐに分かるのでしょうが、見た目に差異のない野鳥であれば、ずっと生息しているのか、渡って来たのかは、判断することができません。
となると、上記のコサギのように、ヨレヨレ具合と疲れ具合から判断するしかないのかなー?野鳥の世界にも、パスポートのようなものがあれば、どこから来たかが分かるのにな―。

コサギの関連記事「カラスとのガチンコ勝負 コサギ」はこちら

<コサギを脅かすもの>
水田・干潟・河川・湿地の減少:生息場所がなくなります。
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コメント

非公開コメント

No title

まぁ…
我が家の周りの田んぼではコサギ チュウサギ アオサギ
サギさんがたくさんいますが
こんなにヨレヨレのサギさんは見たことが無いです
大体歩く時は最初のお写真のように
首をキリっと伸ばして歩くのに
こんなに丸いままヒョコヒョコする状態とは
かなり疲労困憊しているのでしょうね
過酷な鳥の世界 純白の華麗な姿をしていても
たくましく生きていかないといけないのですね
大変だぁ

No title

本当にヨレヨレですね・・

ポンさんへ

そうなのです、
コサギといえば、真っ白できれいな姿しか
観たことがなかったので、
「本当にコサギ?」と思ってしまいました。
留鳥であっても、中には渡りをする鳥さんもいるので、
知らないところで、大変な苦労があるのですね。
本当にたくましいなーと思います。

オオトラさんへ

相当疲れていたのでしょうね。
観るのもかわいそうなぐらい、ヨレヨレで・・・。
渡りをする野鳥は、知恵と体力と運と
全てを兼ね備えていないと生き抜くのが難しいようですね。
厳しい世界です。

No title

こんばんわ
う~ん・・・
元気になってくれるといいですね。
鳥を見始めるて、生きる難しさ、命の尊さを学ぶことが多くなりました。

atekichiさんへ

この疲れ切ったコサギには、
生きるって、本当に大変なことなんだなーと
教えられました。
でも、大変だからといって、人生投げやりに過ごす野鳥はいないわけで、
みんな精一杯生きているのですよね。
そんな彼らの姿には、いつも感動させられますし、
本当に学ぶべきことがたくさんあります!
プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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