賑やかな所がお好き ホシガラス

野鳥の世界 ホシガラス

黒っぽい体に、白い斑点が星のように見える、ホシガラスという鳥さんがいます。カラスの仲間の野鳥で、体長は約35cmと少し大きめです。日本では、本州、四国、北海道の高山帯(亜高山帯)に生息し、冬季はやや標高の低い場所に降りてくるようです。

今回は、このホシガラスのお話です。

ホシガラスは、普段の生活の中では、まず、お目にかかる機会がない野鳥です。彼らは高~い山に生息するため、こちらから出向いて行かない限り、出会えないからです。

夏といえば高原!ということで、群馬県の浅間高原付近に行ってみることにしました。午前2時半頃出発、朝6時頃には現地に到着!朝の高原の気温は17度ぐらいで、久々の涼しい気候に嬉しくなりました。
しばらくは、高原の林の中を探鳥し、野鳥たちの賑やかな食事風景を観察させてもらいました。

その後、バラギ高原付近を車でブラブラ走っていると、ゴンドラ乗場を発見。ゴンドラに乗ると、標高約2,100mの浦倉山付近へ行けるということが分かりました。せっかくなので「乗ってみよう!」ということになり、午前8時30分の始発に乗るべく、ゴンドラ乗場付近でしばらく待つことに。

ゴンドラ乗場付近の標高は約1,400m。視界は開けており、広い草むらとマツの木が数本立っています。と、そのマツの木の上に、少し大きめの野鳥がいます。姿、形はカラスにそっくりなので、「カラスかな?」と思い、双眼鏡で確認すると、白い斑点が観えました。「もしや、あれがホシガラス?」と、しばらく観察を続け、ホシガラスと断定!

ホシガラスは、高山に生息しているという知識はあったものの、人が結構大勢いる場所にも出没するのかーと、驚きました。ホシガラスは、野鳥の世界だけではなく、人間の世界に身を置いても、わりと大丈夫なのかもしれません。習性はハシブトガラスや、ハシボソガラスに似ている?

ホシガラス1
マツの木の上にいる、ホシガラス

ホシガラス2
白い斑点が星のように見える、ホシガラス

ホシガラス3
「人がたくさんいても、へっちゃらさ!」

ホシガラスは、ハイマツの実や針葉樹林の種子を食べたり、貯食したりするので、周囲の木々をあちらこちらと飛び回って、食べ物を探しているようでした。

ホシガラス4
「美味しい実があるかなー?」

ホシガラス5
「こっちの木にも、あるかなー?」

約10分ほど姿を見せてくれた後、ホシガラスは飛び去って行きました。「ゴンドラで山頂付近へ行くと、再び会えるかな―」と思っていたのですが、いざ山頂へ行ってみても、ホシガラスはいませんでした。
ホシガラスは、ゴンドラ乗場付近の賑やかな場所の方が、お好きだったようです。

人が大勢いても、ゆっくり姿を見せてくれてありがとう!また、お会いしましょう!チュ!

<余談>
ゴンドラに乗って進む時間と、歩いて下山する時間は大幅に違う!ということを、今回は、思い知らされました。

ゴンドラに乗って山頂付近に行くまでにかかった時間は、たったの15分。帰りは、高所恐怖症のたーさんが「ゴンドラには、どうしても乗りたくない!」と断固主張したため、しぶしぶ歩いて下山したのですが、何と3時間近くもかかってしまいました。(往復切符がパーに・・・)

しかも、石がゴロゴロの悪路だったため、途中で、すて~ん!と大きめの石の上にこけてしまい、大腿部に大きな大きな青アザが2つも出来てしまいました・・・。

実は、関東最長3,200mのゴンドラだったということを後で知り、歩いて下山となると、それなりに時間がかかるのは当然でした。
「行きはよいよい帰りは怖い、怖いながらも、何故に山頂行きのゴンドラに乗ってしまったのか?たーさんよ・・・」
まぁ、ホシガラスに出会えたので、結果オーライということに、しときましょう!

カラスの関連記事「鳥類界の代表 カラス 第1話」はこちら

<ホシガラスを脅かすもの>
ハイマツ、針葉樹林の減少:生息場所がなくなります。
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コメント

非公開コメント

No title

わぁすごい ホシガラスに遭遇したのですね!
体調35センチですか
やはり結構大きな鳥さんですね
でも このまだらな白黒がなんとも素敵です
私もこの目で見てみたい鳥さんの一つです
しかしたーさん高所恐怖症なのですか
私もそうですが 3時間歩き&青あざ二つも作る・・・
私 ゴンドラの高さは我慢します(笑)

ポンさんへ

こんばんわ!
ホシガラスは、いつか会えたらいいなーと思っていた鳥さんですので、思いがけずの出会いは嬉しかったですね。
でも、帰りは、何が何でもゴンドラに乗って下山すべきでした。
時間がもったいなかったし、怪我はするしで、少し悔やまれます。
それにしても、ポンさんも、高所恐怖症とは!
怖くても、ゴンドラだとすぐに到着しますので、やはりお勧めですー。

No title

はじめまして♪
いつも拝見しており、影ながら楽しんでます(笑)
これからも頑張って下さい!

りんさんへ

はじめまして!
コメントを下さり、ありがとうございます!
今年は猛暑のせいか、秋に南下する鳥さんたちの出現が遅れているようです。
9月になったら多くの鳥さんに会えるかな―と思って楽しみにしていたのですが、もう少し先になりそうです。
素敵な出会いがありましたら、ブログで紹介していきますので、今後もお越しいただけると嬉しいです。
プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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