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救世主あらわる! 庭のエナガ

野鳥の世界 エナガ

農薬を使用しない!と決めてから、庭木につく虫と(手で)格闘する日々が、もう何年も続いていました。ところが、今度ばかりは、もうどうにもならない!と思われるほど、大量の虫が発生してしまい、どうしたものかと頭を悩ませていました。そんな中、自然界って、案外うまくできているなぁと感心させられた出来事があったので、今回はその紹介です。

自宅の玄関脇にミモザの木があります。その木に大量の白い虫が発生してしまいました。イセリアカイガラムシです。

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イセリアカイガラムシ

膨大な量のイセリアカイガラムシを手で駆除していたのですが、その増殖スピードの早いことといったら、あっという間に木全体が虫にのっとられてしまった感じでした。これはもう、木が枯れてしまうのは時間の問題と、半ば、あきらめかけていました。

そんなある日、ミモザの木に、白っぽい小さな野鳥が次々と飛んで来ました。なんと、なんと、エナガの群れです!約10羽ほどいて、イセリアカイガラムシを食べ始めたではありませんか!「おお~!救世主あらわる!」

エナガとの距離は、わずか2メートルほど。エナガたちは、よくぞ、こんな住宅街にまで食べ物を探しにやって来てくれました。

その後、エナガたちは日に何度も虫を食べに庭へやって来ました。何とか写真を撮れないものか?とチャレンジをしていたのですが、なかなか撮れず。そうこうしているうちに、エナガたちは繁殖のためペアとなり、2羽ずつやって来るようになりました。

ようやく、2Fから窓越しにエナガをパシャリ。

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2018年2月 埼玉県自宅の庭 エナガ

拡大すると

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ここにいます!

そして、ある日、決定的なチャンスが訪れました。イセリアカイガラムシの写真を撮ろうと、カメラを持って木の近くにいたところ、タイミングよくエナガがやって来ました!今回も、約2メートルと超至近距離での観察です。

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近い!

枝にぶら下がり、虫を探しています。

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身軽なエナガ

あちらこちらと移動しながら、虫を食べています。

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素早く動きながら虫をGet!

毎日毎日、エナガが虫を食べてくれたおかげで、今では、よ~く探さないと、虫を見つけられないほどです。おかげで、この木は、もう大丈夫でしょう。

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救世主のエナガ!

虫が大量発生していても、農薬を使わずに、本当によかったです。エナガは食料の乏しい時期に栄養補給ができ、あーちゃんは眼前でエナガを観察でき、ミモザの木は枯れずにすんだ!と、いいことずくめでした。

ある時は森の妖精、またある時は救世主と、不思議な魅力を持ったエナガたち。小さな小さな体で大ピンチを救ってくれて本当にありがとう!心から感謝してま~す、チュ!

<余談>
ミモザの木にやって来るエナガたちは、本当に不思議な野鳥たちです。あーちゃんとの距離が1メートルほどでも、こちらが凝視していてバッチシ目が合っても逃げないのです。彼らはえさ台の餌を食べているわけではないので、あーちゃんとは初対面に等しいです。にも、かかわらず、逃げないのです。
お腹が空いていて食べるのに夢中で、人がいても、まぁいっか!という感じなんでしょうかねー。野鳥って本当に奥が深いです。

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<エナガを脅かすもの>
森林破壊:森の妖精ですので森がなくなると生息できません。
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ニューフェイス 庭のアオジ

野鳥の世界 アオジ

冬になると、食べ物を探して多くの野鳥が庭にやって来ます。今回は、この冬、初めて見かけたアオジの紹介です。

2年前まで、冬季はメスのアオジが庭に姿を現していたのですが、昨年も、この冬も見かけなかったので、「どこかで命を落としてしまったのかも」と、とても残念に思っていました。

そんなある日、アオジが庭にいるのを発見!「戻ってきた!」と思い、よ~く観ると、目先が黒いです。あれれ?このアオジはメスではなく、オスでした。ということは、ニューフェイスです!ようこそ、ちんまい庭にいらっしゃいました!

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2017年11月 埼玉県自宅の庭 アオジ(オス)

それ以降、このオスは、頻繁に、庭に姿を現すようになりました。

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2018年1月 アオジ(オス)

雪が降った日、アオジは、いつもよりも長い時間、庭でウロウロしながら、食べ物を探していました。

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2018年2月 庭に長時間滞在するアオジ(オス)

樹木の下には、雪が積もっていないので、アオジは、そこで食べ物を探し始めました。主に、他の野鳥の食べ残しをついばんでいるようでした。

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食べ物を探すアオジ

そして、アオジは、止まり木に止まったり、木の枝に止まったりと、ちょこまかと動き回っていました。

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止まり木でカメラ目線

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木の枝でカメラ目線

その数日後、モズが庭に現れ、スズメが犠牲になるという事件が起きたため、このアオジは無事だろうか?と、気がかりな日が続いていました。

それから数週間経ったある日、再び庭でアオジを発見!

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アオジ再登場!

このアオジは無事でした。ほっ!

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よくぞご無事で!

この冬は寒さが厳しく、自然界では、野鳥たちの食べ物も、早々になくなってしまったように思います。そのため、このアオジは、食べ物を探して、住宅街にまで姿を見せるようになったのかも。

ライバルも多く、時には天敵も現れる庭ですが、頑張って、この冬を乗り越えてくださいね、アオジさん!チュ!

<余談>
何年も庭に姿を現していた野鳥が現れなくなるというのは「死」を意味するので、自然界で生き抜く厳しさを痛感するとともに、本当に残念に思います。けれども、ニューフェイスとして、庭にやって来てくれる野鳥もいるので、新たな出会いに感謝しつつ、今後も、温かく見守っていけたら!と思います。

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<アオジを脅かすもの>
繁殖地、越冬地の環境破壊:生息地がなくなります。

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モズの襲来事件 庭のスズメ

野鳥の世界 スズメ

雪が積もると、集団で大騒ぎする野鳥がいます。それは・・・スズメ!今回は、招かれざる客をおびき寄せてしまい、大事件へと発展してしまったスズメたちのお話です。

寒波の影響で、先日、2度も雪が積もりました。雪が積もった日は、普段より、多くのスズメたちが、食べ物を探しに庭へ集まって来ます。

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2018年2月 埼玉県自宅の庭 スズメ

そして、雪が降ると、いつもそうなのですが、何故か、スズメたちは大騒ぎを始めるのです。

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大騒ぎするスズメたち

スズメたちは、屋根や門のアーチの上でも、賑やかにしゃべくりまくっていました。その騒々しさといったら・・・。

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門のアーチの上で騒ぐスズメたち

数日後、おびただしい数のスズメの羽が散乱しているのを庭で発見。最初は、「ノラ猫の仕業?」と思ったのですが、そうではありませんでした。部屋の中から外を眺めてみると、庭にモズの姿が!

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2018年2月 埼玉県自宅の庭 モズ(オス)

モズが庭に姿を現したのは、初めての事です。多分、あの大騒ぎが原因かと思うのですが、スズメたちは、恐ろしい敵を呼び寄せてしまったのでした。モズは小さいですが、れっきとしたハンターです。そして、仲間の1羽が犠牲に・・・。

この後、モズは、窓際に生えている木に飛んできました。超近い!

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モズとの距離は、わずか2m!

そして、モズは、何かをついばみ始めました。モズは、捕えた獲物を木の枝に刺す「はやにえ」という習性があるのですが、「もしや・・・この木に獲物が・・・?」
モズがいる木を、よ~く観てみると・・・いました・・・変わり果てた姿のスズメが。

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モズの「はやにえ」

モズは、門のアーチの上に止まったり、自宅前の電線に止まったりしながら、何度も戻ってきては、獲物をついばんでいました。

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門のアーチの上に止まるモズ

モズは、よほどお腹が空いていたのか、辺りが薄暗くなる17時半頃まで、行きつ戻りつしながら、食べ続けていました。

翌朝も、モズは姿を現し、庭のスズメたちを狙っていたのですが、恐れをなしたスズメたちが、長時間戻ってこなかったため、モズも姿を消しました。午後には、いつもの平穏が戻り、他の野鳥たちも、庭に姿を現し始めました。

庭木に、モズの食べ残し(スズメのあんよ1本)があったので、それを埋葬して、今回の事件を(勝手に)終わりとしました。

モズも食べなければ生きられない!という現実を受け止めつつも、庭にやって来るスズメたちが犠牲になるのを(超至近距離で)見たくはないので、ここは、(超えこひいきで)スズメたちにエールを送ることにします。頑張って生き延びて!スズメさんたち!チュ!

<余談>
庭にスズメがやって来るようになってから8年ほど経ちますが、初めてのモズの襲来には驚かざるをえませんでした。詳しい調査をしたわけではないので、あくまでも推測ですが、スズメの数がさらに減っていて、それが原因で、モズが住宅街にある超狭い(あーちゃん宅の)庭にまでやって来て、ハンティングをするようになったのでは?と考えてしまいました。

このように思ったのには理由があります。2013年に柿の実に群がるスズメたちを観察し、その様子を記事にしたことがあります。ところが、2017年の秋には、同じ木に柿が実っているにもかかわらず、スズメの姿を1羽たりとも見かけませんでした。その場所を通るたびにチェックしていましたが、誰も食べない柿の実は、下に落っこちている始末。その時、「変だなー、スズメの数がさらに減っている?」と思ったのでした。

スズメにしても、モズにしても、生き抜くには、まだまだ厳しい環境なのかもしれません。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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