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四度目の越冬終了 庭のツグミ

野鳥の世界 ツグミ

あーちゃん宅とその周辺で、四度目の越冬を決行中だったツグミのツーちゃん。今回は、ツーちゃんの庭での様子と、無事、旅立つまでの姿を紹介します。

1月・2月の寒い時期は、食べ物を求めて多くの野鳥が庭に集まって来るため、ちょっと遠慮がちなツーちゃんは、時々しか姿を見せてくれません。しばらく見かけないと、「無事だろうか?」と心配になるのですが・・・そんな心配をよそに、ツーちゃんは、ひょっこりと姿を現します。

ツグミ38
2016年2月 埼玉県自宅の庭 ツグミ

3月に入り、暖かい日が多くなってくると、庭でツーちゃんを見かける頻度が高くなってきます。この時期になると、ツーちゃんは庭の水場を利用して、よく水浴びをしているのです。

ツグミ39
2016年3月 水浴びをするツーちゃん

4月になると、ほぼ毎日、ツーちゃんの姿を見かけるようになります。
ツグミはとってもよく水を飲むので、しばらくの間、水場を占領してしまうことがあります。そうすると・・・順番待ちをするスズメの姿が見られることも。

ツグミ40
2016年4月 「まだ?」とスズメ(前)

ある日、ツーちゃんが、家の前の電線に止まり、さえずりの練習をしている姿を見かけました。ツグミは、見た目でオス・メスの区別ができないので、ツーちゃんの性別はどっち?と思っていたのですが、今回の出来事で、ツーちゃんはオス!と判明しました。

そして、こんな事もありました。ツーちゃんと一緒に、見慣れないツグミが庭にいるではありませんか!ツーちゃんが連れてきたのでしょうか?

ツグミ41
新入りのツグミ(左上)、ツーちゃん(右下)

新入りのツグミは、羽縁が白っぽいので幼鳥のようです。

ツグミ42
新入りのツグミ(多分、幼鳥)

ツグミは、越冬のため、シベリアから群れで日本へやって来るのですが、この幼鳥は、ツーちゃんと一緒の群れにいたのかもしれません。ツグミは日本へ渡来して、しばらくの間は群れで過ごしますが、やがて群れは解散し、春にシベリアへ向けて旅立つ前に、再び群れ始めます。

庭で、この新入りをみかけたのは4月なので、そろそろツグミが群れ始める時期です。おそらく、帰りも、ツーちゃんと一緒にシベリアへ向かうのかも?ちなみに、新入りを見かけたのは、この1回きりでした。

それからしばらくの間は、庭で水浴びをしたり、水を飲むツーちゃんの姿を何度も見かけました。

ツグミ43
水浴び後、羽を乾かすツーちゃん

ツグミ44
水を飲みにきたツーちゃん

そして、4月中旬以降、ぱったりとツーちゃんの姿を見かけなくなりました。どこかで仲間と合流し、旅立ちに向けて準備中か、もう旅立ってしまったかもしれません。

無事、四度目の越冬を終えたツグミのツーちゃん。次の冬も必ず必ず戻って来てくださいね!チュ!

<余談>
四度目の越冬ともなると、ツーちゃんが無事越冬できるかどうか?が、ものすごく気になり、2週間近く姿を見かけない時があると、「生きているだろうか?」と、とても心配しました。

暖かくなるにつれ、頻繁にツーちゃんの姿を確認できたので、少しは安心したのですが、夜明けが早くなると、食べ物を与える時間も早くなるので、朝4時台に起きなければならない時期もあり、ちょっと大変でした。
本当に責任重大だったのですが、ようやくお役御免です。ほっ!

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<ツグミを脅かすもの>
林・農耕地の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
密猟:食用として捕獲されているという問題があるようです。
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

フワフワの巣材集め エナガ

野鳥の世界 エナガ

癒し系の野鳥の代表といえば・・・エナガ!今回は、エナガの巣材集めの瞬間を観察できたので、その紹介です。

動きが素早いエナガですが、冬季は群れで行動することが多いため、いろいろな場所で観察することができます。落葉した樹木で、エナガを発見。

エナガ3
2015年12月 埼玉県とある公園1 エナガ

別の公園でも、ちょこまかと動き回るエナガが。

エナガ4
2016年1月 埼玉県とある公園2 エナガ

春になると、エナガはパートナーを見つけて、巣作りを開始します。
桜が開花し始めた頃、樹上と地面とを行ったり来たりしているペアのエナガを発見。くちばしに何かをくわえています。

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2016年3月 埼玉県とある湖付近の林 エナガ

拡大してみると・・・羽毛です!

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羽毛をくわえるエナガ

エナガは、巣の内側に大量の羽毛を敷きつめることが知られています。この時出会ったエナガは、巣材用の羽毛を集めている最中だったのですね。正面から見ると、面白い顔です。ヒゲを生やしているみたい!

エナガ7
くちばしの左右に羽毛が。まるでヒゲのよう!

この後、エナガは地面に降りて、さらに羽毛がないか?探していました。

エナガ8
羽毛を探すエナガ

次に、このエナガを見かけた時、かなりの量の羽毛をくわえていました。後ろ向きですが、たくさんの羽毛が見えます!

エナガ9
たくさんの羽毛を集めたエナガ

あの小さなくちばしでも、一度にたくさんの羽毛をくわえることができるのですね~、感心!
この後、2羽のエナガは、林の奥へと姿を消して行きました。

お花見をしようと、普段より人通りの多い日でしたが、ほんの一瞬だけ、エナガたちは、巣材集めの様子を観察させてくれました。ありがとう、巣作り頑張って!チュ!

<余談>
「森の妖精」と勝手に命名するほど、姿形・生態が興味深いエナガ。
ここ数年の話ですが、年に数回、2羽~5羽ぐらいのエナガが庭の水場を利用している現場を見かけます。けれども、未だに写真は撮れず・・・。動きが素早いので、「あっ、いる!」と思って、カメラを準備しても、次の瞬間、もういないのです。
いつか、庭の水場にやって来るエナガたちを紹介できれば!と思います。タイトルは・・・「庭に妖精がやって来た!」かな?いつになるやら?

エナガの関連記事:
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「救世主あらわる! 庭のエナガ」はこちら
「白い妖精 シマエナガ」はこちら
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<エナガを脅かすもの>
森林破壊:森の妖精ですので森がなくなると生息できません。

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赤い鳥を探して ベニマシコ

野鳥の世界 ベニマシコ

越冬中のベニマシコたちの中で、赤いベニマシコ(成鳥オス)に出会う機会は意外と少ないかも?ということで、今回は、赤い鳥のベニマシコを探すお話です。

さて、冬鳥として飛来するベニマシコたちは、どんな所にいるでしょうか?まずは、「フィッ、フィッ」の鳴き声を頼りに、ベニマシコたちの出没場所をチェックしてみます。

アシ原で数羽のベニマシコを発見。警戒心の強いベニマシコですが、姿を見せてくれたのは、メスや若オスたちです。赤いベニマシコの姿は・・・ありません。

ベニマシコ20
2015年11月 渡良瀬遊水地 ベニマシコ(若オス)

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ベニマシコ(メス)

アシ原と道路の境目にもベニマシコの姿が。

ベニマシコ22
ベニマシコ(若オス)

次は、とある公園を散策中、川のほとりの林から、ベニマシコの「フィッ、フィッ」という鳴き声が聴こえてきました。声はすれども姿は見えずで、探すこと約10分。非常に遠いのですが、ようやく姿を確認できました。メスのベニマシコです。

ベニマシコ23
2016年2月 とある公園1 ベニマシコ(メス)

今度は、別の公園を散策中、歩道脇に数羽のベニマシコの姿が。草の種子を食べています。

ベニマシコ24
2016年2月 とある公園2 ベニマシコ(若オス)

ここで、ようやく、赤いベニマシコを発見!薄い色のベニマシコが多い中、赤色がひときわ目立ちます。

ベニマシコ26
赤いベニマシコ(オス)を発見!

それから、約1ヵ月後、同じ公園へ行ってみると・・・小川のほとりの林にベニマシコの姿が。

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2016年3月 とある公園2 ベニマシコ(メス)

赤いベニマシコがいる!と思ったのですが、よ~く観ると、まだらの赤色なので、若オスです。

ベニマシコ25
ベニマシコ(若オス)

ということで、いろいろな場所で、姿を見せてくれたベニマシコたち。けれども、観察できた赤いベニマシコは、1羽のみでした。
生き延びることができた成鳥オスの数は、実はとっても少ないのかも?

観察に協力してくれたベニマシコさんたち、ありがとう。そろそろ繁殖地へ向けて、旅立つ時期ですが、頑張って生き延びてくださいね、チュ!

<余談>
越冬中のベニマシコは警戒心が強いため、あまり姿を見せてはくれません。今回出会ったベニマシコたちは、全て鳴き声だけを頼りに、何とか見つけることができました。

公園などでは、人の姿を頻繁に見かけるためか、わりと近い距離で観察させてもらえることもあったのですが、ベニマシコたちは、あちらこちらと動き回るので、姿を捉えるのが結構大変でした。
ベニマシコは可愛らしい鳥さんなので、できれば、もっとちゃんと観察したいのですけどね。

ベニマシコの関連記事:
「モグモグタイム ベニマシコ」はこちら
「ご近所さん ベニマシコ」はこちら
「ひそかにモグモグ ベニマシコ」はこちら
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<ベニマシコを脅かすもの>
灌木地、農耕地、藪の消失:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。

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紅一点逆状態 ニュウナイスズメ

野鳥の世界 ニュウナイスズメ

寒さも緩み、新芽の出始めた木々に野鳥たちが食べ物を求めて群がり始めます。今回は、思いがけず、ニュウナイスズメの群れに出会ったお話です。

越冬地と繁殖地が異なる野鳥たちは、春になると、移動を始めます。「さて、誰かいるかな?」ということで、広大な渡良瀬遊水地を自転車に乗って、探してみることに。

オオジュリンカシラダカに混じり、小さな野鳥がちょこまかと動いていることに気がつきました。はて、誰だろう?

ニュウナイスズメ7
2016年3月 渡良瀬遊水地 この野鳥は?

同じような色合いの野鳥を次々と見かけます。

ニュウナイスズメ8
誰かな?

背の模様を見て、ようやく、ニュウナイスズメのメス!と判明。ニュウナイスズメと出会う機会は、あまりないので、「あれま、こんなところに!」と、ちょっとビックリ。

ニュウナイスズメ9
ニュウナイスズメ(メス)

何故か、現れるのは、色味の薄いニュウナイスズメのメスばかり。

ニュウナイスズメ10
この群れは、何故かメスばかり

ニュウナイスズメのオスは、1羽だけ、確認できました。「新芽に隠れてモゾモゾしているのがいるなぁ」と、撮ったのがオスでした。
ニュウナイスズメのオスはスズメとよく似ていますが、スズメの頬にある黒斑が、ニュウナイスズメにはありません。

ニュウナイスズメ11
頬の黒斑がないニュウナイスズメのオス

たまたま見かけたのが、メスの多い群れだったので、このオスは「紅一点」の逆状態だったようです。オスからすれば、ラッキー?

ニュウナイスズメ12
オスは、たったの1羽!

過去に何度か、その場所を訪れていたものの、ニュウナイスズメを見かけたことがなかったため、この群れは、ほんの一時、そこへ立ち寄っただけのようです。繁殖地を目指して、すぐに旅立ってしまうことでしょう。

思いがけず、姿を見せてくれてありがとう。次は、どこで出会えるかな?ニュウナイスズメさん!チュ!

<余談>
見かける頻度が少ない野鳥や、生息数が激減している野鳥であっても、狩猟鳥に指定されている鳥さんがいます。ニュウナイスズメも出会う頻度が少ない野鳥なのに、未だに狩猟鳥とは驚きです。

日本国内では、野生のトキやコウノトリのように、いったん絶滅まで追いやられてしまった野鳥に対しては、多額のお金を注いで手厚く保護し、自然界に戻す施策がおこなわれていますが、出会う頻度が減っている、もしくは生息数が激減している狩猟鳥についての対策は、どうなっているのしょう?人間の都合だけで、生かしたり殺したりするのは、かなり変!ですね。

ニュウナイスズメの関連記事「ホクロがないスズメって? ニュウナイスズメ」はこちら

<ニュウナイスズメを脅かすもの>
森林の減少:生息場所がなくなります。
人による捕獲:害鳥として駆除される場合があるそうです。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)、くま(犬)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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