ゴシキドリ 台湾の美鳥

野鳥の世界 ゴシキドリ

5色のカラフルな羽色を持つ、ゴシキドリという鳥さんがいます。今回は、台湾の固有種であり、インコみたいな愛嬌たっぷりのゴシキドリの紹介です。

台湾の野鳥で、ぜひとも、会ってみたいと願っていたのが、ヤマムスメとゴシキドリでした。「ここにいるかなー?」と思いながら、台北植物園 (Taipei Botanical Garden)へ行ってみると・・・入口付近で野鳥が飛び交っています。その中に、ゴシキドリを発見!いきなりの登場です!

ゴシキドリ1
2016年1月 台北植物園 ゴシキドリ

台北植物園の入口周辺には、何羽ものゴシキドリがいて、あちらこちらと飛び回っていました。

ゴシキドリ2
まるでインコみたい! ゴシキドリ

ゴシキドリの正面顔も、とってもカラフル!

ゴシキドリ3
愛嬌のある正面顔

ゴシキドリは、名前の通り、5色の色合いがはっきりしています。
台湾野鳥図鑑:陸鳥編(台灣野鳥圖鑑:陸鳥篇)によると、「額と喉は金黄色、眉線は藍黒色、眼先は紅色、頬と頸は藍色、胸には紅斑があり、背面と胸以下は翠緑色」というような内容が書かれていました。日本の5色でいうと、黄色、黒色、赤色、青色、緑色でしょうかね。

ゴシキドリ4
5色が鮮やか!

ゴシキドリを観察している時は、まだ台湾野鳥図鑑を持っていなかったため、「何の仲間だろう?」と思っていたのですが、この動作が決定打となりました。木を突っつき始めたのです!

ゴシキドリ5
木を突っつくゴシキドリ

ということは、ゴシキドリは、キツツキの仲間?

ゴシキドリ6
熱心にコンコン

後で、調べてみると、ゴシキドリ(五色鳥、学名:Megalaima nuchalis、英名:Taiwan Barbet)は、やはりキツツキの仲間の野鳥ということが分かりました。体長は約21cm、雄雌同色、主食は果実などで、昆虫も食べるようです。

この日は、よく姿を見せてくれたゴシキドリ。木の幹を突っついていたゴシキドリは、しばらくの間、同じ場所で大サービスしてくれました。

ゴシキドリ7
大サービスのゴシキドリ

翌日、ザーザー降りの雨の中、再び、台北植物園に行ってみると・・・あれれ?ゴシキドリが1羽もいない!昨日は、あんなにいたのに・・・。もしかして、ゴシキドリは、雨が苦手?

雨でも、一向に気にせず姿を見せてくれた野鳥が何種類かいたのですが、ゴシキドリは、相当雨を気にする鳥さんだった?ようです。

ゴシキドリ8
雨が苦手?なゴシキドリ。この姿は昨日で見納め

つくづく、昨日、ゴシキドリに会えていてよかった!と実感。

観ていて楽しくなるようなカラフルな色合いのゴシキドリ。姿を見せてくれてありがとう、お元気で!チュ!

<余談>
地図を見ると、日本の八重山諸島と台湾とは、非常に近い距離にありますが、ゴシキドリは台湾にしか生息していません。
棲む場所により、こんなにカラフルなキツツキが出来上がるとは、改めて、「固有種って、非常に興味深い生き物だなぁ」と、つくづく思いました。
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ヤマムスメ 台湾の美鳥

野鳥の世界 ヤマムスメ

見事な長い尾と青色の美しい羽色を持つ、ヤマムスメという鳥さんがいます。今回は、台湾の国鳥であり、圧倒的存在感のヤマムスメを観察する機会がありましたので、その紹介です。

観光目的で台湾を訪れたのですが、せっかくなので、観光の合間に野鳥観察もおこなうことにしました。野鳥の生息密度が高いと言われている台北植物園 (Taipei Botanical Garden) に行ってみることに。

台北植物園に入ってみると、いるわいるわで、非常に多くの野鳥が飛び交っています。何の野鳥か分からないものも多く、とりあえず、出会った野鳥をパシャパシャ撮ることにしました。

台北植物園をグルっと一周したところで、薄暗い林の中を巨大な野鳥数羽が飛んでいるのが目に入りました。非常に尾が長いので、ヤマムスメ?と思ったのですが、はっきりと確認できません。他の野鳥を観察しつつ、その場で待っていると・・・ヤマムスメが姿を現しました!

ヤマムスメ2
2016年1月 台北植物園 ヤマムスメ
写真をクリックすると拡大します。

ヤマムスメ(山娘、学名:Urocissa caerulea、英名:Formosan Magpie / Taiwan Blue Magpie)はカラスの仲間の野鳥で、台湾固有種です。体長は約66cmと非常に大きいです。

ヤマムスメ1
長い尾を持つヤマムスメ
写真をクリックすると拡大します。

ヤマムスメは、顔は黒く、くちばしと足は赤いです。

ヤマムスメ3
黒い顔に赤いくちばしが目立ちます。
写真をクリックすると拡大します。

ヤマムスメは4羽ほどいたようですが、しばらくすると、どこかへ飛び去って行きました。

翌日も、台北植物園を訪れたのですが、この日は、あいにくの雨。池のほとりに、小さな屋根付きの休憩所があったので、そこから、野鳥を観察することに。見える範囲が限られているので、難しいかな?と思ったのですが、多くの野鳥たちが、姿を見せてくれました。ラッキーなことに、ヤマムスメたちも、すぐ近くにやって来てくれました!

ヤマムスメ4
雨の中、姿を現したヤマムスメ
写真をクリックすると拡大します。

ヤマムスメは雑食性で、昆虫類や木の実なども食べるそうです。この時も、食べ物を探していたようですが、何を食べていたかは?です。

ヤマムスメの後姿は、濃い青色です。天気は悪いのに、昨日より色味が鮮やかに見えます。

ヤマムスメ5
後姿も美しいヤマムスメ
写真をクリックすると拡大します。

降りしきる雨の中、佇むヤマムスメたち。

ヤマムスメ6
雨ザーザーの中、佇むヤマムスメ
写真をクリックすると拡大します。

ヤマムスメの体部分を拡大してみると・・・青色の羽に水のしずくが付いていて、とても綺麗です。

ヤマムスメ7
水もしたたるいい(山)娘さん?
写真をクリックすると拡大します。

この後、木々の間を移動しながら、ヤマムスメたちは、どこかへ行ってしまいました。

台湾では、ぜひとも会ってみたい!と思っていたヤマムスメを2度も観察することができ、貴重な体験をさせてもらいました。美しく見ごたえのあるヤマムスメさんたち、姿を見せてくれてありがとう、お元気で!チュ!

<余談>
台北植物園では、地元のバードウォッチャーの方たち数人と出会ったのですが、彼らの親切なことに驚きました。言葉は、ほとんど通じないのですが、英語、日本語、筆談を交えて、コミュニケーションをとったりして、とても楽しい時間を過ごすことができました。

しかし、悲しいことに、先日、台湾南部で地震が発生し、ビルが倒壊。台湾の優しい人達の事を思うと、本当に胸が痛みます。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

ヤマムスメによく似た野鳥の記事「美鳥の食事 サンジャク in 香港」はこちら

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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