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北海道探鳥旅行記 2012年7月 第5話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 2日目の続き その2

この後、クルーズ船から海鳥を観察すべく、乗船場を目指して出発です。

落石方面に向かう途中の農耕地 午前10時20分~10時50分頃。

真っ赤なベニマシコのオスが姿を見せてくれました。オスが4羽いて争っているようでした。

ベニマシコ18
ベニマシコ(オス)[夏羽]

アオジとコヨシキリのオスが電線に止まり、さえずっています。

アオジ13
アオジ(オス)[夏羽]

コヨシキリ7
コヨシキリ(オス)

他にはカワラヒワ、カッコウ、ノビタキ数羽がいました。

次第に雲ゆきが怪しくなり、とうとう雨が降り出しました。朝は晴れていたし、天気予報でも晴れとなっていたため、雨具は何も用意していない・・・。

落石 午後0時頃~4時頃。

港付近にウミネコがたくさん!

ウミネコ3
ウミネコ

あちらこちらでウミネコがくつろいでいます。

ウミネコ4
ウミネコ

クルーズ船からの探鳥 午後1時頃~3時30分頃。

ユルリ島、モユルリ島付近を数時間かけて船でめぐります。これらの島は海鳥たちの貴重な繁殖場所となっています。さて、どんな野鳥たちが姿を見せてくれるでしょうか?

いよいよクルーズ開始時間となりましたが、雨はひどくなる一方。船といっても小型の漁船です。屋根とかないので、濡れるのを覚悟で船に乗り込みます。

ハシボソミズナギドリの群れに遭遇。この日は数千羽いたようで、圧巻の眺めでした。カメラ、双眼鏡など、すべてビショ濡れであまり撮れませんでしたが。

ハシボソミズナギドリ2
ハシボソミズナギドリ

ハシボソミズナギドリ4
ハシボソミズナギドリ

ハシボソミズナギドリの詳細記事「長距離移動と大群で勝負 ハシボソミズナギドリ」はこちら

ウトウの姿が見えます。数百羽いたようです。

ウトウ4
ウトウ(夏羽)

ウトウの詳細記事「優しいヒゲ面 ウトウ」はこちら

ケイマフリ(絶滅危惧種)は数羽を見かけました。

ケイマフリ2
ケイマフリ(夏羽)

ケイマフリの名前はアイヌ語で「足が赤い」から付けられたそうです。かろうじてケイマフリの赤い足が見えました。

ケイマフリ3
足が赤いケイマフリ(夏羽)

そして、今回のクルーズで最も会いたかったエトピリカ(絶滅危惧種)も姿を見せてくれました。漁業用の定置網にひっかかり大量死してしまったため、日本では生息数が激減してしまいました。

エトピリカ4
エトピリカ(夏羽)

エトピリカ6
エトピリカ(夏羽)

エトピリカの詳細記事「決死の覚悟 エトピリカ(絶滅危惧種)」はこちら

エトピリカが姿を見せてくれた頃には、あーちゃんもたーさんもヨレヨレ状態でした。
あーちゃんは船酔いがひどく、吐き気のため、酔い止め薬を飲んで耐えました。ビショ濡れのたーさんは、ひたすら寒さと戦い続け、ブルブル震えていました。

クルーズの終盤、オオセグロカモメのコロニーが見えました。ちっちゃいヒナの姿が見えます。

オオセグロカモメ9
オオセグロカモメの親子(右の茶色いモワッとしたのがヒナ)

ガイドさんからお聞きしたのですが、オオセグロカモメのヒナをカラスが狙うため、オオセグロカモメはカラスがいると攻撃をするそうです。体の大きなオオセグロカモメでも、カラスには手こずるのですね。

これにて、約2時間半のクルーズ終了です。無事、生きて戻ることができましたが、たーさんが体温低下のため体調不良となり、この日の探鳥は終了です。夏といえども、海上での服装は注意が必要ですね。よい教訓となりました。
明日は、再び朝早くから探鳥を開始します!

北海道探鳥旅行記 2012年7月 第6話へ続く

<余談>
今回のクルーズ用にあーちゃんは防水の服と靴を事前に購入していたため、突然降り出した雨でも何とか大丈夫でした。たーさんにも「防水の服と靴を用意したら?」と何度か忠告していたのですが聞く耳もたず、結果、たーさんは一時的に体調を崩してしまいました。「ほれ見たことか!」と思ったのですが、たーさんは「雨が降るなんて聞いていない!」の一点張りでした。
たーさんのような頑固者は、夏の登山とかにも軽装で出かけ、天候が急変して死ぬタイプ間違いなし!です。みなさんは、こうならないよう万全の準備をして出かけましょう。

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北海道探鳥旅行記 2012年7月 第4話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 2日目の続き その1

春国岱では、このような光景が広がっているのですが、奥の林あたりまで歩けるようなので行ってみることに。

北海道32
春国岱の風景

春国岱の歩道を進んでいくと、巣材のようなものをくわえたハクセキレイがいました。

ハクセキレイ8
ハクセキレイ(オス)

林にはエゾオオアカゲラの姿が。

オオアカゲラ9
エゾオオアカゲラ(オス)

ノビタキのオスが虫をくわえています。メスの姿も見えます。

ノビタキ25
ノビタキ(オス)[夏羽]

ノビタキ26
ノビタキ(メス))[夏羽]

オオジュリンの幼鳥とシマセンニュウも姿を見せてくれました。

オオジュリン7
オオジュリン(幼鳥)

シマセンニュウ6
シマセンニュウ

夏季の春国岱では、草原や林で多くの野鳥が子育てをしているようでした。

宿泊施設に戻る途中の海岸 午前7時10分~7時30分頃。

早朝、オジロワシ1羽をみかけた海岸を再びチェックしてみると・・・今度はオジロワシが2羽います!

オジロワシ28
オジロワシのペア

オジロワシ30
オジロワシ

そして、オジロワシの近くにタンチョウの姿も!

タンチョウ15
タンチョウ

タンチョウも2羽います!夏に特別天然記念物のタンチョウのペアと天然記念物のオジロワシのペアを同時に観察できるとは!

タンチョウ14
タンチョウのペアとオジロワシのペア

オジロワシの詳細記事「まるで彫刻? オジロワシ(絶滅危惧種)」はこちら

この後、クルーズ船からの探鳥です!が、天候に悩まされることに・・・。朝は晴れていたし、天気予報でも晴れだったのに!

北海道探鳥旅行記 2012年7月 第5話へ続く

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北海道探鳥旅行記 2012年7月 第3話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 2日目

2日目は3時に起床し、4時に早朝探鳥に出発です。
天気はめまぐるしく変わり、午前中は晴れ、午後は雨。朝は寒く、晴れると暑く、雨が降ると寒かったです。

春国岱に向かう途中、エゾシカの群れに出会いました。道路を横切り、砂利道へ移動中です。みんな一斉にカメラ目線!

北海道31
エゾシカの群れ

春国岱付近の森林をブラブラしてみることに。

春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター付近 午前4時30分~5時頃。

シロハラゴジュウカラがちょこまかと動いています。幼鳥のようです。

ゴジュウカラ11
シロハラゴジュウカラ(幼鳥)

他にはセンダイムシクイ、アオジ、カワラヒワ、コムクドリ、エゾコゲラがいました。

春国岱へ向かう途中の海岸付近 午前5時20分~6時20分頃。

車中から海岸を眺めていると、ポツンと大きめの野鳥が止まっている姿が目に入りました。念のため、車を停めて確認してみると・・・天然記念物のオジロワシ(絶滅危惧種)です!
望遠の効くカメラを持参し忘れていたので宿泊施設に取りに戻るというアクシデントがあったのですが、オジロワシはちゃんと待っていて?くれました!

オジロワシ27
オジロワシ

付近の草原からは、コヨシキリのけたたましい鳴き声が響いていました。

コヨシキリ3
コヨシキリ(オス)

コヨシキリの関連記事「まるで弾丸トーク? コヨシキリ」はこちら

次は春国岱を散策してみることに。

春国岱 午前6時30分~7時頃。

ヒバリがちょこんと姿を見せてくれました。

ヒバリ8
ヒバリ

足環を付けられているカワラヒワがいました。人間の調査に協力してくれている鳥さんです。

カワラヒワ10
足環のあるカワラヒワ

水場にはたくさんのアオサギがいます。春と秋の春国岱は多くの渡り鳥で賑わうようですが、夏季の主役はアオサギかも?アオサギに混じり、トビ1羽とタンチョウ1羽の姿も。

アオサギ24
アオサギとトビ(中央)

タンチョウ13
タンチョウ(左)とアオサギ

春国岱での散策は、まだまだ続きます。

北海道探鳥旅行記 2012年7月 第4話へ続く

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北海道探鳥旅行記 2012年7月 第2話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 1日目の続き

根室方面に向かい、車で走っている最中、湿原の池に水鳥らしき野鳥を発見。車を停めて、確認していみると・・・カイツブリのヒナです。

霧多布湿原付近 午後3時20分~4時10分頃。

カイツブリ12
カイツブリのヒナ

と、ここで思いがけない野鳥を発見!なんと国の特別天然記念物に指定されているタンチョウ(絶滅危惧種)が近くの川にいるではありませんか!しかも子連れです。タンチョウのヒナに出会うのは難しいと思っていただけに、慌てて車から降りて、そぉ~っと観察させてもらうことに。

と、そこに、車を降りてズンズンとタンチョウ親子に近づく人が!タンチョウ親子は、慌てて草むらに逃げ込んでしまいました。なんてこった!

タンチョウ20
慌てて逃げ去るタンチョウ親子

タンチョウ親子を見かけた時は、決して近づいてはいけない!というのは周知のはず?なのに、近づく人がいるとは驚きです。

うっかり近づいてしまった問題児(大人でした)が去り、しばらく待ってみると、タンチョウ親子が再び姿を現してくれました。

タンチョウ1
霧多布湿原付近のタンチョウ親子

タンチョウ親子がくつろぐ姿は、眺めているだけで幸せな気持ちになれます。

タンチョウ5
霧多布湿原付近のタンチョウ親子

タンチョウが採餌していた場所は、とても大きな川で、他にはアオサギ9羽、トビ1羽、カモメ類1羽がいました。きっと食べ物が豊富にあるのでしょう。

タンチョウ21
タンチョウとアオサギ

付近の電線にはショウドウツバメ数羽が止まっており、草原にはカワラヒワとヒバリがいました。

ショウドウツバメ1
ショウドウツバメ

もう夕方ですが、まだ目的地に到着していないため、名残惜しいのですが出発です。

風連湖 午後4時40分~5時頃。

風連湖を通り過ぎようとした際、再びタンチョウの姿が目に入りました。ヒナもいます。この親子は、かなり人に慣れているようで、近くに人がいても逃げるそぶりはありませんでした。

タンチョウ10
風連湖のタンチョウ親子

タンチョウ11
風連湖のタンチョウ親子

1日目の探鳥はタンチョウで終了!となりました。明日はクルーズ船に乗り込み、海鳥の観察を予定しています。さて、誰に会えるでしょうか?

北海道探鳥旅行記 2012年7月 第3話へ続く

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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