トコトンの職人技 コゲラ
■野鳥の世界 コゲラ
雑木林や街中の林でも、よく見かけるコゲラ。今回は、コゲラが徹底的に職人技を披露してくれる機会がありましたので、その紹介です。
コゲラはくちばしが小さいので、掘りやすい枯れ木などに止まっていることが多いですが、今回登場するコゲラも、その一人(一羽)です。
とある日の午前中、他の野鳥を観察していると、後方から、「コンコンコンコン」と音が聴こえ続けており、「やけに長いな~」と、いつもとは様子の違うコゲラの存在に気づきました。音のする方向を探してみると、細い木の上の方に、コゲラを発見。
キツツキですから、木をコンコンと突っつくのは他のコゲラと同じです。
木屑を撒き散らし、必死に穴を掘っています。これも他のコゲラと同じです。
何が違うかというと・・・このコゲラ、一本の木に穴を開けまくっていたのです!穴を数えると、1、2、3、4、・・・5!何と、5つも穴を開けているではありませんか!
すでに枯れ木なので、5つも穴が開いていても、問題ないのですね。掘って掘って掘りまくる、コゲラ。すごい職人根性です。
そして、この木に近寄るコゲラがいようものなら、すぐさま撃退。よほどお気に入りの木のようです。
コゲラは直径約10センチほどの枯れ木でも営巣できるそうなので、この細い木にも次から次へと穴を開けて、営巣用として使っているのでしょう。
かれこれ1時間以上も、コゲラの穴掘りの様子をチラ観していましたが、延々と終わることのないように思えました。
気に入ったらトコトン掘る!の職人技を見せてくれてありがとう、コゲラさん。今後、穴の数が、いくつまで増えていくのか楽しみです。引き続き、穴掘り頑張ってください!チュ!
<余談>
太い木に営巣する野鳥は、営巣に適した樹木の減少とともに、ことごとく生息数を減らしていますが、コゲラはその逆のようです。
細い木の多い現代では、コゲラのような小さな野鳥の方が、生きていくには有利のようで、コゲラが増えつつあるっていうのは、環境が変化している、ということになります。
生態系のバランスを保つためにも、今後、ぜひとも太い木も残していって欲しい!と思います。
コゲラの関連記事:
「試練の営巣 コゲラ」はこちら
「街中の小さな先生 コゲラ」はこちら
<コゲラを脅かすもの>
森林の減少:生息場所がなくなります。
雑木林や街中の林でも、よく見かけるコゲラ。今回は、コゲラが徹底的に職人技を披露してくれる機会がありましたので、その紹介です。
コゲラはくちばしが小さいので、掘りやすい枯れ木などに止まっていることが多いですが、今回登場するコゲラも、その一人(一羽)です。
とある日の午前中、他の野鳥を観察していると、後方から、「コンコンコンコン」と音が聴こえ続けており、「やけに長いな~」と、いつもとは様子の違うコゲラの存在に気づきました。音のする方向を探してみると、細い木の上の方に、コゲラを発見。
キツツキですから、木をコンコンと突っつくのは他のコゲラと同じです。
木屑を撒き散らし、必死に穴を掘っています。これも他のコゲラと同じです。
何が違うかというと・・・このコゲラ、一本の木に穴を開けまくっていたのです!穴を数えると、1、2、3、4、・・・5!何と、5つも穴を開けているではありませんか!
すでに枯れ木なので、5つも穴が開いていても、問題ないのですね。掘って掘って掘りまくる、コゲラ。すごい職人根性です。
そして、この木に近寄るコゲラがいようものなら、すぐさま撃退。よほどお気に入りの木のようです。
コゲラは直径約10センチほどの枯れ木でも営巣できるそうなので、この細い木にも次から次へと穴を開けて、営巣用として使っているのでしょう。
かれこれ1時間以上も、コゲラの穴掘りの様子をチラ観していましたが、延々と終わることのないように思えました。
気に入ったらトコトン掘る!の職人技を見せてくれてありがとう、コゲラさん。今後、穴の数が、いくつまで増えていくのか楽しみです。引き続き、穴掘り頑張ってください!チュ!

<余談>
太い木に営巣する野鳥は、営巣に適した樹木の減少とともに、ことごとく生息数を減らしていますが、コゲラはその逆のようです。
細い木の多い現代では、コゲラのような小さな野鳥の方が、生きていくには有利のようで、コゲラが増えつつあるっていうのは、環境が変化している、ということになります。
生態系のバランスを保つためにも、今後、ぜひとも太い木も残していって欲しい!と思います。
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森林の減少:生息場所がなくなります。
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