ヒゲがご自慢 シメ
■野鳥の世界 シメ
いかつい顔だけど、なかなか愛嬌のあるシメという鳥さんがいます。ずんぐりむっくり体型の野鳥で、夏季は北海道、冬季は本州以南で観察することができます。
今回は、このシメのお話です。
埼玉では、シメは冬鳥なので秋~春に姿を観ることができます。「ピチッ、ピチッ」という、優しい声が聴こえてきたら、シメがいます。数羽、または群れで行動しており、木の上に止まっている姿や、地面に降りて餌を探している姿を見かけることが多いです。けれども、シメの色合いは、うまく周囲に溶け込んでしまうため、ぱっと見は、どこにいるのか分かりづらいです。
シメと言えば、初めて出会った時のエピソードが忘れられません。初見の野鳥は、双眼鏡で姿・形・色を確認して覚え、後で図鑑で調べる、という方法をとっていました。当時は、カメラを持ち歩いていなかったので、地道に野鳥の特徴を覚えるしかなかったのですが、最も効率よく覚える方法は、大きな声を出すこと!でした。そのため、シメを観た時の第一声は、「あの鳥にはヒゲがある!!」でした。「鳥にヒゲはないよ」と、冷静にたーさんに返されてしまいましたが・・・
春になると、シメたちは、繁殖地に向けて旅立って行きます。ちょうど旅立ち前に、くちばしが婚姻色(鉛色)に変わっているシメを見かけました。鉛色だと、余計いかつい感じがしますねー。
シメのくちばしは、とても太いです。このくちばしのおかげで、硬い種子を割ることができます。ちょうど食事中のシメに出会う機会がありました!
何故か、シメは食事にとても時間がかかる鳥さんで、くちばしをずっとモグモグと動かし続けます。
今後も、野鳥の世界で最も(あご)ヒゲの似合う鳥さんとして姿を見せてくださね、シメさん!チュ!
<余談>
野鳥観察を始めた初期の頃に出会ったシメ。シメを観るたびに、ヒゲのエピソードを思い出し、ニマ~と笑いが込み上げてきます。
当時は、似た野鳥を識別する時も、記憶に頼るしかなかったので、とても苦労しました。それを考えると、写真をパシャリと撮り、後で調べる、という方法はとても便利ですね。しかし、動きの速い野鳥を撮影するのはとても難しいので、苦労という点ではどっちもどっちかなー。
<シメを脅かすもの>
森林の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
いかつい顔だけど、なかなか愛嬌のあるシメという鳥さんがいます。ずんぐりむっくり体型の野鳥で、夏季は北海道、冬季は本州以南で観察することができます。
今回は、このシメのお話です。
埼玉では、シメは冬鳥なので秋~春に姿を観ることができます。「ピチッ、ピチッ」という、優しい声が聴こえてきたら、シメがいます。数羽、または群れで行動しており、木の上に止まっている姿や、地面に降りて餌を探している姿を見かけることが多いです。けれども、シメの色合いは、うまく周囲に溶け込んでしまうため、ぱっと見は、どこにいるのか分かりづらいです。
シメと言えば、初めて出会った時のエピソードが忘れられません。初見の野鳥は、双眼鏡で姿・形・色を確認して覚え、後で図鑑で調べる、という方法をとっていました。当時は、カメラを持ち歩いていなかったので、地道に野鳥の特徴を覚えるしかなかったのですが、最も効率よく覚える方法は、大きな声を出すこと!でした。そのため、シメを観た時の第一声は、「あの鳥にはヒゲがある!!」でした。「鳥にヒゲはないよ」と、冷静にたーさんに返されてしまいましたが・・・

春になると、シメたちは、繁殖地に向けて旅立って行きます。ちょうど旅立ち前に、くちばしが婚姻色(鉛色)に変わっているシメを見かけました。鉛色だと、余計いかつい感じがしますねー。
シメのくちばしは、とても太いです。このくちばしのおかげで、硬い種子を割ることができます。ちょうど食事中のシメに出会う機会がありました!
何故か、シメは食事にとても時間がかかる鳥さんで、くちばしをずっとモグモグと動かし続けます。
今後も、野鳥の世界で最も(あご)ヒゲの似合う鳥さんとして姿を見せてくださね、シメさん!チュ!

<余談>
野鳥観察を始めた初期の頃に出会ったシメ。シメを観るたびに、ヒゲのエピソードを思い出し、ニマ~と笑いが込み上げてきます。
当時は、似た野鳥を識別する時も、記憶に頼るしかなかったので、とても苦労しました。それを考えると、写真をパシャリと撮り、後で調べる、という方法はとても便利ですね。しかし、動きの速い野鳥を撮影するのはとても難しいので、苦労という点ではどっちもどっちかなー。
<シメを脅かすもの>
森林の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。