ツバメ?チドリ?どっち? ツバメチドリ(絶滅危惧種)

野鳥の世界 ツバメチドリ

飛翔姿はツバメ、歩く姿はチドリに似ている、ツバメチドリ(絶滅危惧種)という鳥さんがいます。夏季は中国南部や東南アジアで繁殖、冬季はオーストラリア北部で越冬するそうです。日本では関東以西に旅鳥としてまれに飛来し、夏鳥としての繁殖例もあるとのこと。

今回は、この変わったツバメチドリのお話です。

渡りの時期は、どこでどんな野鳥に出会えるか分からないため、やはりウロウロしてみる、というのが一番よいのかもしれません。宮古島に行った際、下の方に来間島という島があるので、行ってみることにしました。とても小さな島で、「こんなところに野鳥はいるのかなー」と思いながら、車で進んで行くと、農耕地にチドリのような野鳥がいるのを発見。双眼鏡で確認すると、顔に縦の黒の模様がありました。ツバメチドリです!
渡りの途中、そこで羽を休めていたのでしょう。

ツバメチドリ1
2010年10月 沖縄県来間島 ツバメチドリ(冬羽)

このツバメチドリ、ほとんど動かず、ぼぉーとしていたのですが、何かを見つけたようです。

ツバメチドリ2
「ん?あそこにいるのは・・・」

突然、すごい勢いでツバメチドリが、走り出しました。「えっ、何?」と、その突進先を観ると、ツバメチドリがもう1羽いました。突進の理由は、もう1羽のツバメチドリを追い払うため、だったのですね。

もう1羽のツバメチドリは、微妙に羽色が違っていました。夏羽の色味が少し残っているようです。

ツバメチドリ3
2010年10月 沖縄県来間島 別のツバメチドリ(冬羽)
「あ~あ、あいつに見つかっちゃったよ!」

ツバメチドリ4
「こんなに広いんだから、追い払わなくてもねぇ~」

ツバメチドリは約25cmぐらいの大きさなのですが、その飛翔姿は、大きめのツバメが飛んでいるように見えました。
しばらく、この2羽は、空中でもやり合っており、その姿を眺めていると「あなたはツバメ?チドリ?どっち?」と聞きたくなりました。野鳥の世界では、似ている鳥さんが多いので、ツバメチドリと名付けた人も、きっと悩んだからこそ、両方の名前を付けたのでしょうね。

埼玉では、ツバメチドリに会えることはないと思うけど、もし飛翔姿を見かけたら、間違いなく、「あー、大きなツバメ!」と、思うことでしょう・・・。一時ではありましたが、貴重な姿を見せてくれてありがとう、ツバメチドリさん、お元気で!チュ!

<余談>
ツバメチドリは、日本で絶滅が危惧されていますが、年々観察例や繁殖例が増加傾向にあるそうです。理由は、繁殖に適した環境が増えたから、という説もあるようです。
ツバメチドリの夏羽は口元にちいさな赤色があり、なかなかのおしゃれさんです。観察例が増えている、ということなので、いつか、夏羽の姿にも出会ってみたいものです!

ツバメチドリ(夏羽)の関連記事「夏は試練の季節? ツバメチドリ(絶滅危惧種)」はこちら

<ツバメチドリを脅かすもの>
干潟・農耕地・河原の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
スポンサーサイト

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

ムナグロ中学校 ムナグロ

野鳥の世界 ムナグロ

旅鳥たちが一斉に入学できる学校があったとしたら・・・。ある中学校の校庭に、ムナグロが大集合している光景を目撃する機会がありましたので、今回はその紹介です。

10月に宮古島を訪れた際、初日は、とんでもない大雨に見舞われてしまい、とてもカメラを手にして外を歩けるような状況ではありませんでした。仕方がないので、車中から探鳥をすることに。これが意外と面白かったのです!

雨降りだから野鳥がいない、ということはなく、雨降りだからこそ姿を現す野鳥たちがたくさんいたのです!その中でも、特に印象に残ったのが、多くのムナグロたち。秋になると、ムナグロは越冬地を目指して南下を開始し、南西諸島を経由するので、宮古島は、ちょうどムナグロが大集合している時期だったようです。(南西諸島にそのまま居座り、越冬するムナグロもいるようです)

大雨で水たまりがたくさんできたせいか、ちょっとした広場や草むらなど、いろんな場所にムナグロがいました。ムナグロたちは、すっかり褐色の冬羽に変わっています。

ムナグロ5
2010年10月 沖縄県宮古島東平安名崎 ムナグロ(冬羽)

ムナグロ6
大雨の中、佇むムナグロ(冬羽)

何と、中学校の校庭にも、たくさんのムナグロが。その日は平日だったので、開校しているにもかかわらず、雨の校庭をわが物顔で歩き回るムナグロたち。1日入学か体験入学かは定かではありませんが、数日後にはとっとと卒業し、新たな人生?に向けて、旅立って行くようです。

ムナグロ7
2010年10月 沖縄県宮古島とある中学校の校庭 ムナグロ(冬羽)

多くのムナグロが歩き回るなんて、何て贅沢な中学校なんでしょう!野鳥の世界初「ムナグロ中学校!」と命名!

ムナグロ8
ムナグロ中学校の生徒 何か食べているようなので、給食時間中?

ムナグロ中学校での光景を目撃した翌日と、その翌日には、これほどたくさんのムナグロたちに出会うことはありませんでした。天候が回復したため、さらに南に向けて旅立ってしまったのかもしれません。(やはり、お早い卒業でした)

ムナグロ9
2010年10月 沖縄県宮古島南部の草むら ムナグロ(冬羽)
天候が回復した後、姿を見せてくれたのは、一部のムナグロだけ

ムナグロ中学校卒業生のみなさん、またいつか、立派になった?姿でお会いしましょう!チュ!

<余談>
旅先で、初日から降りっぱなしの大雨に見舞われたのは、今回が初めてで、かなり意気消沈してしまったのですが、後から振り返ってみると、それはそれでよかったと思います。何故って、天気がよければ、旅鳥たちは、旅立ってしまうから!です。前日も大雨だったそうなので、旅鳥たちは足止めをくっていた、ということになるので、雨降りのおかげで出会いが増えたってことになるのです。

暖かい日の雨降りだと、油断するのか、昼間でもたくさんの野鳥たちが、電線に止まっていたり、道路脇をノコノコ歩いていたりました。天気が回復した翌日と、その翌日の昼間は、暑すぎたのか、あまり野鳥の姿を見かけませんでした。これは、よい教訓になりました。
「大雨といえども、決してあきらめるべからず!」

ムナグロの関連記事:
「仲間は大勢 ムナグロ」はこちら
「桜前線と共に北上中? ムナグロ」はこちら
「寝床はどこ? ムナグロ」はこちら
「人間大好き ムナグロ」はこちら
「長旅名人 ムナグロ」はこちら

<ムナグロを脅かすもの>
干潟・農耕地・草むらの減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

南の島で再会! エゾビタキ

野鳥の世界 エゾビタキ

エゾ(蝦夷)という名前がついているのに、北海道には生息していない、エゾビタキという鳥さんがいます。夏季はカムチャツカ半島付近、冬季は東南アジアなどに生息しており、日本には、春と秋の渡りの際、ちょっとだけ、立ち寄ってくれます。

今回は、このエゾビタキのお話です。

エゾビタキは、コサメビタキ、サメビタキよりは、約15cmと少し大きく、胸に縦の斑紋があるので、識別しやすいです。エゾビタキは、春より秋の方が、たくさん通過しているようで、あちらこちらで姿を観ることができます。

エゾビタキもフライングキャッチの名手なので、樹木の枝先に止まり、ヒラリヒラリと舞いながら、虫をキャッチします。
ある秋の日、湖付近の林で、エゾビタキを数羽、見かけました。翌日にはもういなかったので、この群れはすぐさま旅立ってしまったようです。

エゾビタキ1
2010年9月 埼玉県とある湖付近の林 エゾビタキ

別の日、同じ場所に再びエゾビタキ2羽を見かけました。この林は、エゾビタキたちのお気に入りの場所のようで、通過する際、立ち寄るエゾビタキが多いようです。昨年も、同じ場所で見かけましたし。つまり、毎年、秋にそこへ行けば、エゾビタキに会えるってことですね。

さて、東南アジアへ行くには、エゾビタキたちは、南西諸島を経由します。きっと、南西諸島には、ぎゅうっと凝縮されたかのように、たくさんのエゾビタキがいるはずです。ちょうど10月に宮古島に行く機会がありましたので、エゾビタキを探してみることにしました。

すると、どうでしょう。いるわいるわで、あっちにもこっちにもエゾビタキ。宮古島は沖縄本島から約300kmも離れており、次の飛来地であろう八重山諸島に行くまでには結構な距離があるので、必ず宮古諸島に立ち寄るはず!と思っていましたが、ビンゴ!でした。

エゾビタキ2
2010年10月 沖縄県伊良部島 山林 エゾビタキ
次の飛来地に行くまでに、ゆっくり羽を休めてねー。

エゾビタキ3
2010年10月 沖縄県伊良部島 山林付近の農耕地 エゾビタキ
君は、埼玉でもお会いした鳥さんかなー?

エゾビタキ4
みんな似ているので、顔の区別は、残念ながらできないなー。

渡りの時だけ、日本を利用するエゾビタキ。さて、仮の宿の住み心地はいかがでしょうか?いつまでも、虫がたくさん飛翔している日本であってほしいですよね、エゾビタキさん!来年も、元気いっぱいの姿を見せてくださいね!チュ!

<余談>
いつか時間に余裕ができれば、渡りの鳥たちとともに、行動を一緒にして、南下したり、北上したりすると、面白いだろうな―と思います。きっと、野鳥の世界のいろんな側面を見せてくれるはず。あちらは翼、こちらは車か飛行機での移動となりますが、さてはて、どちらがより速く目的地へ到着できるでしょうか。
鳥さんの顔を個々に識別できれば、「○○ちゃん、速かったね―」とか言えるのですが、そんな眼力はないので、やはり名札をつけてもらうしかないかなー。

<エゾビタキを脅かすもの>
森林・農耕地の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

冬の装いは? サンコウチョウ

野鳥の世界 サンコウチョウ

ブルーのアイリングと青いくちばし、繁殖期のオスの長い尾が有名なサンコウチョウ。本や図鑑で見るサンコウチョウは、夏の装いばかりですが、では冬の装いとは、いったいどんな姿なのでしょうか?今回は、冬羽のサンコウチョウの紹介です。

繁殖のため、日本を訪れるサンコウチョウを観察することができる期間は、5月頃から9月頃までと言われています。秋になると、スマトラ島などの越冬地を目指して、移動を始めるのですが、すでに南に位置する南西諸島では、10月以降もサンコウチョウ(リュウキュウサンコウチョウ)を観察することができるでしょうか?

10月に宮古島で探鳥する機会があったので、サンコウチョウがいるのかどうかもチェックしてみることにしました。まずは、山林。春にはたくさんのサンコウチョウで賑わうそうですが、秋の山林で見かけることはありませんでした。

次に湿地付近の林。ここにもサンコウチョウはいません。「やはり、10月以降はもういないのかー」とあきらめ始めた頃、ふと立ち寄ったマングローブ林で、茶色の鳥がヒラリヒラリと飛びながら虫を捕まえていました。ようやく発見!サンコウチョウです!サンコウチョウもフライングキャッチをする鳥さんなので、虫がたくさん飛んでいる、マングローブ林がお気に入りだったようです。

トレードマークの青いアイリングも青いくちばしもなく、「えっ、本当にサンコウチョウ?」と言いたくなるような、地味な色合いに変化していました。

リュウキュウサンコウチョウ6
2010年10月 沖縄県宮古島ウプカー・マングローブ遊歩道
リュウキュウサンコウチョウ(オスかメスかは不明)[冬羽]

オスの冬羽は、長い尾がなく、羽色もメスに似た色となり、ブルーのアイリングも薄い色になるとのことで、この時出会ったサンコウチョウは、オスなのか、オスの若鳥なのか、メスなのかは、分かりませんでした。

リュウキュウサンコウチョウ8
目の周囲がブルーじゃなく、くちばしもブルーじゃないねぇ。

リュウキュウサンコウチョウ7
「冬羽でも、いいじゃーない!何か文句ある?」 いえ・・・とんでもございません!。

野鳥の世界では、婚姻期の派手な姿や色合いばかりが注目を集めがちですが、冬羽もそれなりに味があります。人間も結婚前の姿だけで価値を判断され、「昔はカッコよかった」だの、「昔は綺麗だった」などと言われると、多くの方が「冗談じゃーない!今でも十分イケてる!」と思われることでしょう・・・。

リュウキュウサンコウチョウ9
冬羽でもサンコウチョウはサンコウチョウ!

今回は、冬の装いを見せてくれて、ありがとう、サンコウチョウさん!越冬地まで気をつけて旅をしてくださいね!チュ!

<余談>
サンコウチョウに出会った時は、いつも思うのですが、とにかく動きが速い!です。
埼玉では、今年の春と夏にサンコウチョウのオスを見かけたのですが、動きが速すぎて、とても写真を撮らせてもらえる状況ではありませんでした。

宮古島で出会ったサンコウチョウも、姿を見せてくれたのは、ほんの数十秒だったでしょうか。運よく、写真を撮らせてもらえましたが。
それにしても、サンコウチョウって、いつも猛スピードで動き回っているので、いつか、ゆっくりと姿を見せてもらいたいものです!

サンコウチョウの関連記事:
サンコウチョウ(オス・メス:夏羽)の記事「イケてる庶民派 サンコウチョウ」はこちら
サンコウチョウ(メス:夏羽、巣)の記事「お宝発見! サンコウチョウ」はこちら

<サンコウチョウを脅かすもの>
森林の減少:生息地がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

クリクリお目めの威力は? コサメビタキ

野鳥の世界 コサメビタキ

クリクリッとした、大きな目がかわいらしいコサメビタキという鳥さんがいます。夏鳥として東南アジア方面から九州以北へ飛来する野鳥です。色味はグレーで、体長は約13cmと小さいため、出会う機会は多くはありません。

今回は、このコサメビタキのお話です。

コサメビタキは、飛んでいる虫をキャッチして食べるので、虫がブンブン飛んでいる落葉広葉樹林に生息しています。秋になると、越冬地へ向かうべく南下を始めるので、コサメビタキを観察できる機会が増えます。

ある秋の日の午後、農耕地を散策していると、飛び立っては同じ枝に戻る(フライングキャッチ)を繰り返している野鳥を発見しました。双眼鏡で覗いて確認したところ、コサメビタキです!
周囲はガランとした農耕地が広がっており、広葉樹林が数本ポツンと立っているだけなのですが、こんな所にも現れるのですね。

コサメビタキ1
2010年10月 埼玉県大久保農耕地 コサメビタキ

コサメビタキのいる木の近くには、用水路があり、虫が非常に多く飛んでいます。見渡す限り、あちらもこちらも虫だらけ。コサメビタキは、大きな目をクリクリと動かし、夢中で虫たちを探しています。

コサメビタキ2
「虫はどこかなー?」

コサメビタキ3
「あそこかなー?」

コサメビタキ4
「ここかなー?」

コサメビタキ5
「こっちにも虫はいるかなー?」

コサメビタキ6
「見つけた!」 本当に目が大きいねぇー。

身軽なコサメビタキは、虫を見つけると素早くキャッチし、むしゃむしゃ食べていました。

別の場所では、もう夕暮れでかなり暗いにもかかわらず、ヒラリヒラリとフライングキャッチを繰り返しているコサメビタキを見かけました。近くにいたスズメの群れも、随分前にねぐらに帰ってしまい、周囲にはコサメビタキ以外、鳥っ子一人いない状態です。

暗すぎて、虫が飛翔している姿は、肉眼では全く見えません。そんな中、コサメビタキは、いとも簡単に虫をキャッチしていました。
あの大きなお目めは、「暗くてもよく見える!」という、驚異的な機能が備わっていたのですね!(野鳥の世界での進化は、ちゃんと意味があるのですね)

機能性抜群のクリクリお目めの威力には、本当に驚かされました、コサメビタキさん。また、来年も、素晴らしいフライングキャッチ姿を披露してくださいね!チュ!

<余談>
コサメビタキの渡来数は、減少傾向にあるそうです。理由は何でしょうか?今年は、異常気象が続いているので、野鳥たちにも何らかの影響があるように思います。
埼玉では、9月3週目頃までは30度を超えていたのですが、わずか数日後に10度そこそこの気温まで下がってしまいました。真夏の気温から一気に初冬の気温になってしまったわけです。人間でも急激な温度変化は体にこたえるので、小さな野鳥たちには、なおさらでしょうね。
旅鳥たちが無事、越冬地へたどり着きますように!

<コサメビタキを脅かすもの>
森林の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
驚きの鳥類の知能を紹介
全記事(数)表示

全ての記事を表示する

記事検索
野鳥名は、カタカナで検索!
歴代人気記事ランキングTOP20
RSSリンクの表示
応援エリア

ランキングに参加していますので、下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。


にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
QRコード
QR
外部リンク
・絶滅危惧種検索

 

・癒し系の鳥さんブログ

 

・野鳥関連ブログ

 

・緑地関連ブログ