奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 第4話

野鳥の世界 奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 2日目の続き その2

大瀬海岸の干潟には、チョコチョコと歩き回る、チドリ類がいました。

メダイチドリ1
メダイチドリ[冬羽から夏羽へ換羽中]

シロチドリ1
シロチドリ(オス)[夏羽]

群れで飛翔している水鳥がいました。小さすぎて、ちょっと判別できず。

水鳥1
水鳥の群れ

すごい速足で歩いている野鳥がいます。キョウジョシギです。京女(キョウジョ)という名前のついた鳥さんなので、もう少し、おしとやかに歩いた方が・・・。

キョウジョシギ1
爆走中のキョウジョシギ[冬羽]

ダイゼンを発見。冬羽のダイゼンも、ムナグロによく似ています。

ダイゼン1
ダイゼン[冬羽]

ダイゼン2
ダイゼン[冬羽]

イソヒヨドリ(オス)、ダイサギ、ハクセキレイ(メス)などがいました。

イソヒヨドリ7
イソヒヨドリ(オス)

まだまだ観察を続けたかったのですが、風が強くなり始め、小雨も降ってきたので、移動することに。
かなりの悪天候ですが、この後も、野鳥たちに出会うことができるでしょうか?

奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 第5話へ続く

<余談>
シギ、チドリ類の識別は、とても難しいです。同じ種であっても、夏羽、冬羽、成鳥、幼鳥、オス、メスで微妙に色が違っていたり、別種であっても冬羽はとてもよく似ていたり・・・。チドリ類がたくさん歩いている光景を目にすると、「うっ!チドリンズ・・・」とテキトーな総称で呼びたくなってしまいます。本当に1羽1羽、名札をつけて欲しいなー

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奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 第3話

野鳥の世界 奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 2日目の続き その1

大瀬海岸に到着!さて、たくさんの野鳥に出会えるかな?

大瀬海岸、付近の林 午前11時~午後1時頃。

再びシロハラ登場。

シロハラ4
シロハラ

大瀬海岸付近には林があり、そこには森林性の野鳥たちがたくさんいました。アオジ、ミヤマホオジロ、リュウキュウメジロなどです。しかし、ここの野鳥たちも、大変なシャイで、少し離れた場所を通るだけで、警戒音の雨、嵐を浴びせられ続けました・・・。そんなに怒らなくても・・・。

メジロ8
リュウキュウメジロ

大瀬海岸には、たくさんの水鳥がいました。広~い干潟は、遠くまで続き、双眼鏡で確認できる野鳥は、ほんの一部だけ、でした。

コガモ1
コガモ

なんか、白いボールのようなものがいます。

ツクシガモ1
白いボール?

白いボールをよ~く観ると、水鳥のようです。さらに観察を続け、ようやく正体が判明!何とツクシガモ(絶滅危惧種)!ツクシガモは、稀な冬鳥として奄美大島に渡来するそうです。ボールのように動かないので、「ボール君!」とあだ名を付けてしまいました。

ツクシガモ2
初めまして、ボール君! ツクシガモ

その後、ツクシガモは飛び去ってしまったのですが、別の場所で再び発見。

ツクシガモ3
ツクシガモ

岩に同化している鳥がいます。なかなか正体が分からなかったのですが、イソヒヨドリ(メス)でした。

イソヒヨドリ6
岩にそっくり! イソヒヨドリ(メス)

林側の浅瀬には、カワセミがいました。カワセミは、海岸にもいるのですね。

カワセミ5
カワセミ

大瀬海岸での探鳥は、もうしばらく続きます。
さて、誰がいるかなー?

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奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 第2話

野鳥の世界 奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 1日目の続き

ルリカケスを探して、小さな集落を散策していると、地元のおじいちゃんに話しかけられました。「○○とこの、婿さんと嫁さんか?」と・・・。「いえいえ、違います」から話が始まり、このおじいちゃんのお話を聞くことに(約10分間)。
「この周辺には、昔、防風林として樹齢300年以上の松の木がたくさんあった。枯れてしまって危ないので、全部切られてなくなった」そうで、大変残念がられていました。

少し進むと、ルリカケス(鹿児島県指定の絶滅危惧種)が遠くの林と電線の間を行ったり来たりしている姿を発見!あの「ジャー」の鳴き声は、やっぱり、ルリカケスでした!影絵のように暗いのですが、長い尾でルリカケスと分かります!

ルリカケス3
遠くの林にいる、ルリカケス

ルリカケスに釘付けになっている、あーちゃん達に、別のおじいちゃんが近付いてきました。んー、ちょっと嫌な予感・・・。
案の定、またしても、「○○とこの、婿さんと嫁さんか?」と話しかけられました・・・。ここは、地元の方しか歩かない道のようです。で、このおじいちゃんのお話も聞くことに(約20分間)。

「皆既日食のあった年は異常気象で、2月にこんなに天候が悪い日が続くことはなかった。もう2週間ばかり、海に潜れない」と。このおじいちゃん、86歳と言われていましたが、現役で素潜りをされているそうで、今は荒波のため海に入れず、つまらないとおっしゃっていました。脳腫瘍の持病があると言われていましたが、手術する年齢でもないし、と笑いながら話されていました。何て大らかで健康的なおじいちゃんでしょう!

と、とてもためになるお話をお聞きしつつも、このおじいちゃんの背後を、チラホラと飛び交うルリカケスが気になって仕方がなかったのですが、話が終わる頃には、ルリカケスの姿は消えていました・・・が~ん!またしても、珍しい鳥さんとおじいちゃんの出没が同時だったため、鳥さんを観察することができず・・・。もう夕方で薄暗いので、本日の探鳥は、ここまでです。

明日以降に期待です!

野鳥の世界 奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 2日目

この日は、くもり、のち雨となり、気温がぐ~んと下がって、最高気温が17度ぐらいと大変肌寒い1日となりました。気温が一気に下がると、野鳥たちの動きが鈍くなり、あまり姿を見せないと言われています。探鳥には不向きな天候となりましたが、どうなることやら!

早朝の田んぼには、野鳥がいるかもしれない!と思い、再び秋名の田んぼを訪れてみました。

秋名の田んぼ付近 午前7時~8時。

ハクセキレイ、キセキレイが、姿を見せてくれました。

ハクセキレイ5
ハクセキレイ(オス)[夏羽へ換羽中]

ハクセキレイ6
ハクセキレイ(メス)[冬羽]

キセキレイ6
キセキレイ(冬羽)

アオジ、シロハラ、ツグミも姿を現しました。が、奄美大島の野鳥たちは、今まで出会った中で、最もシャイでした。というのも、車でさえも、近づくことを許してもらえないのです。車を見た途端、逃げ去って行くのです・・・。「あ~、あなたは一体誰だったの?」という野鳥たちが、非常に多くいました。

田んぼ近くの川には、バンが1羽で泳いでいました。このバンも、わりとシャイなようで、草の陰に隠れるようにいました。

いったん宿に戻って朝食をとり、次の探鳥地に向かうべく外に出ると、イソヒヨドリ(オス)が電線に止まっており、遠くの木には、リュウキュウキジバトがいました。

イソヒヨドリ5
イソヒヨドリ(オス)

キジバト5
リュウキュウキジバト

野鳥たちとの出会いが少ないので、探鳥地として有名な、大瀬海岸に行ってみることにしました。春と秋には、多くの渡り鳥たちで賑わうそうですが、2月だと、誰がいるのでしょうか?

奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 第3話へ続く

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奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 第1話

野鳥の世界 奄美大島探鳥旅行記 2010年2月 1日目

今回は、2010年2月に2泊3日で鹿児島県奄美大島を旅した際の探鳥のお話です。第1話~第6話の6回に分けて、紹介していきます。

ほぼ定刻通りに、羽田空港を出発したものの、「天候不良により奄美空港には着陸できない可能性がございますので、ご了承ください」との機内アナウンスに脅されつつ、「どうなることやら・・・」と思ったのですが、無事、奄美空港に到着することができました!

初訪問の奄美大島。世界中で奄美大島にしか生息しない、固有種の野鳥や天然記念物級の野鳥(ルリカケス、オーストンオオアカゲラ、オオトラツグミ、アカヒゲなど)の宝庫である奄美大島では、誰に出会えるでしょうか?さて、ワクワク、ドキドキの旅の始まりです。

鹿児島県奄美大島

初日の奄美大島は、くもりの天候で風が強く吹いていましたが、気温は、25度ぐらいあったため、寒くはありませんでした。

空港への到着時間は、昼過ぎだったので、奄美大島の郷土料理として、とても有名な「鶏飯(けいはん)」を食べに行きました。

奄美空港から鶏飯料理のお店までの道沿いでは、シロハラを見かけました。道路枠の草むらの上を、ヒョコヒョコ歩いていました。イソヒヨドリ(オス)も、姿を現しました。

お店に到着。楽しみにしていた鶏飯料理を食べてみました。お茶漬けのように具材をスープに浸して食べるのですが、これがとても美味しいのです!滞在期間中、毎日、計3回も鶏飯料理を食べてしまいました!(後で知ったのですが、鶏飯料理は塩分が多いので、1週間に1回のペースが妥当だそうです・・・あれま。)

ここから、本格的に探鳥開始です。奄美大島北部のとある森や水田地帯に行ってみることにしました。

奄美大島北部のとある森、秋名の田んぼ付近 午後2時~午後4時頃。

途中、サシバ(絶滅危惧種)2羽に出会いました。大きな猛禽類のサシバが、すぐ近くで観察できるのは、すごいです!

サシバ3
サシバ

サシバ4
サシバ

ジョウビタキ(オス)が畑にいましたが、すぐに飛び去りました。シロハラがトコトコ歩いています。

シロハラ3
シロハラ

奄美大島滞在期間中に分かってきたことですが、「ここは、シロハラ アイランド?」というぐらい、シロハラがたくさん渡来している島でした!

その後、野鳥がたくさんいると言われている森に行ってみました。が、薄暗く、鳥っ子ひとりおらず、し~んと静まり返っていました。時間帯が悪いのかもしれません。

春と秋の渡りの時期には、多くの野鳥で賑わうという秋名の田んぼに行ってみました。刈り取り後の田んぼには、野鳥の姿はあまりなく、ツグミとシロハラだけが姿を見せてくれました。
「ん~、ここにもいないのか・・・。奄美大島の野鳥は、なかなか手ごわそう!」

またしても、適当にブラブラと車で走ることにし、窓を開けて進んで行くと、「ジャー、ジャー」という、カケスによく似た鳴き声が聴こえてきました。「この声は、きっとルリカケス!」と思い、車を停めて、周囲を散策することに。

そこは、山と川がある小さな集落で、まるで時間が止まっているかのように、ゆるやかな空気が流れている場所でした。ここに野鳥はいるかなー?

川の近くでキセキレイを発見。

キセキレイ5
キセキレイ(冬羽)

そして、きょろきょろと上を観ながら、人家の間の細い道を歩いていきました。果たしてこの場所で、ルリカケスに出会うことができるでしょうか?

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真っ赤な恥ずかしがり屋 ベニマシコ

野鳥の世界 ベニマシコ

赤い鳥として人気の高い、オスのベニマシコ。より鮮やかな赤色の姿に出会いたいならば、夏の北海道に行くしかありません。さて、2010年の夏も、真っ赤なベニマシコに出会うことができるでしょうか?

2009年の夏は、知床から女満別空港へ向かう途中の農道で、ベニマシコに出会うことができました。そのため、今回も、農道で出会えるかも!と期待していたのですが、女満別空港から知床へ向かう間は、1羽も姿を見せてはもらえませんでした。農道がダメなら、どこへ行けばベニマシコと出会えるかなー?

翌日、野付半島に行く途中、標津湿原に立ち寄りました。そこにベニマシコがいるらしいのですが、湿原にはいませんでした。「ここにもいないのかー、今回は出会えないかな―」と思い、湿原の奥にある丘陵地へ行ってみました。そこは、湿原とはうってかわり、たくさんの野鳥のさえずりが響き渡っていました。多くの野鳥たちが姿を見せてくれる中、ベニマシコはいません・・・。そろそろ帰ろうかと丘陵出口付近に向かうと、木の葉の間から赤い姿がチラチラ見えています。「もしや、ベニマシコ?」と双眼鏡で確認すると、ビンゴ!でした。ようやくここでベニマシコの登場です!

ベニマシコ7
2010年7月 北海道標津市 標津湿原付近の丘陵 ベニマシコ(オス)

ベニマシコは、警戒心が強いと言われていますが、このベニマシコもなかなかシャイで、葉の陰に隠れたまま、とうとう姿をさらすことはありませんでした。そんなに遠慮してくてもいいのに!(野鳥の世界には、目立ちたがり屋と恥ずかしがり屋がいますが、ベニマシコは間違いなく、恥ずかしがり屋の部類に入りますね。)

野付半島から知床へ戻る途中、電線に止まっている赤いベニマシコ(オス)を発見!車を停める場所が見つからず、何とかUターンして戻ってみたのですが、すでにベニマシコの姿はありませんでした・・・さようなら~、お元気で・・・。

そして、とうとう最終日。「今日は、何としてでも、真っ赤なベニマシコさんの姿をちゃんと見せてもらいたい!」と、知床から網走へ向かう途中、ずっと車中から探鳥を続けていました。そして、ようやくベニマシコのオスが電線に止まっているのを発見!そぉーと窓を開け、隠れながら写真を撮らせてもらいました。

ベニマシコ8
2010年7月 北海道網走市 ベニマシコ(オス)

ベニマシコ9
鮮やかな赤色が素敵です!

この時、ベニマシコのオスは2羽いて、交互に姿を見せてくれました。

ベニマシコ10
覗きこみポーズ!

ベニマシコ11
見返りポーズ!

結局、バッチシ姿を見せてくれたのは、この時出会ったベニマシコだけでした。
その後、網走のとある湖付近の藪でも、「フィッ、フィッ」と鳴く、オスのベニマシコを見かけたのですが、写真を撮らせてはもらえませんでした。

派手なわりには、夏もなかなかシャイなオスのベニマシコさん、次回は冬にお会いしましょう!チュ!

<余談>
赤い野鳥は人気がありますが、どうやら人間の世界でも、赤い服を着た男性の方が女性にもてるそうです(先日、TVで見ました)。興味のある男性の方は、ベニマシコのオスを見習って、赤色をお試しあれ!

ベニマシコの関連記事:
「赤い鳥を探して ベニマシコ」はこちら
「ご近所さん ベニマシコ」はこちら
「ひそかにモグモグ ベニマシコ」はこちら

<ベニマシコを脅かすもの>
灌木地、農耕地、藪の消失:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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