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沖縄探鳥旅行記 2009年5月 第4話

野鳥の世界 沖縄探鳥旅行記 2009年5月 3日目

沖縄県本島北部での探鳥最終日。

プライベートリゾートオクマ周辺 午前6時30分~8時頃。

アオサギ2羽がヒラリと飛んできて、1羽が首を伸ばし、こちらを警戒中。

アオサギ1
警戒中のアオサギ

バン5
ほのぼのおくつろぎ中のバンファミリーを発見!

バンファミリーの詳細記事「親子でおくつろぎ バン」はこちら

バンと思って撮影したつもりが、後で写真を見てビックリ!なんとリュウキュウヒクイナ(沖縄県指定の準絶滅危惧種)が写っている・・・。
リュウキュウヒクイナは、警戒心が強く、あまり姿を見せてはもらえないので、ちゃんと双眼鏡で観察すればよかった・・・。

リュウキュウヒクイナ1
リュウキュウヒクイナ

上空にミサゴ(準絶滅危惧種)が。黒と白の模様がシャープな魚を捕食する猛禽類の野鳥です。羽の形がカモメに似ています。

ミサゴ1
ミサゴ。コンパクトデジカメでの撮影なので、難しい。

アマサギの群れに遭遇。これだけの群れに出会う機会は、滅多にないです。

アマサギ1
アマサギの群れ

アマサギ2
アマサギ。クリーム色の模様ありが夏羽、真っ白が冬羽。

チュウサギ(準絶滅危惧種)と遭遇。埼玉県では夏鳥であり、数が減っているので、出会う機会があまりない野鳥です。

チュウサギ1
チュウサギ

深紅とブルーのコントラストが美しい、イソヒヨドリのオス。埼玉県には海がないので、これまた出会う機会がない鳥さんです。

イソヒヨドリ1
イソヒヨドリ(オス)

最後に再び、やんばるの森へ。 午前9時頃~11時頃。

ホントウアカヒゲ(絶滅危惧種)のオスと再び出会う。何回観ても、かわいらしい姿です。

森の奥深くに進んでいくと、何かの鳴き声が聴こえてきて、キョロキョロと探してみると、すぐ近くにノグチゲラ(絶滅危惧種)が!そして、逃げない!いくつもの幸運が重なり、写真を撮らせてもらうことができました!

ノグチゲラ4
ノグチゲラ(幼鳥)

ノグチゲラの詳細記事「幻の鳥 ノグチゲラ (推定生息数約100羽)」はこちら

アマミヤマガラ(沖縄県指定の準絶滅危惧種)を発見。アマミヤマガラは、奄美大島と沖縄本島だけに生息する希少な野鳥です。

アマミヤマガラ1
ちょっと分かりづらいですが、アマミヤマガラ。

午後、恩納村の日航アリビラへ移動。到着後、すぐに探鳥開始。

日航アリビラ周辺 午後5時頃。

畑の中にムナグロを発見。

ムナグロ2
ムナグロ(夏羽)

ムナグロの詳細記事「長旅名人 ムナグロ」はこちら

保護色で目立たない、ミフウズラ(沖縄県指定の準絶滅危惧種)を発見。オスとメスのつがいで、畑の中をヒョコヒョコと移動していました。ミフウズラは、日本では南西諸島に生息しており、なかなか出会えない野鳥です。

ミフウズラ1
ミフウズラのつがい。メス(左)、オス(右)。メスの方に、特徴のある黒い模様があります。

3日目の探鳥は、これにて終了。明日はいよいよ最終日。

沖縄探鳥旅行記 2009年5月 第5話へ続く

<余談>
今回は、絶滅危惧種の野鳥の紹介が多く、ちょっと涙と鼻水がツー・・・。出会う鳥のほとんどが絶滅危惧種とは・・・。彼らが地球上から姿を消すことにならないよう、願うばかりです。頑張れ~~~!

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ジャンル : 趣味・実用

沖縄探鳥旅行記 2009年5月 第3話

野鳥の世界 沖縄探鳥旅行記 2009年5月 2日目の続き

車でさらに移動し、別のやんばるの森へ。 午前9時頃~11時頃。

到着してすぐ、ノグチゲラ(絶滅危惧種)が森の奥でチラチラと飛んでいる姿を発見!ガイドさんが大変喜び、ここからあまり動こうとされず、長時間、粘ることに。この時は、チラ見で終わり、撮影できず。しかし、世界中でここだけに生息するノグチゲラの姿を観れただけでも、大感動!

この年、ノグチゲラが営巣していた、という木をガイドさんに教えていただきました。 巣は使い捨て、だそうで、双眼鏡でのぞくと、蜂がブンブン飛んでおり、この時は、蜂が巣穴を利用しているようでした。

ノグチゲラ3
ノグチゲラの古巣。中は広く、4羽ほどのヒナが育つそうです。

森の中では、ホントウアカヒゲ(絶滅危惧種)の美声が響き渡っており、少し進むとオレンジ色のホントウアカヒゲがピョンピョンと地面を跳ねているのを発見。

ホントウアカヒゲ3
ホントウアカヒゲ(オス)

ホントウアカヒゲの詳細記事「美声にうっとり ホントウアカヒゲ(絶滅危惧種)」はこちら

他には、ウグイス、コゲラ、リュウキュウサンショウクイ(沖縄県指定の準絶滅危惧種)、アカショウビンの鳴き声が聴こえたけれども、姿は見えず。

ここで、ガイドさんとの探鳥ツアーは終了となりました。長時間、貴重なお話をたくさんしてくださり、ありがとうございました!

3時間の探鳥コースの予定だったのですが、いつの間にか、4時間30分も経っており、ホテルの朝食バイキングを食べそこねてしまいました・・・。腹ペコなので、すぐさまランチを食べに戻り、ひと息ついて、午後は、海へシュノーケルへ。透明度の高い海で、熱帯魚達と一時の楽しい時間を過ごします。

夕方、再び探鳥へ。

プライベートリゾートオクマ周辺 午後5時40分~7時頃。

前日、コムクドリのオス14羽が止まっていた同じ場所に、コムクドリのメスが1羽だけ、ポツンといました。
仲間とはぐれてしまったのでしょうか?無事、合流できるとよいですが。

コムクドリ2
コムクドリ(メス)

そして、謎の野鳥に出会う。畑の土が盛り上がっている場所に、その鳥はいました。約20分間ほど、「あなたは誰ですか?」と問いかけながら観察したけど、判別できず、その場での識別は断念。(旅行終了後、いろいろ調べた結果、正体が判明。後日、回答をコメント欄に記入します。)

クイズ1
謎の野鳥。「さて、わたしは誰でしょう?」

「ヒッヒッヒッ」と鳴きながら、縄張り内の草むらの上を飛び回るセッカを発見。止まった時が一瞬のシャッターチャンス。

セッカ1
セッカ

イソヒヨドリ、シマキンパラ(約10羽)、チュウサギ(準絶滅危惧種)に出会う。

そして、沖縄で越冬中のムナグロと遭遇。畑の真ん中にいて、ほとんど動かず。夏にはシベリアやアラスカで繁殖をする渡り鳥です。

ムナグロ1
ムナグロ(夏羽)

リュウキュウツバメの親鳥が電線に止まっているのを発見。

リュウキュウツバメ3
リュウキュウツバメ

湿地の草むらで、シロハラクイナの親子に出会う。ヤンバルクイナと同様、ヒナは真っ黒!そして、こちらも逃げ足は、ピカ一。

シロハラクイナ1
シロハラクイナの親子。手前と奥が親鳥、中央の黒い物体2つがヒナ。

水田に、バンを発見。

バン4
バン

草むらにシマキンパラ。

シマキンパラ2
シマキンパラ

「水辺の貴婦人」とか、「水辺のバレリーナ」などと呼ばれる足の長~い、セイタカシギ(絶滅危惧種)を発見!旅の途中のようです。

セイタカシギ1
セイタカシギ

2日目の探鳥は、これにて終了。長~い有意義な1日でした!

沖縄探鳥旅行記 2009年5月 第4話へ続く

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沖縄探鳥旅行記 2009年5月 第2話

野鳥の世界 沖縄探鳥旅行記 2009年5月 2日目

この日は、ガイドさんにやんばるの森を案内してもらうことになっています。
午前6時に待ち合わせなのですが、寝坊しては大変!と思うと、眠れなくなってしまったため、午前2時に起床することに。ちょっと早すぎ?

午前5時を過ぎると、夜がうっすらと明けてきました。今日もいい天気になりそうです。まだ薄暗いのですが、プライベートリゾートオクマの庭を一人で散策してみることに。
(たーさんは、寝ぼすけなので、いつもギリギリまで起きてきません・・・。)

プライベートリゾートオクマの庭 午前5時20分~5時40分頃。

最初に出会ったのはイソヒヨドリ(オス)、次にキジバト。
「クワッ、クワッ、クワッ、クワッ」と大きな声が周辺から聴こえてきます。
(後にガイドさんにお聞きしたところ、これはシロハラクイナの鳴き声とのことでした。)

午前6時、待ち合わせ場所に到着。しかし、ガイドさんがいない・・・。待っている間、周辺を探鳥。

セッカとシマキンパラを発見。シマキンパラは、外来種なので、日本の野鳥としては紹介されていません。

シマキンパラ1
シマキンパラ(ピンボケですが・・・)

午前6時15分頃、おじいちゃんのガイドさん到着。ガイドさんは「午前6時30分に待ち合わせ」とお聞きしていたそうです・・・。何はともあれ、合流できて一安心。早速、ガイドさんの車に乗り込み、やんばるの森へ移動。

やんばるの森 午前7時頃~9時頃。

車中、やんばるの森について、ガイドさんから説明がありました。

日本の植物は約4,000種あり、その内、約1,200種がやんばるに集中しているとのこと。 やんばるの森は、シイ類の木で構成されており、姿・形がブロッコリーに似ていることから、「ブロッコリーの森」と呼ばれているそう。
松の木が生えていない「ブロッコリーの森」は、人の手が入っていない、自然のままの状態だそうです。まさに自然の宝庫であり、世界中でここにしかいない、固有種の野鳥「ヤンバルクイナ(天然記念物)、ノグチゲラ(特別天然記念物)、ホントウアカヒゲ(天然記念物)」が生息する、というのもうなづけます。

やんばるの森1
「ブロッコリーの森」と呼ばれている、やんばるの森。

まずは、今回の旅の第一目的であるヤンバルクイナを探すべく、車をノロノロと走らせます。しばらくすると、猛スピードで走り去るヤンバルクイナ(絶滅危惧種)を発見!

ヤンバルクイナ2
スタコラサッサと逃げ去る、ヤンバルクイナの後ろ姿

5羽のヤンバルクイナを観れたけど、逃げ足が非常に速いので、なかなか撮影できず。
ヤンバルクイナの詳細記事「慌てん坊 ヤンバルクイナ (推定生息数約700羽)」はこちら

森の中のあちらこちらに、赤いヒモがぶらさがっていたので、「あれは何ですか?」と、ガイドさんに尋ねたところ、「マングース捕獲用のオリを設置している目印です」との返答が。

ハブ退治用に人為的に持ち込まれたマングースが、ヤンバルクイナを捕食するため、マングースの捕獲作戦をとらざるを得ない状況のようです。ちなみに沖縄県本島にマングースの天敵はいないそうです。捕獲しないと増える一方・・・。
マングースではなく、稀少な生物がワナにかかっている場合もあるため、毎日欠かさずチェックが必要なのだそうです。自然の営みとは、なかなか人間の思惑通りにいかないものですね

道路の真ん中で、約1mぐらいのハブが交通事故に遭って死亡しており、ガイドさんが車を降りて、ハブをつかんで、棒きれで口を大きく開けて牙を見せてくれました。「こっ、この牙には、一生、咬まれたくない!」と思いつつ、なかなか、ワイルドなおじいちゃんガイドさんの説明に耳を傾けます。

猛毒を持つヘビとして、恐れられているこのハブは、熱感知機能を持っており、生物の熱を感知すると、即飛びかかってくるそうです。ハブはネズミを食べるので、ネズミの多い、さとうきび畑にハブはよく出没するとのこと。
沖縄県本島には、ヒメハブというヘビもいて、こちらは大変おとなしいハブで、何もしない限り、害はないそうです。

沖縄探鳥旅行記 2009年5月 第3話へ続く

<余談>
沖縄には、かれこれ10回ほど訪問していますが、最初の頃は、スローな沖縄タイムに慣れなくて、少し苦労しました。沖縄で、ゆとりを持つ大切さを教えられた気がします。

ガイドさんとの待ち合わせでも「遅れることはあり得る」、今回のケースでは「時間の伝え間違いもあり得る」、今後は「何でも起こり得る」と、胆に命じておけば、沖縄の旅は快適なものになるでしょう!

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沖縄探鳥旅行記 2009年5月 第1話

野鳥の世界 沖縄探鳥旅行記 2009年5月 1日目

今回は、2009年5月に3泊4日で沖縄県本島を旅した際の探鳥のお話です。 第1話~第5話の5回に分けて、紹介していきます。

以前、「あーちゃんは、アクティブバードウォッチャーなので、カメラは持たず、双眼鏡で十分!」と言っていました。しかし、野鳥との忘れ得ぬ出会いが増えるにつれ、できれば記録に残したい、と思うようになり、2009年4月に望遠に強いコンパクトデジカメを購入。後に、野鳥撮影には全く不向きと判明したのですが、まずはこのカメラを手にいざ沖縄へ!

沖縄県本島

目指すは、やんばると呼ばれる自然パワー満載の沖縄北部へ直行!
プライベートリゾートオクマへ宿をとり、到着後の夕方、すぐに周辺を散策。

プライベートリゾートオクマ周辺 午後5時~7時頃。

そこは、のどかな田園風景が広がっており、野鳥がそこかしこに飛び交う中、まず、出会ったのは、リュウキュウツバメの親子。
「えさ、くれ~!」と羽をバタバタさせながら、親鳥にせがむ幼鳥たち。もう夕方なので、えさの運び疲れで、きっと親鳥はクタクタのはず。

リュウキュウツバメ1
リュウキュウツバメの幼鳥3羽

リュウキュウツバメ2
リュウキュウツバメの幼鳥

数が多すぎて、沖縄県本島では少々やっかい者扱いをされている、タイワンシロガシラを発見。どうやら幼鳥のようで藪に止まって動かず。親鳥の警戒音の指示通りに、幼鳥はじっとして、うまく隠れているつもり。丸見えですよー。

タイワンシロガシラ1
タイワンシロガシラの幼鳥

タイワンシロガシラ2
タイワンシロガシラの親鳥。なかなかの声量の持ち主です。

水田にバンの親子。すぐに逃げてしまったので、写真は撮れず。

丸いホッペに愛嬌たっぷりの表情のコムクドリ(オス)に遭遇。旅の途中のようで、農道脇の電線に群れで止まっていました。初めてのコムクドリとの出会いに感動!

コムクドリ1
コムクドリ(オス)14羽

アマサギ5羽を発見。夏羽と冬羽のアマサギの両方が混在。イソヒヨドリのオスとメス、セッカ、チュウサギ(準絶滅危惧種)に遭遇。もう、薄暗いので、写真は撮れず。

キジバトやスズメは、そこら中にたくさんいました。

20:00頃、プライベートリゾートオクマの庭を、オリイオオコウモリが飛んでいました。オリイオオコウモリは大変大きく、パッと見は、フクロウ?に見えるのですが、飛び方はデタラメで、音もなくヒラヒラと飛びます。果実を食べにやってくるそうです。超高速で飛び回るので、撮影できず・・・。
(オリイオオコウモリは沖縄県の絶滅危惧種に指定されています。)

いよいよ明日は、やんばるの森へ早朝探鳥ツアーに出かけます!
さ~て、誰に会えるかな?

沖縄探鳥旅行記 2009年5月 第2話へ続く

<余談>
プライベートリゾートオクマ周辺は、海と景色が大変きれいです。

オクマ1
プライベートリゾートオクマ周辺 海辺の風景

沖縄県の本島北部は、観光客があまり訪れないので、豊かな自然が残っている場所として、あーちゃんのお気に入りポイントの一つになっています!

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美声は罵声 アカヒゲ(絶滅危惧種)

野鳥の世界 アカヒゲ

2010年2月 鹿児島県 奄美大島

世界中で南西諸島の一部の島と長崎県の男女群島にしか生息していない、アカヒゲ(天然記念物)という鳥さんがいます。生息数が少なく、絶滅が危ぶまれています。

今回は、奄美大島で出会ったアカヒゲのお話です。

朝9時頃、奄美大島北部のとある森に行ってみたところ、「ピルルルルー」という、アカヒゲの美声が聴こえてきました。これは、「幸先よし!」と思いきや、なかなか姿を見せてはくれません。暗い木々の間から、オレンジ色の姿が、チラリチラリと見える程度で、とても写真を撮らせてもらえそうもない・・・。

同種である沖縄県本島北部に生息するホントウアカヒゲは人懐っこいので簡単に写真を撮らせてもらえたのですが、奄美大島のアカヒゲは様子が違っていました。 自分から人前にわざわざ出てくる、ということはなさそうです。これは写真撮影は無理かも・・・。

そして、しばらく観察していると、「ピルルルルー」の声が1羽だけではなく、もう1羽いることに気づき、森の中をこの2羽で忙しく動き回りながら、鳴きあっていました。
「ははぁ~、これは縄張り争いの真っ最中!ということは、そちらに気をとられているので、写真を撮らせてもらうチャンスがあるかも!」と思い、もう少し様子をみることにしました。

やはり、チャンスは訪れました!この2羽が道路を渡って向こう側の森の端に姿を現しました。ここで初めて、全身を見せてもらうことができました。しかし、ちょこまか、ちょこまか、とよく動く、動く・・・。苦労の末、何とか写真を撮らせてもらえました。

アカヒゲ2
縄張り争い中のアカヒゲ(オス)

アカヒゲ1
アカヒゲ(オス)には脇腹に黒い模様がありますが、
沖縄のホントウアカヒゲ(オス)にはこの模様はありません。

ここで、「ピルルルルー」の声がさらに増えていることに気づき、暗い森の中をよ~く観ると、何と4羽で鳴きあっていました!あっちで「ピルルルルー」、こっちで「ピルルルルー」。
人間の耳には、何とも心地よい鳴き声に聴こえるのですが、縄張り争い中のアカヒゲ本人たちにしてみると、どうやら罵声を浴びせかけているようです。「ここは、俺のもんだ!」とか、「出て行け!」とか・・・。

約1時間近く観察していましたが、この罵声合戦は、まだまだ終わる気配はなく、結局、いつ頃、決着がついたのか定かではありません。
(夕方、再度、この森を訪れ、オーストンオオアカゲラに出会った時は、この「ピルルルルー」は、聴こえませんでした。)

奄美大島の空港で、飛行機を降りた直後の廊下付近で、「ピルルルルー」の美しい音声を流していました。「あっ!ようこそ!の意味ね!」と到着時には思ったのですが、実は鳥語で「出て行けー!」だったかもしれませんね

美声は罵声!ということを教えてくれたアカヒゲさん、また、お会いしましょう!チュ!

<余談>
野鳥たちの鳴き声には、実に様々な意味があり、人間の耳には、「何て、心地いいんだろう!」と思われる音であっても、実は警戒音であったりします。
野鳥たちの警戒音が分かるようになると、ある場所に足を踏み入れた途端、あちらこちらからブーイングの雨、嵐状態になり、意気消沈させられることもあります
訳すと、「おい、二本足の生き物がきたぞ!みんな、気をつけろ!」、「あいつら、まだいるぞ!しつこいな!」、「もっと、ブーイングしてやれ!」といった感じです。探鳥時には、心地よい音の中にも、野鳥たちの真意を汲み取り、気をつけてあげる必要がありますね。

アカヒゲの関連記事:
アカヒゲ(メス)の記事「たまには気晴らし アカヒゲ(絶滅危惧種)」はこちら
沖縄本島北部に生息するホントウアカヒゲの記事「美声にうっとり ホントウアカヒゲ(絶滅危惧種)」はこちら

<アカヒゲを脅かすもの>
森林破壊:生息地が減少するようです。
マングース、野猫:ヒナを捕食しているそうです。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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