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豊かな表情がご自慢 スズメ

野鳥の世界 スズメ

子供の頃から、スズメはどこにでもいる、と思っていたのですが、実はここ数十年で10分の1ぐらいまで生息数が減り、現在は、約1,800万羽ほどしかいない、というニュースが流れ、衝撃を受けました。いつの間に・・・。

理由は、えさ場や営巣場所の減少が原因のようです。

あーちゃん宅の周辺も、元々緑の多い地域だったのですが、開発につぐ開発で鳥さんのえさ場となる場所も減少の一途をたどっています。雑草の生えた空き地や畑も住宅に変わり、冬場には、えさらしきものは、ほとんど見当たらない状況です。

そこで、冬場はあーちゃん宅のちんまい庭にえさ台を設置し、鳥さんに少しでも飢えをしのいでもらう事に決め、ここ数年、続けています。

今回は、あーちゃん宅を訪れるスズメについてのお話です。

この冬は、何故かスズメに大人気で、数十羽がやってきます。ほぼ1日中、いすわっており、にぎやかにチュンチュンと騒いでいます。スズメや他の野鳥たちを観察していて気づいたのですが、野鳥の中では、スズメの表情が最も豊かな気がします。

シジュウカラを追い払う前と、追い払った後の顔ですが、明らかに目つきが悪いです!

スズメ1

シジュウカラを追い払う前

スズメ2

シジュウカラを追い払った後


こんなに豊かな表情の持ち主、おもしろスズメにチュ!

<余談>
昨年の春は、スズメとシジュウカラがそれぞれヒナを連れて、あーちゃん宅の庭に、毛虫を食べにやってきてくれました。でかした!殺虫剤を使っていなくてよかった~と、つくづく思いました。

殺虫剤は生態系を破壊するので、使用すべきではないですね。害虫退治は天敵にお任せあれ!です。
昨年、ハイビスカスにアブラムシが大発生した際も、殺虫剤を使わず、じっと我慢して数週間待っていると、やはり救世主が現れました!何らかの幼虫らしきものが、ムシャムシャとアブラムシを食べていました。その後、クモやテントウムシも参加してくれました。

アブラムシは殺虫剤に耐性を持っているので、殺虫剤を使うと、天敵のテントウムシなどがやられてしまい、かえってアブラムシが大発生!となってしまうそうです。
生態系とは、絶妙なバランスで成り立っているので、これを人間の手で崩してはいけませんね。

(世界的には、過去に北米で殺虫剤(農薬)大量散布により、生態系に壊滅的な打撃を与えてしまった、という例があります。)

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<スズメを脅かすもの>
水田・農耕地の減少:えさ場が少なくなるようです。
空き地の減少・除草剤:草が生えないと、冬場のえさとなる雑草の種もないので、空き地は草ボウボウのまま、放置してもらいたいものです。

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

自分が幸せな青い鳥 ぴーさん

オーストラリア原産のセキセイインコは、ペットとして人気があり、あーちゃん宅にもぴーさんというセキセイインコがいます。
このぴーさんを通して、鳥界と人間界の共通点をいろいろと教えてもらったので、今回はぴーさんの世界についてのお話を紹介します。

ぴーさんとの出会いは、11年前。まだ羽も生えそろっていない、はげちょびんの状態で、あーちゃん宅に飼われることになりました。
最初は、小さい普通の鳥カゴに住んでいましたが、しょっちゅう鳥カゴにしがみついて「出せ~!」と猛アピールし、出したら出したで「カゴに入りたくな~い!」と駄々をこねていました。

部屋の中には、まーさん・レオさんがいるので、さほど安全でもないため、出しっぱなしにするわけにもいかず、無理やりカゴに戻すが、再び「出せ~!」と要求し続ける日々が数カ月続きます。

「夏のボーナスが出たら、たーさんが大きな鳥カゴを飼ってくれるからね!」とぴーさんに言い聞かせ、その年の夏、約束通り、オウム用の巨大鳥カゴを購入することになりました。

「この鳥カゴは、アメリカから輸入したばかりのもので、鉛を含んでいない、いい鳥カゴですよ。何の鳥さんを飼われているのですか?」と店員さん。
「え~と、普通のインコです」とたーさん。(たーさんは、まだ鳥さんに興味がなく、セキセイインコという言葉が出てこなかったのです。)
「それは幸せなインコですね~!多くの鳥カゴには、鉛が含まれていて、それを鳥さんがガジガジかじるので、鉛中毒にかかってしまい、あまり長生きできないんですよ」と店員さん。

こんなにバカ高い鳥カゴが世の中に存在するのか?というぐらいカルチャーショックを受けたのですが、ぴーさんとの約束なので、早速、その巨大鳥カゴを持ち帰り、少しアレンジして、ぴーさんに住んでもらうことにしました。

アレンジしたもの:
オウム用の止まり木は太すぎたので外し、細い止まり木を3本設置。
鳥さん用のおもちゃを3点設置。

ぴー1


ぴーさんは、この巨大鳥カゴをすっかり気に入り、「出せ~!」の猛アピールはしなくなりました。扉を開けっ放しにしていても、「今日は、出なくていいです」という日も、たびたびあります。そして、ぴーさんは、3つのおもちゃを生きる上で必要な相手に見立てて、適度なバランスを保っている事に気づきました。

生きる上で必要な相手

1.ブランコ  やっつける相手
  (怒りながら足でけっ飛ばし、嘴で突っつく)
2.鈴と輪が付いたヒモのおもちゃ  奥さん
  (優しく話しかけ、戯れている)
3.丸い球が3つ付いたおもちゃ  恐い存在
  (決して近寄らない、水場の上のフンよけに利用)

ぴー2
恐い存在(左)と奥さん(右)


何もストレスがない状態は、生きる上でよくないようで、ぴーさんは、自らそれを作り出しました。
つまり、鳥も人も適度な刺激がないと生きていけない、という事ですね!

ぴーさんは、適当におもちゃの相手をしながら、起きているほとんどの時間を歌って踊ってルンルンルンの状態で過ごしており、今や、鳥カゴの中は、ぴーさんパラダイスと化しています。

自分が幸せな青い鳥、ぴーさんにチュ!

「見る人を幸せにする青い鳥 ルリビタキ」はこちら

<余談>
ぴーさんの格付けは、言葉を話せるかどうか?が基準になっています。

1位:あーちゃん、たーさん(言葉を話せる人間は、同格)
2位:野鳥(野鳥の声のみ興味を示す)
3位:まーさん・レオさん(話せない生き物は、格下扱い)

音に敏感なだけあって、ぴーさんは、かなりの物まね上手です。
このお話は、またの機会に。お楽しみにー。

ぴーさんの関連記事「人類の希望の星? 不老の鳥類(ぴーさん)」はこちら

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

見る人を幸せにする青い鳥 ルリビタキ

野鳥の世界 ルリビタキ

2010年1月 埼玉県 北本自然観察公園

数々の野鳥の本の表紙を飾り、カワセミと人気を二分するほどの人気の持ち主である、ルリビタキという鳥さんがいます。オスはブルー、オレンジ、白色の配色がとても美しく、森のアイドルと呼ばれています。

今回は、とても愛嬌のあるルリビタキと出会った際のお話です。

冬場は、里山付近での出会いが多い、ルリビタキですが、長時間観察させてもらえる機会はそう多くはありません。
姿を見せてくれるだけでも嬉しい鳥さんですが、可能ならば、かわいらしい姿を撮らせてもらえたら、とも思ってしまいます。

「埼玉県に北本自然観察公園という場所があるよー。鳥さんもたくさんいるらしい」とたーさんが言うので、行ってみることにしました。
北本自然観察公園は、駐車場に入れないほどの人気ぶりで、
人が多い 野鳥が恐がる 鳥さんはいない? と不安に思ったのですが、そんな心配は全くの無用でした。

この場所にいる鳥さんたちは、人を全く恐れないのです。信頼しきっているというか、人が近づいてもへっちゃらな鳥さんがとても多いことに気づきました。この人と野鳥の間柄は、野鳥一世代という短い時間で築かれたものではない、と感じました。

つまり、親から子へ、仲間から仲間へ、「この場所は安全だよ。ここにいる人間は安心だよ」と代々受け継がれてきたのでしょう。そうでないなら、こんなにも多くの鳥さんたちが、警戒心もなく、のびのびと暮らせるはずはないから、です。

ここまでの関係を作り上げるには、さぞかし多くの方達のご苦労があったことでしょう。

そして、あの森のアイドル、ルリビタキも例外ではなく、とっても人に慣れており、大勢の方が、ルリビタキにくぎ付けにされていました。
中には、こんなにもドアップで写真を撮らせてくれるルリビタキもいました。

ルリビタキ1


ルリビタキ2


数々の本の表紙を独占するのも、うなずけますね。

見る人を幸せにする青い鳥、ルリビタキにチュ!

<余談>
通常、野鳥は、親から子へ「人間は恐い存在」と、間違いなく教えています。(世界的に見ても、そうだと思います。)
冬になると「あーちゃん宅の猫の額ほどの庭」を、野鳥たちに開放するので、約40羽ほどが好き放題にのさばっていますが、それでも人間に対する警戒心は相当なものです。

あーちゃん宅に訪れる野鳥たちの反応:
まーさん・レオさん(犬)に対し  警戒しない
近所の飼い猫・ノラ猫に対し  警戒する
あーちゃんに対し  警戒する

あーちゃん(人間)は、猫と同等レベルぐらい恐いってことです・・・まーさん・レオさんにちょっとジェラシー。
いつの日か、「あーちゃんは大丈夫!」と野鳥たちがクチコミで広めてくれることを願っています。

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<ルリビタキを脅かすもの>
森林・里山の減少:冬場はオスもメスも個々に、なわばりを持つので広めの生息域が必要です。

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田園の貴公子 タゲリ

野鳥の世界 タゲリ

2009年11月 埼玉県とある市

冬にユーラシア大陸から渡ってくる、タゲリという鳥さんがいます。
頭の後ろにクリンとした羽(冠羽)があり、体はグリーンをベースとした虹色に光る羽を持っており、とても美しいです。

今回は、このタゲリに偶然出会った時のお話です。

埼玉県のとある市に、見るからに野鳥がいそう、という畑の多い地域があります。以前、その地域にあるレストランの店内から外を眺めると、たまたまキジのオス1羽とメス2羽がのんびりと茶畑と畑の間を歩いている姿を目撃し、驚いたことがありました。

今回も、またキジに出会えるかも!と思い、農道を車でノロノロ走っていると、畑のあぜ近くに黒っぽいものがゆっくりと歩いている姿が見えました。「何だろう?」と双眼鏡でのぞいてみると、おしゃれな風貌が目に飛び込んできました。タゲリです!
タゲリという鳥さんの名前を知ってはいたものの、実際に観ると本当にきれいな鳥さんでした。たーさんは、タゲリの存在を全く知らなかったので、「こんなにきれいな鳥がいるんだ~」と感激していました。
警戒心が大変強く、すぐに飛び去る、という鳥さんなので、車内からそっと写真を撮らせてもらいました。


タゲリ1


まるで貴公子のようですね。

その後、しばらく様子を見ていましたが、このタゲリは同じ場所をトコトコと歩いており、飛び立つ気配はありませんでした。

警戒心が強いはずなのに、長時間、きれいな姿を見せてくれてありがとう!チュ!

<余談>
タゲリは、通常は集団で冬を過ごすそうです。しかし、この時出会ったタゲリは1羽のみでした。後日、再度、同じ場所で出会った時も、やはり1羽だけでした。旅立ちの春までには仲間と合流できればよいですけど・・・。

タゲリ2

2009年12月 2回目に出会った時の姿。 


タゲリの関連記事:
「安全な餌場はどこ? タゲリ」はこちら
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<タゲリを脅かすもの>
繁殖地、中継地、越冬地の環境破壊:世界中で、えさ場(湿地・河原・水田)が減少しているようです。

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美声にうっとり ホントウアカヒゲ(絶滅危惧種)

野鳥の世界 ホントウアカヒゲ

2009年5月 沖縄県 本島

世界中で南西諸島にしか生息していない、ホントウアカヒゲ(天然記念物)という鳥さんがいます。生息数が少なく、絶滅が危ぶまれています。

今回は、かわいらしいホントウアカヒゲとの出会いのお話です。

ヤンバルクイナと出会った後、ホントウアカヒゲが生息するという森に、ガイドさんの案内で行ってみることにしました。

やんばるの森へ行くと、そこかしこから、美声が聴こえてきます。
ホントウアカヒゲのオスの鳴き声です。

森の中を飛ぶというよりは、地面をピョンピョンと飛び跳ねながら移動し、「ピルルルルー」と頻繁にさえずっています。心地よい響きで、うっとりと聴き惚れてしまいます。

さらにサービス精神も旺盛で、人間を恐がりもせず、すぐ目の前までやって来て、「この姿、どぉ?」とポーズをとってくれたりもします。
背中はきれいな赤褐色、オスはアゴの下には黒い模様があります。

ホントウアカヒゲ1


ホントウアカヒゲ


パッと見は、どこが顔かわかりませんね!

愛らしいホントウアカヒゲとの出会いに、チュ!

<余談>
ホントウアカヒゲという野鳥は、地面近くに生息しており、巣も下の方にあるため、捕食されやすいそうです。そのため、年に3回は繁殖する必要があり、これを維持できなければ、種として生き残れないそうです。
「外に放置されている長靴の中や、人家の下の方のちょっとした隙間などにも営巣しますよ」と、地元のガイドさんが笑いながら話されていました。

大らかなのはいいけど、天敵に対しては、もう少し警戒心を持った方がいいんじゃない?、とつくづく思いました。

アカヒゲの関連記事:
アカヒゲ(メス)の記事「たまには気晴らし アカヒゲ(絶滅危惧種)」はこちら
縄張り争い中のアカヒゲ(オス)の記事「美声は罵声 アカヒゲ(絶滅危惧種)」はこちら

<ホントウアカヒゲを脅かすもの>
森林破壊:生息地が減少するようです。
マングース、野猫:ヒナを捕食しているそうです。

テーマ : 散策・自然観察
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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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