北海道探鳥旅行記 2012年7月 第8話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 3日目の続き その2

釧路空港方面に向けて出発です。

風連湖付近 午前9時40分頃。

風連湖を通り過ぎる際、初日に見かけたタンチョウの親子と再会。

北海道42
風連湖のほとり(中央)にタンチョウの親子がいます。

タンチョウのヒナが草むらの中にしゃがみ込んでいます。

タンチョウ22
タンチョウ(親:左、ヒナ:右)

近くにオオジュリンの姿も見えます。

オオジュリン14
オオジュリン(オス)[夏羽]

オオジュリンの詳細記事「ガラッと変身! オオジュリン」はこちら

霧多布方面に向かう途中の道路脇 午前10時30分~11時20分頃。

草原性の野鳥たちが次々と姿を見せてくれます。ベニマシコ、アオジ、ノビタキ、ノゴマのオスが目立つ場所に止まり、さえずっています。

ベニマシコ19
ベニマシコ(オス)[夏羽]

アオジ14
アオジ(オス)[夏羽]

ノビタキ27
ノビタキ(オス)[夏羽]

ノゴマ5
ノゴマ(オス)

ノゴマの詳細記事「小さくても元気いっぱい ノゴマ」はこちら

他にはオオジュリン、カワラヒワ、ムクドリがいました。

道中、濃い霧の中にうっすらと見える沼がいくつもあり、まるで時間が止まっているかのような錯覚に陥りました。誰もいない風景というのは、心が落ち着きます。

北海道44
時間が止まっているかのような沼の風景

霧多布湿原付近 午前11時30分頃。

初日の一番最初に出会った親2羽、ヒナ2羽のタンチョウファミリーに再会。霧が立ち込めていますが、かろうじて姿を確認できます。

タンチョウ23
川の中央にタンチョウファミリーがいます。

ズームすると・・・タンチョウたちの元気な姿が!

タンチョウ19
タンチョウ親子

タンチョウの詳細記事「ヒナのいる風景 タンチョウ(絶滅危惧種) 第1話」はこちら

とても名残惜しいのですが、ここで時間切れです。

今回の旅では、クルーズ船での探鳥にもチャレンジし、普段はなかなか目にすることのできない貴重な海鳥たちの姿も観察することができました。そして、夏といえども、想像以上に気温の低い中、多くの野鳥たちが姿を見せてくれました。ありがとう、北海道の野鳥たち!チュ!

<余談>
今回の旅では、霧が発生しやすい場所での探鳥が多かったのですが、そのような場所だからこそ、あえて繁殖地として利用している野鳥が多くいるということが分かり、とても勉強になりました。
そして、霧の中に浮かび上がる幻想的な光景には、魅了されてしまいました。ひっそりとした場所で自然の中に身を置いてみると、本当に心が落ち着きます。
霧の中での探鳥は、新たな発見が盛りだくさんでした!

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北海道探鳥旅行記 2012年7月 第7話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 3日目の続き その1

根室半島北部での早朝探鳥時、カッコウの姿を何度かみかけました。が、霧のため、うまく撮影できず。

カッコウ1
カッコウ

道路脇で食事中のオオジシギを発見!

オオジシギ5
オオジシギ

霧の中、騒がしく鳴きながら急降下を繰り返す、ディスプレイフライトをしているオオジシギも見かけたのですが、こちらは写真を撮れず。

オオジシギの詳細記事「一人オーケストラ? オオジシギ(準絶滅危惧種)」はこちら

納沙布岬から宿泊施設へ戻る途中、沼地を発見。雨が止んだので、車を降りてチェックしてみることに。

根室半島北部の沼地 午前7時15分~7時45分頃。

霧のかかった沼は、幻想的な光景です。

北海道38
根室半島北部の沼地

ひっそりと静まり返っていますが、誰かいるでしょうか?
双眼鏡で確認してみると・・・カルガモ、マガモ、スズガモが、それぞれ数羽います。この沼は繁殖地となっており、カモたちが子育てをしているようです。

スズガモ4
スズガモ

沼の一番奥の岸にタンチョウが2羽いました!こんな所にもタンチョウがいるのですね。霧のため、モヤッとしていますが。

タンチョウ16
タンチョウ

チュウサギ(準絶滅危惧種)の姿も見えます。

チュウサギ23
チュウサギ

誰もいないように見えた沼ですが、よ~く観ると野鳥たちが生息しているし、繁殖場所としても利用しているのが分かりました。

さて、飛行機出発時間まで残りわずか!釧路空港までの道中でも、探鳥を続けます!

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<余談>
根室市では、北方領土問題を考えさせられる看板等を何度も見かけました。

北海道39
「返せ!北方領土」の看板1

北海道40
「返せ!北方領土」の看板2

北海道41
「返せ北方領土」の石碑

「返してください」ではなく「返せ」と書かれた文字からは、地元の方の心の叫びが聴こえてくるようです。

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北海道探鳥旅行記 2012年7月 第6話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 3日目

最終日は小雨のち曇り。気温は10度ぐらいで寒かったです。

4時起床、4時20分頃、早朝探鳥に出発です。
霧が出ていて雨も降っているため、納沙布岬方面に向かい、車中から探鳥することに。

北方原生花園とその周辺 午前4時30分~6時頃。

見渡す限りの草原が続いています。さて、誰がいるでしょうか?

北海道33
北方原生花園付近の風景

オオジュリンやノゴマが電線に止まり、さえずっています。

オオジュリン8
オオジュリン(オス)[夏羽]

ノゴマ7
ノゴマ(オス)

コムクドリのオスとメスが姿を見せてくれました。

コムクドリ21
コムクドリ(オス)

コムクドリ22
コムクドリ(メス)

草むらにヒバリの姿がチラホラ見えます。

ヒバリ9
ヒバリ

ところどころ、馬たちの姿も。

北海道34
食事中の馬たち

左端の白い馬の背にカラスが乗っています。何かを食べているようです。
よ~く観るとトカゲのようなものを食べています。なんでわざわざ馬の背中の上で?と思うのですが、馬は怒らないんですね。

北海道35
馬の背中に乗り、トカゲのようなものを食べるカラス

他にはノビタキ、アオジ、カワラヒワ、カッコウ、コヨシキリがいました。

納沙布岬とその周辺 午前6時10分~7時頃。

日本最東端の岬に到着です。

北海道36
望郷の岬公園

納沙布岬から海を眺めてみます。が、濃霧のため何も見えず・・・。

北海道37
岬からの風景

どんよりとした天候だとうら寂しい感じがしますが、ここでも野鳥が元気な姿を披露してくれました。

ヒバリ数羽が草地をウロウロしています。

ヒバリ10
ヒバリ

オオジュリンのオスが飛び回っています。食事中のようです。

オオジュリン9
オオジュリン(オス)[夏羽]

他にはノゴマ、カモメ類、ノビタキの姿が。

納沙布岬付近にも住宅がありました。集落のあるところには・・・スズメが棲みつきます。夏季、日本の平地で最も寒い場所ですが、さて、スズメはいるでしょうか?探してみると・・・いました!

スズメ39
スズメ

日本最東端のスズメの詳細記事「住めば都 スズメ」はこちら

納沙布岬を後にし、根室半島北部での探鳥が続きます!

北海道探鳥旅行記 2012年7月 第7話へ続く

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北海道探鳥旅行記 2012年7月 第5話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 2日目の続き その2

この後、クルーズ船から海鳥を観察すべく、乗船場を目指して出発です。

落石方面に向かう途中の農耕地 午前10時20分~10時50分頃。

真っ赤なベニマシコのオスが姿を見せてくれました。オスが4羽いて争っているようでした。

ベニマシコ18
ベニマシコ(オス)[夏羽]

アオジとコヨシキリのオスが電線に止まり、さえずっています。

アオジ13
アオジ(オス)[夏羽]

コヨシキリ7
コヨシキリ(オス)

他にはカワラヒワ、カッコウ、ノビタキ数羽がいました。

次第に雲ゆきが怪しくなり、とうとう雨が降り出しました。朝は晴れていたし、天気予報でも晴れとなっていたため、雨具は何も用意していない・・・。

落石 午後0時頃~4時頃。

港付近にウミネコがたくさん!

ウミネコ3
ウミネコ

あちらこちらでウミネコがくつろいでいます。

ウミネコ4
ウミネコ

クルーズ船からの探鳥 午後1時頃~3時30分頃。

ユルリ島、モユルリ島付近を数時間かけて船でめぐります。これらの島は海鳥たちの貴重な繁殖場所となっています。さて、どんな野鳥たちが姿を見せてくれるでしょうか?

いよいよクルーズ開始時間となりましたが、雨はひどくなる一方。船といっても小型の漁船です。屋根とかないので、濡れるのを覚悟で船に乗り込みます。

ハシボソミズナギドリの群れに遭遇。この日は数千羽いたようで、圧巻の眺めでした。カメラ、双眼鏡など、すべてビショ濡れであまり撮れませんでしたが。

ハシボソミズナギドリ2
ハシボソミズナギドリ

ハシボソミズナギドリ4
ハシボソミズナギドリ

ハシボソミズナギドリの詳細記事「長距離移動と大群で勝負 ハシボソミズナギドリ」はこちら

ウトウの姿が見えます。数百羽いたようです。

ウトウ4
ウトウ(夏羽)

ウトウの詳細記事「優しいヒゲ面 ウトウ」はこちら

ケイマフリ(絶滅危惧種)は数羽を見かけました。

ケイマフリ2
ケイマフリ(夏羽)

ケイマフリの名前はアイヌ語で「足が赤い」から付けられたそうです。かろうじてケイマフリの赤い足が見えました。

ケイマフリ3
足が赤いケイマフリ(夏羽)

そして、今回のクルーズで最も会いたかったエトピリカ(絶滅危惧種)も姿を見せてくれました。漁業用の定置網にひっかかり大量死してしまったため、日本では生息数が激減してしまいました。

エトピリカ4
エトピリカ(夏羽)

エトピリカ6
エトピリカ(夏羽)

エトピリカの詳細記事「決死の覚悟 エトピリカ(絶滅危惧種)」はこちら

エトピリカが姿を見せてくれた頃には、あーちゃんもたーさんもヨレヨレ状態でした。
あーちゃんは船酔いがひどく、吐き気のため、酔い止め薬を飲んで耐えました。ビショ濡れのたーさんは、ひたすら寒さと戦い続け、ブルブル震えていました。

クルーズの終盤、オオセグロカモメのコロニーが見えました。ちっちゃいヒナの姿が見えます。

オオセグロカモメ9
オオセグロカモメの親子(右の茶色いモワッとしたのがヒナ)

ガイドさんからお聞きしたのですが、オオセグロカモメのヒナをカラスが狙うため、オオセグロカモメはカラスがいると攻撃をするそうです。体の大きなオオセグロカモメでも、カラスには手こずるのですね。

これにて、約2時間半のクルーズ終了です。無事、生きて戻ることができましたが、たーさんが体温低下のため体調不良となり、この日の探鳥は終了です。夏といえども、海上での服装は注意が必要ですね。よい教訓となりました。
明日は、再び朝早くから探鳥を開始します!

北海道探鳥旅行記 2012年7月 第6話へ続く

<余談>
今回のクルーズ用にあーちゃんは防水の服と靴を事前に購入していたため、突然降り出した雨でも何とか大丈夫でした。たーさんにも「防水の服と靴を用意したら?」と何度か忠告していたのですが聞く耳もたず、結果、たーさんは一時的に体調を崩してしまいました。「ほれ見たことか!」と思ったのですが、たーさんは「雨が降るなんて聞いていない!」の一点張りでした。
たーさんのような頑固者は、夏の登山とかにも軽装で出かけ、天候が急変して死ぬタイプ間違いなし!です。みなさんは、こうならないよう万全の準備をして出かけましょう。

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北海道探鳥旅行記 2012年7月 第4話

野鳥の世界 北海道探鳥旅行記 2012年7月 2日目の続き その1

春国岱では、このような光景が広がっているのですが、奥の林あたりまで歩けるようなので行ってみることに。

北海道32
春国岱の風景

春国岱の歩道を進んでいくと、巣材のようなものをくわえたハクセキレイがいました。

ハクセキレイ8
ハクセキレイ(オス)

林にはエゾオオアカゲラの姿が。

オオアカゲラ9
エゾオオアカゲラ(オス)

ノビタキのオスが虫をくわえています。メスの姿も見えます。

ノビタキ25
ノビタキ(オス)[夏羽]

ノビタキ26
ノビタキ(メス))[夏羽]

オオジュリンの幼鳥とシマセンニュウも姿を見せてくれました。

オオジュリン7
オオジュリン(幼鳥)

シマセンニュウ6
シマセンニュウ

夏季の春国岱では、草原や林で多くの野鳥が子育てをしているようでした。

宿泊施設に戻る途中の海岸 午前7時10分~7時30分頃。

早朝、オジロワシ1羽をみかけた海岸を再びチェックしてみると・・・今度はオジロワシが2羽います!

オジロワシ28
オジロワシのペア

オジロワシ30
オジロワシ

そして、オジロワシの近くにタンチョウの姿も!

タンチョウ15
タンチョウ

タンチョウも2羽います!夏に特別天然記念物のタンチョウのペアと天然記念物のオジロワシのペアを同時に観察できるとは!

タンチョウ14
タンチョウのペアとオジロワシのペア

オジロワシの詳細記事「まるで彫刻? オジロワシ(絶滅危惧種)」はこちら

この後、クルーズ船からの探鳥です!が、天候に悩まされることに・・・。朝は晴れていたし、天気予報でも晴れだったのに!

北海道探鳥旅行記 2012年7月 第5話へ続く

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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