スズメと友達 ノビタキ
■野鳥の世界 ノビタキ
「七変化ファミリー ノビタキ」の続きです。
以前、「野鳥たちの人気者 スズメ」で紹介しましたが、スズメは野鳥たちの間では、かなり格上の扱いを受けています。警戒心の強いスズメは、野鳥たちにとって、安全のバロメーター的な役割を担っているようで、スズメは大歓迎!という態度をとる野鳥が多いのです。
ノビタキも例外ではなく、やはり「スズメ大好き!」の現場を目撃しましたので、今回はその紹介です。
ある秋の日の午前中、湖付近の草原を散策していると、ノビタキの姿を発見しました。渡りの時期、通常は、数羽の群れで見かけることが多いノビタキですが、この時見かけたのは、1羽だけでした。飛翔している虫をフライングキャッチしながら、あちらこちらと移動するノビタキを目で追いかけていると、だんだんとこちらへ近づいて来るではありませんか!「えっ?」と思った次の瞬間、柵の上にいたスズメたちの群れにチョコンとノビタキが紛れ込みました!
「ちょっと、ちょっと、種が違うー!」と叫びそうになりながら、ノビタキの様子を見ていると、しばらくの間、居心地よさそうに、そのままじっとしていました。スズメたちも別段、気にかける様子もなく、羽づくろいをしていました。
「このノビタキは1羽だったので、きっと淋しくなってしまい、たまたまスズメの近くに行ったのかな―」と、その時は思ったのですが、別の場所でも、ノビタキとスズメの組み合わせを目撃したので、偶然ではなかったのです!
ここからは、別の場所で見かけたノビタキ(メス:冬羽)とスズメのお話です。そこで出会ったノビタキとスズメは、まるで会話をしているような光景だったので、ここからは、会話形式で紹介します。
と、何ともまぁ、微笑ましい光景を披露してくれました。
ノビタキとスズメは、ちゃんとお互いの顔を見ているし、ノビタキが舞い上がるとスズメはちゃんと上を向いています。種は違っても会話が成り立つのですかねー。
ノビタキたちは、旅を続ける最中、あちらこちらのスズメたちと出会っていることでしょう。そして、もしも、無事に生き延びることができ、翌年に同じスズメに出会った時は、「久しぶり!」と、お互い声をかけるのでしょうか。野鳥たちの目から見ると、やはり1羽、1羽、顔が違うはずなので、以前会ったことがあるかどうかなんて、簡単に分かるのでしょうね。
では、旅の安全を祈りつつ、またお会いしましょう、ノビタキさん、チュ!
<余談>
種の異なる野鳥たちの関係性については、まだまだ分からないことだらけですが、気の合う種類というのは、あるようです。冬季に種の違う野鳥たちで群れ(混群)を作ることもありますし。そういった光景に出会うと、「どうやって会話するのかなー」、「共通語って存在するのかなー」とか、いろいろ疑問が湧いてきます。いつか、鳥語を翻訳でき、野鳥の世界の陽気な会話を理解できると、とっても面白いだろうな―と思います!
ノビタキの関連記事:
「秋の草原もお似合い ノビタキ」はこちら
「七変化ファミリー ノビタキ」はこちら
「チャーミングな夏の使者 ノビタキ」はこちら
<ノビタキを脅かすもの>
草原・農耕地・河原の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
「七変化ファミリー ノビタキ」の続きです。
以前、「野鳥たちの人気者 スズメ」で紹介しましたが、スズメは野鳥たちの間では、かなり格上の扱いを受けています。警戒心の強いスズメは、野鳥たちにとって、安全のバロメーター的な役割を担っているようで、スズメは大歓迎!という態度をとる野鳥が多いのです。
ノビタキも例外ではなく、やはり「スズメ大好き!」の現場を目撃しましたので、今回はその紹介です。
ある秋の日の午前中、湖付近の草原を散策していると、ノビタキの姿を発見しました。渡りの時期、通常は、数羽の群れで見かけることが多いノビタキですが、この時見かけたのは、1羽だけでした。飛翔している虫をフライングキャッチしながら、あちらこちらと移動するノビタキを目で追いかけていると、だんだんとこちらへ近づいて来るではありませんか!「えっ?」と思った次の瞬間、柵の上にいたスズメたちの群れにチョコンとノビタキが紛れ込みました!
「ちょっと、ちょっと、種が違うー!」と叫びそうになりながら、ノビタキの様子を見ていると、しばらくの間、居心地よさそうに、そのままじっとしていました。スズメたちも別段、気にかける様子もなく、羽づくろいをしていました。
「このノビタキは1羽だったので、きっと淋しくなってしまい、たまたまスズメの近くに行ったのかな―」と、その時は思ったのですが、別の場所でも、ノビタキとスズメの組み合わせを目撃したので、偶然ではなかったのです!
ここからは、別の場所で見かけたノビタキ(メス:冬羽)とスズメのお話です。そこで出会ったノビタキとスズメは、まるで会話をしているような光景だったので、ここからは、会話形式で紹介します。
と、何ともまぁ、微笑ましい光景を披露してくれました。
ノビタキとスズメは、ちゃんとお互いの顔を見ているし、ノビタキが舞い上がるとスズメはちゃんと上を向いています。種は違っても会話が成り立つのですかねー。
ノビタキたちは、旅を続ける最中、あちらこちらのスズメたちと出会っていることでしょう。そして、もしも、無事に生き延びることができ、翌年に同じスズメに出会った時は、「久しぶり!」と、お互い声をかけるのでしょうか。野鳥たちの目から見ると、やはり1羽、1羽、顔が違うはずなので、以前会ったことがあるかどうかなんて、簡単に分かるのでしょうね。
では、旅の安全を祈りつつ、またお会いしましょう、ノビタキさん、チュ!
<余談>
種の異なる野鳥たちの関係性については、まだまだ分からないことだらけですが、気の合う種類というのは、あるようです。冬季に種の違う野鳥たちで群れ(混群)を作ることもありますし。そういった光景に出会うと、「どうやって会話するのかなー」、「共通語って存在するのかなー」とか、いろいろ疑問が湧いてきます。いつか、鳥語を翻訳でき、野鳥の世界の陽気な会話を理解できると、とっても面白いだろうな―と思います!
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「チャーミングな夏の使者 ノビタキ」はこちら
<ノビタキを脅かすもの>
草原・農耕地・河原の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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