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ヒナの誕生 コチドリ

野鳥の世界 コチドリ

毎年、春になると、子育てのため、とある湖の護岸に姿を見せるコチドリたち。今回は、フワフワの綿毛に包まれた小さな小さなコチドリのヒナの紹介です。

ここ数年、コチドリたちの営巣の様子を観察していたのですが、彼らの繁殖の成功率は、あまり高くはないようでした。というのも、親鳥たちの姿は確認できるのですが、ヒナを見かけないのです。昨年は、コチドリが抱卵しているところまでは観察できたのですが、後日、卵自体が忽然と消えてしまっていました。連日の豪雨で流されてしまったのかもしれません。

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2019年6月 東京都 とある湖の護岸 コチドリの卵

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コチドリの親が抱卵中
この約1週間後、卵が消失

今年は、どうだろう?と思い、コチドリのヒナを探しに、湖に行ってみました。すると・・・いました!虫のように小さなヒナが歩いています!

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2020年5月 東京都 とある湖の護岸 コチドリのヒナ

上手に虫を捕まえています。

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虫をGet!

すぐ近くに、別のヒナの姿も。しゃがみこんでいます。

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ちょっと休憩中

そして、もう1羽、ヒナがいました。全部でヒナは3羽のようです。

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ヒナは3兄弟!

コチドリのヒナは、小さいながらも、スタスタと歩き回っていました。あまりにも小さいので、すぐに見失ってしまいます。
近くには、親鳥がいて、ヒナたちを見守っていました。

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ヒナを見守る親鳥

親鳥はメスだったので、お母さんです。

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コチドリの親(メス)

今年は、無事、ヒナの姿を確認することができて、ほっとしましたが、ヒナたちにとっては、これからが大変です。

自然界は厳しいですが、頑張って生き抜いてくださいね、コチドリのヒナさんたち!チュ!

<余談>
年々、コチドリたちの子育ての環境は、厳しくなりつつあるようです。暑すぎる気候は、開けた場所で抱卵するコチドリたちを容赦なく照りつけます。連日、豪雨が続くと、卵が流されたり、ヒナが命を落としてしまいます。天敵のカラスも非常に多く、ここ数年、コチドリのヒナを見かけなかったのは、これら複数の要因があるのでは?と思います。野鳥たちが生きづらい世界は、当然、人にとっても、住みやすい環境とはいえないですね。
今後も、毎年、コチドリのヒナの姿を確認できることを願うのみ!です。

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<コチドリを脅かすもの>
水田・河川・干潟の減少:生息場所がなくなります。繁殖地、越冬地の両方の環境が整っている必要があります。
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

ヒナの巣立ち シジュウカラ

野鳥の世界 シジュウカラ

春は野鳥たちの子育ての季節。あちらこちらで、続々とヒナたちの鳴き声が聴こえ始めてきました。今回は、巣立ち直後のシジュウカラのヒナを目撃しましたので、その紹介です。

雨降りの日が続く中、ほんのひととき、雨が止んだため、今がチャンス!とばかりに、外に出かけました。久しぶりのウォーキングを終え、自宅に戻る途中、シジュウカラのヒナの鳴き声に気が付きました。そこは、近所の住宅街で周辺に小さな林があります。ははぁ、あの林で育ったヒナが巣立ちしたんだ~!ということは・・・すぐ近くにいるはず!と、注意しながら、声の出どころを探してみると・・・いました!電線にヒナが止まっています!

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2020年5月 埼玉県 とある住宅街 シジュウカラのヒナ

まだ、フワフワの羽毛です。なんて、可愛いんでしょう!
あれれ、ヒナの鳴き声が、いろんな場所から聴こえてきます。さらに、探してみると・・・ここにも、ヒナが!

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住宅のレンガの上に2羽のヒナが!

ズームしてみると・・・

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胸の黒ネクタイが細!

さらに、向かいの住宅の雨どいの上にも、ヒナが!

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「ごはん、ちょうだい!」

合計4羽のヒナがいるようです。まさに、巣立ち直後の現場に、タイミングよく出くわしたようです。

親鳥は大忙しで、ヒナのもとへ、順番に餌を運んでいました。
電線に止まっているヒナに餌を与え

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親鳥と一緒にパシャ
ボケていますが・・・

レンガの上にいるヒナにも餌を与え

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幼虫を食べています

雨どいに止まっているヒナにも餌を与えていました。

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足の長い虫を食べています

まだ、ヒナは、あまり飛べませんが、それなりに動き回ります。餌探しをしている親鳥の後を追いかけるヒナも。

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「はやく、食べたいでしゅ!」

電線に止まっていたヒナは、レンガの上に降りていました。

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「ごはん、まだでしゅか?」

そこは、ヒナたちの催促の声が充満し、もう、てんやわんやの大騒ぎの現場と化していました。騒ぎを聞きつけ、天敵のカラスがやってこないか?とハラハラしました。
しばらくの間、賑やかなシジュウカラファミリーの様子を見せてもらいましたが、天敵らしき動物は現れなかったので、ほっと一安心。

ヒナたちは、親鳥から自然界で生き抜く術を短期間で学び、独り立ちするのですが、成鳥になれるのは、ほんのわずかです。頑張って、生き延びてくださいね、シジュウカラのヒナちゃんたち!チュ!

<余談>
森や林などで、シジュウカラのヒナの鳴き声が聴こえたとしても、枝や茂った葉が邪魔で、姿を見つけづらいのですが、今回のように、住宅街に家族で現れてくれると、ヒナが何羽いて、どんな餌を与えているか?などを観察できるので、とてもラッキーです。

生命力あふれる野鳥たちの子育ての様子を見せてもらうと、こちらまで元気をもらえますね!

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南方の色味の濃いシジュウカラの記事「ダークカラーが渋い! イシガキシジュウカラ」はこちら

<シジュウカラを脅かすもの>
森林・湿地の草むらの減少:採餌場所がなくなります。
営巣用の木の減少:ほどよい穴(約2.8cm)のある木が減少しており、営巣できないそうです。

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頭上に舞い降りた猛禽 オオタカ(準絶滅危惧種)

野鳥の世界 オオタカ

猛禽類の中でも、その雄姿に、つい見惚れてしまう鳥さんと言えば・・・オオタカ!今回は、頭上に舞い降りたオオタカのお話です。

風の強い、ある晴れた日の午後、畑や雑木林が点在する場所を歩いていると、遠くに猛禽類らしき野鳥がムクドリを追いかけている姿が目に入りました。そこは、よく通る場所なのですが、過去に猛禽類を見かけたことはありません。はて、誰だろう?・・・・オオタカかな?と思って眺めていると、その猛禽は、ハンティングに失敗し、こちらに向かって飛んでくるではありませんか!
そして、何と、あーちゃんの頭上にある木の枝に舞い降りました。真上すぎて、猛禽の姿がよく見えないため、ソロリソロリと移動して、探してみると・・・いました!

オオタカ16
この後ろ姿は・・・

こっちを向くかな?と少し待っていると、こちらを向きました。やはり、オオタカです!

オオタカ18
2020年4月 埼玉県 オオタカ

至近距離でオオタカに出会うのでは、久しぶりなので、「ああ~、オオタカだぁ!」と、その姿に見惚れていると、車が来たことにも気づかず、「ププッ」と、クラクションを鳴らされてしまいました。車一台がすれすれで通れるかどうかという狭い道で観察していたため、動かざるをえなかったのですが、オオタカは逃げずに、同じ場所にいてくれました。ホッ!

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逃げなかったオオタカ
ここでは、「初めまして!」ですね

強風のため、オオタカが止まっている木の枝が上下左右にユラユラと揺れまくっていましたが、オオタカが気にする様子はありませんでした。

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強風で枝が揺れても気にしない!

この時期に、この場所にオオタカがいるということは、近くで営巣しているのかも。オオタカは、頭をキョロキョロと動かしていたため、獲物を探しているようでした。

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獲物を探すオオタカ

この後、オオタカは、飛び去っていきました。

約2週間後、同じ場所で、再び、オオタカの姿を見かけました。前回同様、数羽のムクドリを追いかけていました。やはり、オオタカは、この周辺で子育てをしているようです。

思いがけず、姿を見せてくれてありがとう。この場所で、頑張って子育てをしてくださいね、オオタカさん!チュ!

<余談>
都市部にはオオタカの獲物となるカラスやドバトがいるため、都市部でのオオタカの生息数は増加傾向にあると言われていたのですが、郊外では、さほど、オオタカの姿を見かけなかったため、実際のところ、どうなのだろう?と思っていました。
今回、初めての場所で、オオタカを見かけたことにより、都市部以外でも、生息数は増えつつある?と、少し期待を持つことができました。

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「超至近距離!3m先のオオタカ(準絶滅危惧種)」はこちら
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<オオタカを脅かすもの>
里山(雑木林)の減少:生息地が少なくなっているようです。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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