君の名はボス! ヒヨドリ

野鳥の世界 ヒヨドリ

「ビョ~!ビョ~!」と大声でわめき、いつも強気なヒヨドリ。今回は、季節に関係なく、あーちゃん宅の庭にやって来る、常連のヒヨドリのお話です。

あーちゃん宅の庭には、常連のヒヨドリが3羽やって来ます。3羽の内、2羽はつがいで、残りの1羽が、今回の主人公です。

ヒヨドリ19
今回の主人公 常連のヒヨドリ

このヒヨドリは、ここ何年もの間、庭にやって来ては、長時間居座り続けます。もう、庭の主(ぬし)のような存在になっているので、性別は不明ですが、「ボス!」と呼んでいます。

晴れの日はもちろん、雨の日も、雪の日も、ボスはやって来ます。

ヒヨドリ20
晴れの日

ヒヨドリ21
雨の日

ヒヨドリ22
雪の日も、姿を現すボス

ボスは、庭で何をしているかというと、水浴びをしたり、羽づくろいをしたり、木の枝に止まって、ぼぉ~としているだけのこともあります。

ヒヨドリ23
水浴びをしたり、

ヒヨドリ24
木の枝に止まって、ぼぉ~としたり。

他の野鳥たちがやって来ても、ボスは動じません。

ヒヨドリ25
キジバトと一緒に

ヒヨドリ26
スズメたちと一緒に

ボスは、あーちゃんのことを全く怖がらず、いつも堂々としています。冬季は、常連以外のヒヨドリも庭にやって来ますが、ボスとの判別は簡単です。庭に面している窓のカーテンを開けても、逃げないのがボス!だからです。

ヒヨドリ27
カーテンを開けても逃げないボス!

庭の主として君臨してから、もう何年になるでしょう。ボスの姿を観ると、何故かほっとします。「あ~、今日も無事だったね!」と。この先、あと何年、庭にやって来てくれるか分かりませんが、頑張って生き抜いてくださいね、ボス!チュ!

<余談>
冬、食べ物が乏しくなると、ヒヨドリたちは何を食べているかというと・・・畑の白菜などを失敬して、飢えをしのいでいます。

hiyodori28.jpg
白菜を食べるヒヨドリたち

ところが、あまり悪さをしすぎると、白菜にカバーをかけられてしまいます・・・。この冬、白菜を失った強盗ヒヨドリ軍団が、わずかな食べ物を求めて、あーちゃん宅の庭に押し寄せるようになりました。
ボスを筆頭に、常連3羽 VS 強盗10羽 のバトルが連日繰り広げられていますが、強盗たちは、すぐに庭から去ってくれるため、何とか均衡が保たれているようです。
生き残りをかけたヒヨドリたちの縄張り争いは、なかなか熾烈です。

ヒヨドリの関連記事:
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「鳥界のジャイアン ヒヨドリ」はこちら

<ヒヨドリを脅かすもの>
人による捕獲:農作物を食べることがあるので、害鳥として駆除されることがあるようです。

テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

日の光を浴びて ルリビタキ

野鳥の世界 ルリビタキ

冬になると、やはり一度は、「あの青い鳥に会っておかないと!」ということで、今回は、ルリビタキのオス探しのお話です。

この冬、出会うルリビタキは、全てメスか若オスで、あのブルーが美しいオスの姿は、とんと見当たりません。
前の冬、ルリビタキのオスを頻繁に見かけた場所をいくつか散策してみたのですが、メスがでで~んと居座っているのをあちらこちらで目撃したため、残念ながら、オスたちは縄張り争いに負けてしまったようです。

そして、ある雑木林を適当にブラブラと散策していた時、ようやく、ルリビタキのオスの姿をみかけました。
しかし、その時は、遠い、枝が多い、逆光、と悪条件が重なり、写真を撮ることができませんでした。

その後も、別の場所では、ルリビタキのオスとの出会いが全くなく、そうこうしているうちに、もう2月・・・。春になると、ルリビタキは繁殖地である亜高山帯などへ移動してしまうので、低地で越冬している今の時期しか、チャンスはありません。

もう、いつかどこかでバッタリ!の偶然を待っているわけにはいかないので、唯一、ルリビタキのオスを見かけた場所に、再度、行ってみることに。

前回の出会いから、約1ヶ月経過しているのですが、まだ、ルリビタキのオスは同じ場所にいるでしょうか?
期待を込めて行ってみると・・・オスの姿はありません。
「ヒッヒッヒッ」の縄張り巡回中の鳴き声だけでもしないかな?と思い、しばらくの間、待ってみたのですが・・・現れず。また、帰りに寄ってみよう!と、いうことで、その場を後にしました。

それから約1時間後、雑木林の山道を歩いていると、何かが目の前を横切りました。少し離れた木の枝に止まっています。
確認してみると・・・ルリビタキのオス!です。ようやく、登場です!

ルリビタキ23
2015年2月 東京都 とある雑木林 ルリビタキ(オス)

この場所は、前回、ルリビタキのオスを見かけたエリアから数十メートル離れているのですが、オスの縄張り圏内のようで、運よく姿を見せてくれたようです。ただ、そこは・・・日陰。

ルリビタキ24
「えっ?日陰はダメ?」

こちらの意思が通じたのでしょうか。
ルリビタキのオスは、日当たりのよい場所に移動して、そこでポーズをとり始めました。

ルリビタキ25
「ここなら、O.K?」

「ええ、そりゃもう!」ということで、写真を撮らせてもらいました。日の光を浴びたルリビタキのオスは、それはそれは美しいです。

ルリビタキ26
左向き

やはり、ルリビタキのオスは、冬のアイドルですね~。

ルリビタキ27
右向き

最後は、背面ショット。

ルリビタキ28
背中

この冬も、姿を見せてくれてありがとう。メスに押され気味のような気がしますが、頑張って、冬の縄張りを死守してくださいね。ルリビタキのオスさん!チュ!

<余談>
冬になると、当たり前のように会えると思っていたルリビタキのオスですが、この冬は、なかなか手強かったです。
手頃な縄張りは、全てメスに乗っ取られ、「オスよ、どうした?」と、言いたくなりました。
野鳥の世界も「男はつらいよ」といった状況になっている?

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「見た目では負けないよ! ルリビタキ」はこちら
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<ルリビタキを脅かすもの>
森林・里山の減少:冬場はオスもメスも個々に、なわばりを持つので広めの生息域が必要です。

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ジャンル : 趣味・実用

チョウゲンボウ体操

野鳥の世界 チョウゲンボウ

ここ数年、冬になると、チョウゲンボウのメスが姿を現していたエリアがあるのですが、今季は、オスが頻繁に姿を現すようになりました。今回は、チョウゲンボウのオスのユニークな姿を目撃したので、その紹介です。

ある秋の日の午後、チョウゲンボウが鉄柵に止まっているのを発見。

チョウゲンボウ24
2014年10月 埼玉県とある湖付近 チョウゲンボウ(オス)

このオスは、すっかりこのエリアが気に入ったようで、その後も、何度か姿を目撃しました。「へぇ~、このオスは、ここで冬を過ごすのかなぁ~。」と思っていたのですが、ある日を境にぱったり姿を見かけなくなりました。
それから、数ヶ月経過。

ある冬の日の午前中、上空をブーメランのように滑空している猛禽類を発見。あっという間に飛び去ってしまったのですが、Uターンして戻って来るではありませんか!

そして、運動場のネット際で、猛スピードのまま、滅茶苦茶に飛翔し始めました。よ~く見ると、小さな鳥を追いかけ回しています。
「あ~、捕まる!!!」と、思ったのですが、間一髪で、その小さな鳥は、猛禽類から逃れて、地面に降り立ちました。遠くて分かりづらいのですが、大きさからすると、多分、ムクドリ。この鳥は、茫然自失状態で、同じ場所にぼぉ~と佇んでいました。「また、襲われる?」と思ったのですが、猛禽類の姿は見えません。

数分経った後、ムクドリらしき鳥は、地面から舞い上がり、運動場のネットを越えて、飛んで行きました。息呑む光景を目の当たりにし、「ふ~」と、深呼吸して落ち着きを取り戻すと、今度は、追っていた猛禽類のことが気になり始めました。

あの飛翔姿、大きさからすると、多分、チョウゲンボウ。「今回は、ハンティングに失敗したけど、きっと、あの狩場(ネット際)に戻ってくるはず!」と思い、探しに行ってみると・・・いました!

チョウゲンボウ25
2015年1月 埼玉県とある湖付近 ネットに止まっている猛禽類

ズームしてみると・・・やはり、チョウゲンボウです!
このチョウゲンボウもオスでした。数ヶ月前に見かけたオスと比較してみると、顔の模様が少し違っているので、別の鳥さんのようです。

チョウゲンボウ26
チョウゲンボウ(オス)

この後、このオスが何をしたかと言うと、ハンティングに再チャレンジ!ではなく、体操を始めました。

では、チョウゲンボウ体操始め!
尾羽を大きく広げて、両翼を上に~

チョウゲンボウ27
翼と尾羽の運動

尾羽を左右に振って~

チョウゲンボウ28
尾羽をブンブン

左の翼を下に~

チョウゲンボウ29
左の翼をう~ん

足を上げて~

チョウゲンボ30ウ
「えっと、次は・・・」

右の翼を下に~

チョウゲンボウ31
右の翼をう~ん

大きく深呼吸して~~~

チョウゲンボウ32
終わり!

約20分ほど観察していたのですが、その後も、チョウゲンボウのオスは動こうとはしませんでした。
ハンティングに失敗したとはいえ、エネルギーの消耗は激しいはずなので、次のハンティングに備えてリフレッシュしているのかも。

ネット際に獲物を追い詰める高度な飛翔シーンを見せてくれてありがとう。また、お会いしましょう、チョウゲンボウさん!チュ!

<余談>
追う者と追われる者。いざ、その現場に遭遇したら、知らず知らずのうちに、「追われる者」を応援していました。「あっ、危ない!」「捕まる!」「セ~フ!」などなどを、心の中で連発していました。
人間の心理としては、弱い者を応援したくなるのかもしれませんね。
追う者(今回はチョウゲンボウ)にしてみれば、「えっ?獲物を逃した方が可哀相でしょ?」となるのでしょうが。

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「空中停止(ホバリング)の名手 チョウゲンボウ」はこちら
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<チョウゲンボウを脅かすもの>
河川・農耕地・草原の減少:生息場所がなくなります。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、レオさん(犬)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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