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鳴き真似に戸惑う? ルリビタキ

野鳥の世界 ルリビタキ

冬のアイドルといえばルリビタキ。今回は、メスのルリビタキに遊んでもらったお話です。

ある冬の暖かい日、丘陵地にある小さな公園に行ってみると、素早く動く小さな鳥さんがいました。誰かな?と思い、再び現れるのを待っていると・・・ルリビタキです!

ルリビタキ61
2024年1月 埼玉県 とある小さな公園 ルリビタキ(メス)

ルリビタキは公園のベンチの上に止まったり、地面に降りたりを繰り返して食べ物を探しているようです。暖かいので、虫が姿を現しているのかも。

ルリビタキの縄張りに侵入すると、「カッカッ!」と、よく威嚇されるのですが、このメスは威嚇をしてきません。幸い周囲には誰もいなかったため、ルリビタキの威嚇の声を真似してみることにしました。ルリビタキが近寄って来て威嚇合戦になる場合もあるし、「な~んだ、偽物か」と、すぐさま飛び去ってしまう場合もあります。さて、このメスの反応は?

「カッカッ!」を何度か繰り返すと、「ん?」といった感じでルリビタキが興味を示してくれました。

ルリビタキ62
不思議そうな顔をするルリビタキ

ルリビタキ63
「ライバル侵入?」

そして、ルリビタキは半円を描くように、あーちゃんの周囲を移動し始めました。

ルリビタキ64
別のベンチに止まって、次に杭の上に止まり

ルリビタキ65
さらに別の杭の上に止まり

威嚇の声の出所を確認しようとしているようでした。

ルリビタキ66
「ライバルの声は・・・どこから?」

しばらくすると、「あれ?・・・ライバルじゃない!」とバレてしまったようで、ルリビタキは少し離れた所へと飛び去りました。気の強いルリビタキが多い中、一切、威嚇の声をあげなかった、とても優しいメスでした。

ルリビタキ67
穏やかな性格のメス

至近距離で姿を見せてくれてありがとう!冬が終わるまで、頑張って縄張りを守ってくださいね、心優しきルリビタキさん!チュ!

<余談>
近隣の雑木林ではナラ枯れの被害が拡大し、広域にわたって伐採が続けられています。ルリビタキの生息地が減ってしまったせいか、約2年前に3羽のルリビタキを見かけた場所には1羽もおらず、その他の場所でも、めっきり姿を見かけなくなっていました。大丈夫かな?と心配していたところ、ようやく上記の1羽を観察することができました。時間がかかるかもしれませんが、今後、ルリビタキたちには何とか戻ってきてほしい!です。

ルリビタキの関連記事:
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<ルリビタキを脅かすもの>
森林・里山の減少:冬場はオスもメスも個々に、なわばりを持つので広めの生息域が必要です。
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集団でステージに登場? コジュケイ

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本年も、懸命に生きる野鳥たちの姿を紹介できたら、と思います!
(多忙につき、あまり更新できないかもしれませんが・・・)
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野鳥の世界 コジュケイ

美しい羽色と「チョットコイ、チョットコイ」と鳴く大声の持ち主、コジュケイ。今回は、警戒心の強いコジュケイが群れで登場したので、その紹介です。

コジュケイは小さな群れで生息している場合が多いようなのですが、見かけたことがあるのは多い時で一度に4羽ほどでした。

ある日の午後、車道脇の林に隣接する草むらでウズラに似た野鳥の集団を発見。何あれ?と思い、よ~く観ると、コジュケイの群れです。一度に、こんなに多くのコジュケイを目撃したことがなかったため、あっけにとられ眺めていると、こちらの存在に気づかれてしまい、コジュケイたちは大慌てで藪の中へと逃げ込んでしまいました。

写真を撮らせてもらえず残念!と思っていると、数羽のコジュケイが再び姿を現しました。

コジュケイ22
2023年12月 埼玉県 コジュケイ

しばらくの間、観察していると、同じ場所へ次々とコジュケイが登場するではありませんか!ちょうど、枯草が盛り上がった所がステージみたいになっていて、そこを通るコジュケイをカウントしてみることにしました。さて、何羽いるのでしょう?

コジュケイ23
まず、1羽目、2羽目、3羽目が左側から現れ

コジュケイ24
次に4羽目、5羽目が登場し

コジュケイ25
2羽目(右)が残ったまま、5羽目(左)と一緒に
ステージ中央でハイポーズ!

コジュケイ26
そして、右側へと移動

コジュケイ27
6羽目が通り、これで終了?と思いきや

コジュケイ28
7羽目が現れ、こちらもステージ中央でポーズを決めました!

カウントできたのは7羽目まででしたが、10羽以上はいたようです。その後、コジュケイの群れは藪に隠れてしまい、見えなくなってしまいました。

コジュケイ29
コジュケイたちは藪の中へ

別の日、同じ場所でコジュケイたちの鳴き声が聴こえてきました。姿は見えないのですが、ガヤガヤした感じでしたので、あの集団に違いありません。この近辺に定住しているようです。

大勢の仲間と一緒に楽しそうな様子を見せてくれてありがとう!この冬、また姿を見せてくださいね、コジュケイさんたち!チュ!

<余談>
いざという時、人は身ひとつでは自身を守ることが難しい生き物だとつくづく考えさせられます。暑さや寒さに弱く、飛ぶこともできず、長時間泳ぐこともできません。それに比べ、鳥さんたちの逞しいことといったら・・・。種としての生存能力は、やはり鳥類の方が上でしょう。羨ましい限りです。

コジュケイの関連記事:
「真夏の珍事 コジュケイ」はこちら
「光の中へこんにちは! コジュケイ」はこちら
「大声選手権優勝候補 コジュケイ」はこちら

<コジュケイを脅かすもの>
里山、藪の減少:生息場所がなくなります。
狩猟:放鳥、狩猟が繰り返されているようです。何故・・・?

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ジャンル : 趣味・実用

水たまりは怖い? オナガ

野鳥の世界 オナガ

美しい落ち着いた色彩を持つオナガ。今回は、まだ、あどけなさが残るオナガの若鳥の紹介です。

秋は実りの季節。美味しい実がなる柿の木には野鳥が集まり、賑わいをみせます。
ある日の午後、付近に人家がまばらにある畑に植えられている柿の木から、野鳥たちの鳴き声が聴こえてきました。声の主はオナガです。群れの中には若鳥の姿も。

オナガ15
2023年9月 埼玉県 オナガ(若鳥)

オナガが占拠している柿の木に、ムクドリの群れがやって来ました。両者とも強い鳥さんなので、オナガ VS ムクドリの柿の実争奪戦勃発か?と思いきや、争いには発展せず。

オナガ16
ムクドリと一緒に オナガの若鳥(左)と成鳥(右)
オナガの若鳥は胡麻塩頭で尾羽が短い

他の場所では、柿の実をめぐって、オナガとムクドリが争っていたため、このように平和に食事する光景は珍しいかも。

ムクドリの群れの中にも幼鳥がいて、ソロソロとオナガに近づいてきました。そして、柿の実をついばむオナガを凝視しています。

オナガ17
オナガ(右)を凝視中のムクドリの幼鳥(左)
「あれ、食べたいなぁ~」と言いたそうなムクドリ

しばらくして、この柿の木付近の地面に、オナガが降り立っていることに気がつきました。警戒心の強いオナガが何をしているのだろう?と思い、よ~く観ると、そこには水たまりがありました。オナガの成鳥の水浴びを若鳥が観察しているようです。

オナガ18
成鳥(前)、若鳥(後ろ)

オナガ19
水浴び中の成鳥(前)を観察する若鳥(後ろ)

若鳥は見ているだけで、水たまりの中には入ろうとしません。

オナガ20
水たまりの中に入ろうとはしない若鳥(左)

と、ここで、若鳥が成鳥に向かって、叫びました。

オナガ21
若鳥(左)、成鳥(右)

この二羽は親子かどうか不明ですが、若鳥が成鳥に向かって、何かを訴えているようです。若鳥を拡大すると・・・

オナガ22
「水の中に入れないよー!」とでも言っている?

この後、水たまりには、成鳥2羽、若鳥2羽の計4羽のオナガがいました。このオナガたちは、やはり、親子かも。

オナガ23
成鳥2羽(前)、若鳥2羽(後ろ)

成鳥2羽が水浴びを終えて飛び立ち、すぐ上の電線に止まりました。

オナガ24
水浴びを終えた成鳥2羽

後には若鳥2羽が残されました。若鳥たちは、まだ、水の中に入れません。

オナガ25
後には若鳥2羽が

電線に止まった成鳥を若鳥が見上げています。

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成鳥(両親?)を見上げる若鳥(子供?)

オナガ27
水たまりは、ちょっと怖い?

結局、観察している間、オナガの若鳥は、水浴びをすることができませんでした。水に入りたいけれども入れない!という若鳥たちの葛藤が伝わってくるようでした。

なんとも、ほほ笑ましい光景を披露してくれてありがとう。両親から様々な事を学んで、逞しく生き抜いてくださいね、オナガの若さんたち!チュ!

<余談>
オナガはカラスの仲間ですが、和風な感じの美しい鳥さんなので、出会えると写真を撮らせてもらいたい!と思うのですが、カメラを向けると、大抵、すぐに逃げられてしまいます。そんなオナガが人の近くで水浴びシーンを披露してくれること自体、とても稀です。今回は、ムクドリとの良好な関係性も見せてくれて、オナガの新たな一面を発見できました。

オナガの関連記事:
「美しい姿をいつまでも オナガ」はこちら
「柿の実争奪戦 オナガ」はこちら
「天女の舞 オナガ」はこちら

<オナガを脅かすもの>
森林破壊:生息地が減少するようです。

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)、くま(犬)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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