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欧州のアイドル ヨーロッパコマドリ

欧州に行ったなら、一度は見てみたい鳥さんといえば・・・ヨーロッパコマドリ!今回は、かわいらしい姿が人気のヨーロッパコマドリのお話です。

そこは、フランスのパリ市内にあるブローニュの森。足を踏み入れると、野鳥の鳴き声が、あちらこちらから聴こえてきます。
森の中で巣箱を発見!どんな生き物が利用するのかな?

フランス13
2019年5月 フランス ブローニュの森
森の中に巣箱が

森の中に響き渡る鳴き声を頼りに声の主を探してみると・・・いました!ヨーロッパコマドリです。

ヨーロッパコマドリ1
ヨーロッパコマドリ

大きく口を開けて、さえずっています。

ヨーロッパコマドリ2

ヨーロッパコマドリの体長は約14cm、オス・メス同色で、オスだけではなくメスもさえずるそうです。
ブローニュの森では葉が生い茂っていたせいか、声はすれども姿は見えず、のヨーロッパコマドリがほとんどでした。

ヨーロッパコマドリ3
ようやく発見!

小雨が降り出し、薄暗くて見えづらいのですが、何とかパシャリ。

ヨーロッパコマドリ4
明るい所には出て来てくれない
フランスのヨーロッパコマドリ

一方、イギリスでは、ロンドン市内の公園でヨーロッパコマドリを見かけました。

イギリス1
2019年5月 イギリス ロンドン市内の公園

樹上をちょこまかと動く野鳥を発見。一瞬、地面に降りたところをパシャリ。イギリスでは、こんな公園にヨーロッパコマドリが生息しているとは驚きです。とても人懐っこく、すぐ近くで姿を見せてくれました。

ヨーロッパコマドリ5
人懐っこいイギリスのヨーロッパコマドリ

非常に短い時間での探鳥でしたが、フランスでもイギリスでも、ヨーロッパコマドリが姿を見せてくれました。ありがとう、お元気で!チュ!

<余談>
フランスではシャイで、イギリスではフレンドリーな感じのヨーロッパコマドリ。これに似た野鳥が日本にもいます。奄美大島に生息するアカヒゲ(絶滅危惧種)と沖縄本島に生息するホントウアカヒゲ(絶滅危惧種)です。前者はとても警戒心が強く、すぐに逃げるのですが、後者は全然逃げず、とても人懐っこいのです。アカヒゲもホントウアカヒゲも、見た目はとてもよく似ているのですが、何故に性質がこんなに違うの?と不思議に思ったことがあります。
ヨーロッパと日本、遠く離れていても、似た性質を持つ野鳥がいるのですね。野鳥の世界は、奥が深いです。
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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

うさぎと仲良し? ホシムクドリ

野鳥の世界 ホシムクドリ

日本では珍鳥扱い、海外では害鳥扱い・・・それは、ホシムクドリ!今回は、ホシムクドリを観察する機会があったので、その紹介です。

日本では、以前、沖縄本島で、一度だけ、ホシムクドリを見かけたことがあります。日本では、ホシムクドリを見かける頻度が少ないため、会えると嬉しい鳥さんです。

ところが、海外では、ホシムクドリは、ムクドリの仲間特有の巨大な群れを形成するため、騒音・フン害などを理由に、はなはだ迷惑な存在として扱われているようです。

超大群ではなく、少数のホシムクドリがノコノコと歩きまわる姿は、とても愛嬌があります。
フランスのサクレクール寺院近くの公園で、ホシムクドリを見かけました。

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2019年4月 フランス サクレクール寺院

サクレクール寺院からは、パリ市内が一望でき、素晴らしい眺めでした。下の写真の手前に樹木が生い茂っていますが、そこに小さな公園があります。

フランス7
パリ市内を一望!手前が公園

その公園には、カワラバトやホシムクドリが数羽いました。

ホシムクドリ2
サクレクール寺院付近の公園 ホシムクドリ(夏羽)

ホシムクドリの体長は約22cmで、オス・メス同色です。

ホシムクドリ3
ホシムクドリ(夏羽)

ホシムクドリは、木の実や昆虫などを採食します。この時は、虫を捕らえていたようです。

ホシムクドリ4
ホシムクドリ(夏羽)

日本でよく見かけるムクドリは、夏と冬とでは、羽色に大きな違いは見られませんが、ホシムクドリは、夏羽より冬羽の方が斑点が目立ちます。参考までに、ホシムクドリの冬羽の写真を載せます。

ホシムクドリ1
2018年1月 イタリア ローマ ホシムクドリ(前:冬羽)
※後ろの野鳥はクロウタドリ(オス)

サクレクール寺院付近の公園では、クロウタドリも見かけました。

クロウタドリ8
クロウタドリ(オス)

くちばしに虫をたくさんくわえたクロウタドリのメスの姿も。

クロウタドリ9
子育て中のクロウタドリ(メス)

クロウタドリは、日本では稀な旅鳥か冬鳥です。日本では、西表島で観察したことがあります。

公園内の樹々を素早く動き回る野鳥がいました。シジュウカラです。ヨーロッパのシジュウカラは腹部が黄色です!

シジュウカラ52
ヨーロッパシジュウカラ

巣穴にせっせと餌を運ぶシジュウカラを発見。この公園の野鳥たちは、子育てで大忙しのようでした。

シジュウカラ53
ヨーロッパシジュウカラも子育て中!

パリ市内にフォンダシオン ルイ・ヴィトンという美術館があり、その前に公園が広がっているのですが・・・草むらにポツポツと何かがいることに気がつきました。

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2019年5月 フォンダシオン ルイ・ヴィトン美術館前の公園

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ポツポツといるのは・・・?

よ~く観ると、ホシムクドリと

ホシムクドリ5
ホシムクドリ

ウサギ!です。

フランス10
ウサギ

この公園では、ウサギとホシムクドリとが、仲良く同居?していました。

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ウサギとホシムクドリは仲良し?

ウサギが逃げることなく、公園にいる光景って、ちょっと信じられませんでした。

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逃げないウサギ

ウサギとホシムクドリのいる、この和やかな光景は、歩き疲れた体に、しばしの癒しを与えてくれました。ありがとう!また、会えるかな?チュ!

<余談>
ムクドリやホシムクドリは、大群となるため、人からは嫌われがちですが、実は彼らは仲間同士の絆が大変強く、とても賢い野鳥なのです。以前、ムクドリのヒナを保護したことがあるのですが、ベランダにいるヒナの鳴き声を聞きつけて、(赤の他人の)ムクドリ3羽が、ヒナを心配してベランダまで様子を見に来ていました。彼らの友情に胸が熱くなったことを覚えています。
また、群れでいるムクドリ同士がケンカしている姿を一度も見かけたことがないのです。本当に仲がよいのです。スズメなどは、群れでいると、ケンカばかりしているのですが(笑)
ムクドリたちの様子を、よ~く観察してみると、彼らの良い面も見えてくるのでは?と思います。

それから、パリ市内で見かけたウサギについては、こんな歴史がありました。
過去にフランスでは、ウサギを害獣扱い&駆除対象としていたため、絶滅寸前まで追いやってしまったことがあったそうです。当然、そのウサギを獲物としていた猛禽類なども減ってしまい、生態系が大きく乱れてしまいました。
現在では、ウサギは保護されているのですが、天敵のいないパリ市内では増えすぎてしまったため、毎年、一定数を捕獲して、ウサギの少ない場所へ引っ越しさせているとのことです。
※参考:Eテレ 地球ドラマチック「ミラクルパワフル!ウサギの世界」2019年5月18日放送より

いったん崩れた自然のバランスを保つためには、人的努力が不可欠!ってことですね。あのほのぼのとしたパリ市内の公園で見かけたウサギたちからは、想像もつきませんでした。

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世界遺産に生息する野鳥 in フランス

フランスのパリは世界遺産だらけ!で多くの観光客が訪れるのですが、そんな場所にも、野鳥が生息しています。今回は、パリ市内の世界遺産(とその周辺)で見かけた野鳥たちを紹介します。

まずは、印象派の画家たちの傑作がズラリと展示されている、かの有名なオルセー美術館で見かけた野鳥は・・・。

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2019年5月 フランス パリ
セーヌ川沿いにあるオルセー美術館

オルセー美術館の入口付近には、入場開始時間になるのを待っている大勢の観光客がいます。そのすぐ近くにいたのは、マガモ!です。何とも、アンバランスな光景です。

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オルセー美術館入口付近 マガモ(左:メス、右:オス)

マガモがこんな所で何をしているのかな?と見ていると・・・一人の男性がマガモに近づいていき、何かをあげていました。よ~く観ると、マガモは、パンを食べています。マガモは、パンを待っていたのですねぇ。

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美味しそうにパンを食べるマガモ

画家クロード・モネの巨大な睡蓮の絵が展示されているオランジュリー美術館では、イエスズメたちが営巣をしていました。

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オランジュリー美術館で営巣中のイエスズメ(オス)

チュイルリー庭園で見かけたのは、モリバト。モリバトは、カワラバトより少し大きめのハトです。

モリバト1
チュイルリー庭園 モリバト

チュイルリー庭園では、ハシボソガラスの姿も見かけました。

ハシボソガラス1
チュイルリー庭園 ハシボソガラス

パリの中心部にあるシテ島にも行ってみました。今年の4月に火災に見舞われたノートルダム大聖堂が見えています。

フランス2
中央(奥)の建造物がノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂の周囲への立ち入りは禁止となっていたのですが、近くまでは行くことができました。左側にクレーンが見えています。

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ノートルダム大聖堂

美しいシテ島の景色を眺めながら歩いていると・・・

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美しいシテ島の景色

セーヌ川の水面に白い点々が見えてきました。

フランス5
水面に白い点々が

この点々は、野鳥の群れでした。

セグロカモメ3
野鳥の群れ

ズームしてみると・・・セグロカモメ(ニシヨーロッパセグロカモメ?)のようです。

セグロカモメ4
セグロカモメ(中央:成鳥、両端:若鳥)

楽しそうにしているセグロカモメたちがいる場所の近くには、あの悲劇の王妃マリー・アントワネットが投獄されていたコンシェルジュリーがあります。

セグロカモメ5
セグロカモメの群れとコンシェルジュリー

人間界のゴタゴタなど、露知らず、自由を謳歌するセグロカモメたち!

セグロカモメ6
鳥の方が気楽でいい!?

観光の合間のわずかな時間ですが、野鳥たちの姿を観察することができました。

今後も、人とうまく共存して生き抜いてくださいね、パリの鳥さんたち!チュ!

<余談>
今回の旅の目的は、ズバリ「芸術を巡る旅!」でした。パリ市内には、巨匠たちの素晴らしい絵画が山ほどあるのですが、観たいものは、ほぼ全て鑑賞してきました。あれも観たい、これも観たいと欲張っていると、1日20km以上は軽く歩いたような気がします。
それにしても、フランス語って本当に難しいですね。ツアーではなく、自力で行ってきたのですが、メルシーかボンジュールと言っておけば、何とかなりました(笑)

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プロフィール

あーちゃん

Author:あーちゃん
バードウォッチング(探鳥)を通して、自然保護(環境保護)の重要性を痛感。天然記念物(絶滅危惧種)の野鳥や個性豊かな鳥さんとの出会いを独自の目線で紹介していきます。

埼玉県在住。
家族:たーさん(旦那)、ふーちゃん(鳥)

あーちゃんは、専門家ではありません。したがって、このサイトの記載内容については、正しくない可能性がありますので、あしからず。また、写真の綺麗さを追求し、紹介するサイトではありませんので、ご注意を!

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